2020年2月4日火曜日

なぜ原子力発電は熱効率が悪いのか?

再生可能エネルギーへの取組み
水力発電の概要
https://www.kepco.co.jp/energy_supply/energy/newenergy/water/shikumi/index.html
から、図借用


 原子力発電はお湯を沸かして、蒸気タービンで発電機を回し発電します。
 同じ蒸気タービンを使う最新式のLNGコンバイン発電は55%効率に比べ、原子力発電は33%しか効率がありません。
 はとえば100ワットの電気エネルギーを作る場合に、
原子力は、303ワットの熱量が必要。
 コンバインドサイクル発電は172ワットの熱量が必要になります。
原子力の方が
303 ÷ 172 = 1.75

 1.75倍もの熱エネルギーが必要な訳です。
 この熱エネルギーを環境(日本では海)へ大量に放出するわけです

 地球環境の温暖化はCO2が悪玉にされていますが、実際にCO2だけがどれほど影響があるのかははっきりと証明されてなく、もっと温暖化を加速するメタンやフロンもあるにも関わらずそちらはあまり話題になりません。
 CO2がやり玉になるのはCO2が経済活動(エネルギー消費)の計算が簡単なのと、CO2ビジネスに利用されていることも要因です。
 福島第一原発事故で日本の原発が止まって、原発が多い日本海の海洋生物分布が変わった(戻った)と言う話は、原発が海を加熱していたからです。
 なぜ原発の熱効率が悪いのか?
 調べてみると、上がられない理由が判りました。

 蒸気タービン発電で効率を上げるには
・蒸気圧力を上げる
・蒸気温度を上げる
・湿度を下げる


原子力
(沸騰水型)BWR  70気圧 約280℃ 飽和蒸気圧(100%)
(加圧水型)PWR  55気圧 約270℃ 飽和蒸気圧(100%)
に対して
火力  241気圧 566℃ 飽和蒸気圧(94%)

と、どう頑張っても火力発電の効率にかないません。
 原子力の場合、蒸気温度を上げるとメルトダウンしてしまうので、技術的に無理なようです。




MMC太陽熱温水器
http://item.rakuten.co.jp/mmcsolar/c/0000000110/ 

 入水温度    10℃
 温水器      29℃ 温度差19℃

 太陽光発電
 発電量12.8KW ピーク3.44KW

2月3日(月)

曇のち晴
最高気温(℃)[前日差] 14℃[+1]最低気温(℃)[前日差] 1℃[0]
降水確率(%)  0    0     10   10
時間帯(時) 0-6 6-12 12-18 18-24
 
02/04
6:45 ニュージーランド 12月住宅建設許可件数(前月比)
8:50 日本 1月マネタリーベース(前年同月比)
12:30 オーストラリア 豪準備銀行(中央銀行)、政策金利発
16:45 フランス 12月財政収支
18:30 イギリス 1月建設業購買担当者景気指数(PMI)
19:00 ユーロ 12月卸売物価指数(PPI)(前月比)
19:00 ユーロ 12月卸売物価指数(PPI)(前年同月比)
24:00 米国 12月製造業新規受注(前月比)

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