2017年12月18日月曜日

プルトニウム保有の為に国民の電気代が高くなる

原発MOX燃料5倍に高騰
1体10億円、海外製造依存で

http://www.fukuishimbun.co.jp/articles/-/272637
2017年12月16日 午後5時36分
 原発で使うウラン・プルトニウム混合酸化物(MOX)燃料の価格が、1体当たり10億円を超え、国内で導入を始めた1999年に比べ約5倍に高騰していることが16日、財務省の貿易統計などから分かった。MOX燃料は毒性の強いプルトニウムを含み加工が難しいため、製造を海外メーカーに依存した結果、価格が高騰したとみられる。
 国の核燃料サイクル政策では、原発の使用済み燃料は再処理し、取り出したプルトニウムをMOX燃料に加工して再利用する。プルトニウムの消費手段は現状ではMOX燃料だけで、同政策の維持のためには価格が高騰しても一定量、使用する必要がある。



 「国の核燃料サイクル政策」はプルトニウムを持っていたい政府(政党)の思惑が大きいですね。
 日米原子力協定(原子力の平和的利用に関する協力のための日本国政府とアメリカ合衆国政府との間の協定)で、日本が核物質を保有出来ることになっています。
 ただしプルトニウムは簡単に核兵器に転用できることから米専門家は「日本の大量プルトニウムに懸念」を抱いています。
 日米原子力協定延長は決まっている物の、日本はプルトニウムを国内に10トンくらい、海外に40トンくらい保有しているのでプルトニウムを消化する施策が無いと「プルトニウムを所持するな」となってしまいます。
 そこで「プルトニウム・ウラン混合酸化物(MOX)燃料の原発使用」となるのですが、世界的にMOXは危険な燃料と言うことで、需要が落ち込んでいます。
 普通は需要が落ちれば、値段が下がるのが世の常なんですが、値段に関係なく「政策」の為に、政府は電力会社に使えと・・・
 結果、ぼったくり値段のMOX燃料を使って、電気代が高くなり、おまけに使用済みMOX燃料の再処理も海外でやった実績があるだけで、国内では不可能。
 処理後の高濃度放射性汚染物質は安全になるまでに100万年以上かかります。
 MOX使用済み燃料をそのまま保管するにしても、100万年は保管しないといけないとなり、先のことは何も考えていないバカのすることです。
 つまり、MOX燃料を使うと言うことは、「プルトニウムを持っていたい」以外にはメリットはありません。
 もっと言うなら「プルトニウムを持っていたい」ってどれくらいのメリットがあるのか、政府は国民に説明すべきです。

MMC太陽熱温水器
http://item.rakuten.co.jp/mmcsolar/c/0000000110/ 
 入水温度   10℃
 温水器     38℃ 温度差28℃

 太陽光発電
 発電量14.8KW ピーク3.26KW

12月17日(日)
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