2017年8月5日土曜日

投資家になめられたら終わるテスラCEOの強気発言

テスラCEO、車載電池開発巡りトヨタを挑発
「口では何とでも言える」

2017/8/3 10:59
http://www.nikkei.com/article/DGXLASGN03H1H_T00C17A8000000/
 【シリコンバレー=中西豊紀】米電気自動車(EV)メーカー、テスラのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)がトヨタ自動車のEV事業を挑発している。同氏は2日、トヨタが開発しているとされる高容量の新型電池について「サンプルを持ってきてくれ」との表現で商用化に否定的な見方を示した。かつて提携関係にあった2社だが互いの溝は深そうだ。
 トヨタはEVでの遅れを取り戻すため、リチウムイオン電池の倍の容量があり充電時間も数分で済む「全固体電池」を搭載したEVを開発中とされる。決算会見でこのことを問われたマスク氏は「アンドロメダ星雲への瞬間移動のように口では何とでも言える。我々か第三者の研究所で検証させてくれ」と返答。実現可能性に疑問を呈した。
 EVメーカーの大半はリチウムイオン電池を採用しており、テスラは同電池のコスト削減や性能安定化で高い知見を持つ。マスク氏は「電池の量産は何もないところから急に始まるものではない」と述べ、自社技術の優位性に自信を示した。
 トヨタは2010年にテスラと資本提携し、テスラの電池技術に基づくEV開発を進めていたが「技術に対する姿勢が違う」(幹部)などとして提携関係を解消。16年末までに保有株式をすべて売却している。
 ただテスラの勢いは衰えず、17年4~6月期決算も売上高が前年同期の2.2倍に増えるなど、EV市場では圧倒的な人気を誇る。トヨタは16年12月に豊田章男社長直轄のEV開発組織を作ったが「遅すぎる」(米系メーカー関係者)との声も業界には多い。
 テスラの場合、4~6月期で約2万5000台を生産したが、さらに先月に納車を始めたばかりの量産車「モデル3」を年末までに週5000台ペースでつくると宣言するなど危うさもはらむ。それでも結果としてEV市場をけん引し、今やトヨタを翻弄しているのは事実だろう。
 マスク氏はトヨタが究極のエコカーと自負する燃料電池車(FCV)についても「水素社会など来ない」として一笑に付している。10年のテスラとの提携発表時、「大企業のトヨタも(ベンチャー企業と組むことで)機敏に挑戦することを示せた」と話していた豊田社長。協調が終わった今、戦うための具体的な答えも必要だ。

 テスラのCEOの挑発的な発言となっていますが、リチウム固体電池は死活問題です。
 
「アンドロメダ星雲への瞬間移動のように口では何とでも言える。我々か第三者の研究所で検証させてくれ」って大げさですが、ベンチャー企業ならいざしらず、トヨタぐらいの大企業ですと量産までの技術的な裏付けが無ければ、発表しないでしょう。
 最近までリチウム全固体電池は容量の問題がありましたが、技術的には出来ていた技術で、その容量にメドがついた。

 まだ量産で数量確保がどうなるかわかりませんが、4年はあっという間でしょう。
 1991年、ソニー・エナジー・テックが世界で初めてリチウムイオン電池を商品化されてから30年で次世代電池なので、遅すぎたくらいです。

 テスラのCEOの挑発的な発言は、今でも大赤字の自動車製造なので、投資家に先が無いと判断された瞬間に、資金がショートします。
 ここはテスラとして、何が何でも弱気の姿勢は出来ません。

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