2018年5月26日土曜日

テスラモデル3のコストが厳しそう

2018/05/24 16:30テスラ「3万5000ドル版」に発売中止説、財政地獄が深刻にhttps://forbesjapan.com/articles/detail/21234/1/1/1一部引用:テスラが「モデル3」の予約者から予約金1000ドルを受け取り始めてから2年が経つが、同社が3万5000ドル版を納品できるかは依然として不透明だ。イーロン・マスクCEOは、大衆向けEVに対する想いを長年に渡って語ってきた。しかし、3万5000ドル版のリリースは、テスラの財務状況に致命的なダメージを与えかねない。
マスクはこの数週間、カリフォルニア州フリーモントにあるテスラの工場で寝泊まりをし、組み立てラインの改善に取り組んできた。そのマスクは先週末、モデル3のハイエンド版を選ぶことのメリットについてツイートした。ハイエンド版は全輪駆動で、価格は7万8000ドルもする。テスラは、モデル3の航続距離が長いバージョンを既に発売しているが、価格はオプションを含めると5万ドルを超える。
マスクはツイートの中で次のように述べている。「生産においてはまず目標台数をクリアし、次に効率を高めて目標コストを達成しなければならない。3万5000ドル版を直ちに出荷することは、テスラにとって損失を出して死ぬことを意味する。会社を存続させ、3万5000ドル版を無事出荷するには週産5000台を達成してから3〜5カ月を待たなければならない」
テスラは、2四半期連続で過去最高の赤字を出している。同社が1台10万ドル以上する高級EVを販売するニッチメーカーから、大衆車メーカーに転換する体制が整っていなかったことが改めて浮き彫りになっている。最良のシナリオでも3万5000ドル版の納品は年末になり、最悪の場合は生産中止に追い込まれる可能性もある。:引用ここまで



 鳴り物入りでスタートした電気自動車のモデル3ですが、現時点で3万5千ドルで売るのは厳しいようです。
 3万5千ドルの車は、オプション無しの素の車ですが電池以外の部品コストが安くなっていない、たぶんトヨタ等の量産メーカーの数倍の物ばかりでしょう。
 トヨタの下請けの電気ハーネス会社を経営する友人がいますが、納入価格を聞くと信じられないほど安いです。
 孫会社までの仕入れまで口出すトヨタなので、量産効果だけでは達成できないほどの徹底ぶりです。
 そのトヨタが儲からないからと言う理由で、電気自動車を量産していないのは、電池のコストがまだ高すぎるからで、米国や中国で政治的な理由で量産を始めるのが来年です。
 テスラが大衆車で儲けを出すのには電池以外のコストをトヨタ並みにしないと無理なのですが難しいようです。
 1000万円のモデルSでも赤字なのですから、マスク氏のツイートに表れているように400万円のモデル3はさらに赤字が多いと思われます。
 生産が遅れるほど、既存の自動車メーカーの追撃が激しくなるので、累積した赤字の尻ぬぐいは、誰がするのか興味があります。

MMC太陽熱温水器
http://item.rakuten.co.jp/mmcsolar/c/0000000110/ 
 入水温度   15℃
 温水器     53℃ 温度差38℃

 太陽光発電
 発電量34.7KW ピーク4.67KW

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