2018年5月8日火曜日

しばらくは原油高で物価上昇か?

サウジ、原油政策転換 一段の相場上昇目指す
http://jp.wsj.com/articles/SB12032445690865114584804584205480444313564
2018 年 5 月 7 日 06:37 JST
一部引用:
 【ドバイ】サウジアラビアは今年、原油価格を少なくとも1バレル=80ドルに押し上げようとしている。同国は国際エネルギー相場の安定役という長年の役割を手放す見通しだ。
 サウジ高官によると、政府は経済改革に取り組んでおり、相場を上昇させることで歳入を増やす狙いだ。背後には実権を握るムハンマド・ビン・サルマン皇太子の存在がある。
 石油輸出国機構(OPEC)とロシアの協調減産が奏功し、過去1年で原油相場は50%近く上昇。ブレント原油先物は4日に1バレル=74ドルに迫った。
 サウジの外交を長年定めてきたのは、原油相場を安定させる見返りに、米国などエネルギー消費大国から安全保障面で支援を受けるという盟約だ。これをムハンマド皇太子は断ち切ろうとしている。
 米国産シェールオイルの増加や中東での軍事行動への米国の関心が薄れたこと、サウジ近代化へのムハンマド皇太子の野心的計画などが、この図式を変えた。
 サウジ政府高官は、原油価格について「サウジアラビアには上昇を止める意向は一切ない」とした上で「それこそサウジの望みだ」と話した。
 ワシントンのコンサルティング会社ラピダン・エナジー・グループによると、原油価格が1ドル上昇するたびに、サウジの歳入は約31億ドル増加する。
:引用ここまで



 しばらく原油価格は荒れそうです。
 サウジアラビアが原油価格政策を転換して、さらなる価格の上昇を目指そうとしていますが、実際にどうなるかは定かではありません。
 原油価格が上がることによって米国でのシェールオイルの採算性が上がり生産活動が再び勢いづいて、値下がりの圧力がかかるからで、一様には上がらないと思います。
 ただ、このような政策がサウジから発表されれば、先物含油価格等にお金が動いて、荒れた相場になります。
 含油が高騰すると、日本の物価にも上がるので、インフレ率が上がる。
 現政権の2%の物価上昇に追い風ですが、賃金が上がって物価が上がるのと違い、輸入物価による物価上昇はさらなる国内景気の悪化と消費マインドの低下が起きて、国民生活に良いことはなにもありません。
 これにより物価が上がった場合、鬼の首を取ったように発言する総理と日銀総裁の顔が浮かび、嫌になります・・・



MMC太陽熱温水器
http://item.rakuten.co.jp/mmcsolar/c/0000000110/ 
 入水温度   15℃
 温水器     22℃ 温度差7℃

 太陽光発電
 発電量3.3KW ピーク1.11KW

5月7日(月)
雨後曇
最高気温(℃)[前日差] 18℃[-10]最低気温(℃)[前日差] 14℃[+1]
降水確率(%)  80    90     90   80
時間帯(時) 0-6 6-12 12-18 18-24
 
05/08
  中国 4月貿易収支(米ドル)
  中国 4月貿易収支(人民元)
10:30 オーストラリア 3月小売売上高(前月比)
14:45 スイス 4月失業率
15:00 ドイツ 3月経常収支
15:00 ドイツ 3月鉱工業生産(前月比)
15:00 ドイツ 3月貿易収支
21:15 カナダ 4月住宅着工件数

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