2017年8月13日日曜日

環境先進国と言う見栄が環境悪化の原因

欧州はなぜ電気自動車なのか現時点で不明です
2017年8月12日 [最新情報]
http://kunisawa.net/car/car_latest-information/%E6%AC%A7%E5%B7%9E%E3%81%AF%E3%81%AA%E3%81%9C%E9%9B%BB%E6%B0%97%E8%87%AA%E5%8B%95%E8%BB%8A%E3%81%AA%E3%81%AE%E3%81%8B%E7%8F%BE%E6%99%82%E7%82%B9%E3%81%A7%E4%B8%8D%E6%98%8E%E3%81%A7%E3%81%99/
一部引用:
今日も夏休みのため専門的な話です。先日来、ドイツやフランスやイギリスが、なぜピストンエンジン車の販売禁止を打ち出したのか追いかけている。結論から書くと現時点でもよく解っていない。フィンランドに行く際、ドイツに立ち寄り、この手の情報に詳しい人から話を聞いたけれどダメ。
:引用ここまで




 京都議定書から始まった、CO2ビジネス(日本にとって詐欺みたいな内容)ですが、欧州の紳士(自分たちがルールだ)が「地球温暖化防止」と言う科学的には立証できていない事柄を前面に出して、儲かる方法を模索してきました。
 環境先進国と見栄を切って、作った欧州のCAEFが今回の排ガス問題の元凶です。
 このCAEFはCO2排出量(燃費)規制で、各自動車メーカーは販売するクルマの平均燃費が規定値を下回ると罰金を払うことになります。
 まず2021年までにCO2排出量を95g/kmに抑えなければならず、これを燃費に置き換えると24.4km/Lです。
 この燃費は欧州の測定方法によるもので、日本のJC08モードでは30km/L強ぐらいです。
 プリウスなら楽勝!日本のほとんどのハイブリッドなら問題ありません。
 ハイブリッド技術は無いのと、馬鹿でかくて重たい車ばかり作っているドイツのメーカーは、製油からタンクまでと普通のガソリン車よりは燃費が良いのでCO2だけは少ないディーゼルを推進。
 ところが、CO2は少なくても、NOXやPM2.5はガソリンに比べディーゼル用の緩い規格でも達成できなかった。
 インチキソフトで測定検査場ではなんとか規格に合わせていますが、実走行では排ガスは汚い。
 ソフトを直しても、実走行では汚い排ガスを出し続けています。
 国民の健康被害が無視できなくなったので、大慌てで政府指導によるEV政策ではないでしょうか。
 
 環境先進国の化けの皮を剥がされたくないので、米国のパリ協定離脱の牽制で「こらからは電気自動車だ!」と言っているのではないでしょうか。


 実際、2021年までにCO2排出量を95g/Kmは、ディーゼルでも無理なんですけどね。
 欧州では普通のエンジンに電池とモーターを載せた、PHVが増えています。
 このPHVは、日本のHVのようなエンジン効率のブレークスルーをしていないので、電気を使いきったら燃費の悪いただの車になってしまいます。
 なんでこれがOKなのかと言いますと、ちゃんと都合の良いようにルールを作っています。
 欧州の技術でもなんとかなるルールがECE R101 rev.3 排ガス・燃費規制基準です。

 このルールによるPHVの燃費計算。

 CO2排出量(g/Km)=(電気による走行距離 × 電気走行時のCO2排出量 + 25(Km) × ハイブリッド走行時のCO2排出量)÷ (電気による走行距離 + 25(Km))

 この式の 25(Km)は、電気を全て使って走行後、再びバッテリーが充電される間にガソリン(ハイブリッド)で走行する距離で決まった数字。
 (再充電までに燃料で走行する距離、規定により25km固定にしている)

 電気走行時のCO2排出量は0で計算されます。
 0なので計算しなくても良い部分を削って、CO2排出量(g/Km)= 25キロをハイブリッドで走ったときにでるCO2の量 ÷ (電気だけで走る距離 + 25キロ)


 ゴルフGTEの諸元表から計算してみます。
 J08モードの数字で計算、後でプリウスPHVとの比較の為です。
ハイブリッド燃料消費率(JC08モード、国土交通省審査値)(km/L) 23.8
充電電力使用時走行距離(プラグインレンジ、国土交通省審査値)(km) 53.1

ハイブリッド走行時燃費は23.8Km/LなのでCO2排出量は97g-CO2/Km
電気だけで走れる距離が53.1Km

25×97÷(53.1+25)≒ 31(g/Km)
これって、リッター70Kmになっちゃうんです(笑)。

2021年のCO2排出量を95g/Kmなんて楽勝!
 これより重い車は、電池を多めに積んで、電気走行距離を延ばすだけで排ガス規制にパスします。

 これをプリウスPHVで計算してみましょう。

ハイブリッド燃料消費率(JC08モード、国土交通省審査値)(km/L) 37.2
充電電力使用時走行距離(プラグインレンジ、国土交通省審査値)(km) 68.2
プリウスPHVのハイブリッド走行時燃費は37.2Km/LなのでCO2排出量は62g-CO2/Km。

25×62÷(68.2+25)≒ 16(g/Km)・・・少ない!
これを燃費に換算するとリッター145Km・・・

 自動車評論家が欧州のPHVはパワフルでは日本より進んでいると言うPHVは、ECE R101 rev.3 排ガス・燃費規制基準に合わせて作られているだけで、全然ハイテクではないと思います。
 見栄を張って環境先進国を名乗っていますが、自分たちの都合(金儲け)でルールを決めていると、欧州の大都市は環境悪化が進む一方でしょう。
 

MMC太陽熱温水器
http://item.rakuten.co.jp/mmcsolar/c/0000000110/ 
 入水温度   15℃
 温水器     55℃ 温度差40℃

 太陽光発電
 発電量25.7KW ピーク5.51KW

8月12日(土)
曇後晴
最高気温(℃)[前日差] 33℃[+3]最低気温(℃)[前日差] 25℃[0]
降水確率(%)   10    20       20    30
時間帯(時) 0-6 6-12 12-18 18-24

0 件のコメント:

コメントを投稿