2017年7月23日日曜日

電気自動車は台数が売れる市場と政府の規制の厳しい所から

トヨタ、EV量産へ 「C-HR」改造、中国で19年にも
http://www.chunichi.co.jp/article/front/list/CK2017072202000067.html

 トヨタ自動車は、電気自動車(EV)の生産、販売を二〇一九年にも中国で始める方針を固めた。小型スポーツタイプ多目的車(SUV)「C-HR」をベースとする。トヨタのEV量産は初めて。環境規制の強化で各国の自動車メーカーがEV重視にかじを切る中、トヨタも世界最大市場の中国で参入する。
 車種については専用車種の開発も進めているが、投入時期を早めるため、一八年に中国で生産を始める予定のC-HRの一部をEVに改造。数万台規模の生産を目指し、当面は中国のみで販売する。SUVは世界的に人気が高まっており、一六年十二月に発売したC-HRも国内外で販売が好調。車高が高いため蓄電池などを搭載するスペースを確保しやすい利点もある。
 EV用の電池やモーターなどの基幹部品は、ハイブリッド車(HV)の技術を応用して開発する。トヨタは一六年十二月に社長直轄のEV事業企画室を新設。グループ各社からも技術者を集めてEV開発を急いでいる。
 中国はEVと燃料電池車(FCV)、家庭用電源で充電できるプラグインハイブリッド車(PHV)を「新エネルギー車」と位置付ける一方、トヨタが得意とするHVを補助金の対象から除外している。二〇年までに新エネ車の累計販売五百万台を目指しており、一八年以降は一定割合の新エネ車の生産や輸入がメーカーに義務付けられる見込み。
 トヨタは一二~一四年にSUVの「RAV4」をベースにしたEVを米国で二千五百台販売したが、モーターや蓄電池は共同開発のパートナーだった米EVメーカーのテスラから供給を受けた。た主力車種が規制を大きく超過する有害物質を排出し、検察が調べていると報じていた


 中国政府もアメリカのZEV規制をまねして、EV・PHV・FCVにクレジットを優先するようです。
 中国で売れる車は”高級車””高いSUV”と儲かる見え張り車です。
 これらの儲かる高い車を売るためには、電気自動車を一定以上売らないといけません。
 トヨタが日本より先に中国へ電気自動車を投入するのは、中国政府の施策によるものと、売れる高級車の台数が多いからでしょう。
 日本でも、同じような規制を設けると電気自動車の普及は早いとは思いますが、日本政府は日本の自動車メーカーを敵に回せないと思います。

普及拡大への分岐点を迎えた中国の新エネ車
https://www.mitsui.com/mgssi/ja/report/detail/__icsFiles/afieldfile/2017/04/10/170410i_nishino.pdf一部引用:厳しくなる燃費規制と NEV 規制
中国は現在、 2020 年までの第 4 段階の燃費規制の最中にあり、 自動車メーカーは 2015 年から 2020 年までの5 年間に企業平均燃費を 30%近く引き下げることを求められている。 特に、 技術力で劣る中国企業にとっては、 内燃機関の効率改善だけでこのように大幅な削減率を達成することは困難で、 平均燃費改善のためには相当数の新エネ車導入が不可欠であるとみられている。加えて、 2018 年からはいわゆる新エネ車 (NEV) 規制の導入が予定されている。 これは、 米国カリフォルニア州の ZEV(Zero Emission Vehicle)規制に類似したもので、生産 ・ 輸入が一定規模以上の完成車メーカーに対して、一定割合を電気自動車 (EV)、 プラグインハイブリッド車(PHEV)、 水素燃料電池車 (FCV) にすることを求めるものである。 企業は年間の販売台数に応じて取得すべきクレジットが定められ、 新エネ車の販売によってクレジットを得る。 クレジットが不足した場合は他社から購入する必要が生じる。:引用ここまで



MMC太陽熱温水器
http://item.rakuten.co.jp/mmcsolar/c/0000000110/ 
 入水温度   15℃
 温水器     56℃ 温度差41℃

 太陽光発電
 発電量23.5KW ピーク4.88KW

7月22日(土)
晴後曇
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時間帯(時) 0-6 6-12 12-18 18-24

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