2018年1月24日水曜日

噴火してから「噴火警戒レベル」上げ、人間には予測できないのか

陸自隊員1人が死亡 本白根山噴火後、雪崩に巻き込まれ 12人負傷の情報も
2018.1.23 16:07
http://www.sankei.com/photo/story/news/180123/sty1801230007-n1.html
 23日午前に起きた群馬県と長野県の境にある草津白根山の本白根山(2171メートル)の噴火で、訓練中だった陸上自衛隊の男性隊員(49)の死亡が確認された。同日午後、群馬県にある陸自相馬原駐屯地が明らかにした。噴火の後に起きた雪崩に巻き込まれたとみられる。
 陸自によると、男性隊員らは相馬原駐屯地に司令部を置く第12旅団所属。麓にある草津国際スキー場で、約30人がスキー訓練をしていた。ほかに隊員5人が負傷した。スキー場によると、訓練をしていたコースは、雪崩の恐れがあるとして閉鎖されていた可能性がある。陸自が詳しい状況を調べている。
 噴火した草津白根山の麓にあるスキー場のレストハウス付近に集まった救急車=23日午後0時16分
 気象庁によると、噴火は午前9時59分ごろに発生。インターネットにアップされているスキー場の様子を写した動画では、黒煙とともに噴石のような複数の物体が落下したり、積もっていた雪が斜面を流れ落ちたりしているのが分かる。
 消防によると、スキー場ではゴンドラに噴石が当たり、ガラスが割れるなどして、スキー客ら10人がけがをした。レストハウスの一部の屋根も、噴石で突き破られているとしている。警察関係者によると、負傷者らは陸自隊員も含め12人とする情報もある。
噴石の着弾で雪崩発生か
 石崎泰男・富山大准教授(火山地質学)の話
 噴火と雪崩の因果関係は分からないが、スキー場の映像を見るとかなり噴石が降っており、噴石が雪面に着弾した衝撃により、雪が緩んで雪崩が起きた可能性がある。地震によって雪が緩んだのかもしれない。本白根山は過去にマグマを出す噴火を繰り返してきた。今回の噴火がマグマを出すものか、ガスがたまったものかは噴石を調べないと分からないが、マグマだとすると、今後、雪が解けて泥流を発生させるのが心配だ。




 最初に、お亡くなりになられた自衛隊員の方のご冥福をお祈りいたします。

 草津白根山の本白根山は、2017年6月7日には火山活動の低下により噴火警戒レベルが「レベル1(活火山であることに留意)」に引き下げられています。


火山・噴火に関する知識
噴火警戒レベルとは(警戒レベル1~警戒レベル5)
http://hp.otenki.com/2151/
から一部引用:
噴火警戒レベル1【活火山であることに留意】
火山活動
火山活動は静穏。火山活動の状態によって、火口内で火山灰の噴出等が見られる(この範囲に入った場合には生命に危険が及ぶ)。

住民等の行動
通常の生活。

登山者の対応
特になし(状況に応じて火口内への立入規制等)。

※噴火警戒レベル1は「火山活動が静穏な状態」~「やや活発化した状態の火山」のように幅があり、また、噴火予報は困難な部分もあるため、『噴火警戒レベル1は噴火の恐れがなく安全』という事ではありません。
:引用ここまで


「活火山であることに留意」は2014年9月27日の御嶽山の噴火の後「安全だという誤解につながる」と言うことで、「平常」から変更された。

 「噴火警戒レベル」ってけっこう曖昧なんですね。
 
気象庁
地震・津波と火山の監視 火山の監視
http://www.jma.go.jp/jma/kishou/intro/gyomu/index92.html
一部引用:
火山の監視
 我が国には111の活火山があります。気象庁では、気象庁本庁(東京)に設置された「火山監視・警報センター」、札幌・仙台・福岡の各管区気象台に設置された「地域火山監視・警報センター」(以下、まとめて火山監視・警報センター)において、これらの活火山の火山活動を監視しています。
 111の活火山のうち、「火山防災のために監視・観測体制の充実等が必要な火山」として火山噴火予知連絡会によって選定された50火山については、噴火の前兆を捉えて噴火警報等を適確に発表するために、地震計、傾斜計、空振計、GNSS観測装置、監視カメラ等の火山観測施設を整備し、関係機関(大学等研究機関や自治体・防災機関等)からのデータ提供も受け、火山活動を24時間体制で常時観測・監視しています(常時観測火山)。
 また、各センターの「火山機動観測班」が、その他の火山も含めて現地に出向いて計画的に調査観測を行っており、火山活動に高まりが見られた場合には、必要に応じて現象をより詳細に把握するために機動的に観測体制を強化しています。
 全国111の活火山について、これらの観測・監視の成果を用いて火山活動の評価を行い、居住地域や火口周辺に危険を及ぼすような噴火の発生や拡大が予想された場合には「警戒が必要な範囲」(この範囲に入った場合には生命に危険が及ぶ)を明示して噴火警報を発表しています。

:引用ここまで

 引用多くてすみません、しかし24時間体制で色々な機器を投入して監視しているにもかかわらず、まったく警報も警戒レベルの変更も出来なかったのは、「人間のやることは大自然に対して無力」な部分があると言うことです。
 今回はつい最近まで、レベル2だった草津白根山の本白根山です。
 お亡くなりになった方は、噴火の影響による雪崩ですが、けが人は噴石によるもの、地震と噴火は人間が予測するのは無理な自然災害なのですかね。
 日本での原発事故も、予測できなかった地震と津波によるもの、人間安全に関して、奢ってはいけないと言うことです。
 


MMC太陽熱温水器
http://item.rakuten.co.jp/mmcsolar/c/0000000110/ 
 入水温度   5℃
 温水器     30℃ 温度差25℃

 太陽光発電
 発電量13.5KW ピーク3.51KW

1月23日(火)
晴時々曇
最高気温(℃)[前日差] 11℃[+5]最低気温(℃)[前日差] 1℃[-1]
降水確率(%)  20    0     10   20
時間帯(時) 0-6 6-12 12-18 18-24
   
01/24
8:50 日本 12月貿易統計(通関ベース)
14:00 日本 11月景気一致指数(CI)・改定値 
14:00 日本 11月景気先行指数(CI)・改定値
17:00 フランス 1月サービス部門購買担当者景気指数(PMI、速報値)
17:00 フランス 1月製造業購買担当者景気指数(PMI、速報値)
17:00 南アフリカ 12月消費者物価指数(CPI)(前年同月比)
17:00 南アフリカ 12月消費者物価指数(CPI)(前月比)
17:30 ドイツ 1月製造業購買担当者景気指数(PMI、速報値)
17:30 ドイツ 1月サービス部門購買担当者景気指数(PMI、速報値)
18:00 ユーロ 1月製造業購買担当者景気指数(PMI、速報値)
18:00 ユーロ 1月サービス部門購買担当者景気指数(PMI、速報値)
18:30 イギリス 11月失業率(ILO方式)
18:30 イギリス 12月失業保険申請件数
18:30 イギリス 12月失業率
21:00 米国 MBA住宅ローン申請指数(前週比)
23:00 米国 11月住宅価格指数(前月比)
24:00 米国 12月中古住宅販売件数(年率換算件数)
24:00 米国 12月中古住宅販売件数(前月比)

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