2025年11月23日日曜日

日本の円安阻止為替介入は限定的

為替介入「当然考えられる」 片山財務相、円安をけん制
11/21(金)
https://news.yahoo.co.jp/articles/97b159d59a72e4fc0d3b5e2377f946bde937bd80
 片山さつき財務相は21日の閣議後記者会見で、急速な円安進行について「過度な変動や無秩序な動きには、日米財務相共同声明の考え方を踏まえ、必要に応じて適切な対応を取る」と述べ、為替介入も「当然考えられる」と投機的な動きをけん制した。
片山氏は「足元の動きは非常に一方的で急激であると憂慮している」と強調した。9月の日米財務相共同声明では、介入について「過度の変動や無秩序な動きに対処するためのものに留保されるべきことで一致した」と明記されている。 

 日本政府の「口先為替介入」では、市場はあまり反応しません。

日本の外貨準備高は2025年9月に171億ドル増の1.34兆ドルも有るのですが、為替介入に使える現金はあまりない。

 外貨預け金は14兆円ほどですから、今のレートで9000億ドルほど、一回の介入で5兆円ほどでしたから、3回分しか無いのです。

2022年9月の資料


 外貨準備高のほとんどが、米国債ですから、これを売らないと円安阻止の介入が出来ません。

 アメリカのトランプ大統領は日本に対して「円安誘導の為替介入をするな」と日本政府の為替介入の真反対のこと言っていていた。

 この発言を受け、円安阻止で米国債売ったら何と言ってくるのか気にはなりますが、実際に日本の意向で世界で一番保有している日本の米国債売らせてもらえないでしょう。

 市場で円が売られるのは、日本の国力ではなく金利が安いので、円を借りて、その円でドルやユーロを買って投資(円キャリートレード)を行っているからです。

 世界的にリスクオフになれば、資金引き上げ(投資を引き上げ、円に戻して借金を返す)で円高に振れます。

 しかし、この場合、ジェットコースターのごとく動きますから、介入でのコントロールなど無理でしょう。

 160円超えれば、介入があると予測しますが、限定的でしょうね。


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 入水温度    10℃

 温水器        30℃


 太陽光発電

 発電量 13.8KW ピーク2.73KW

11月22日(土)

晴れ

最高気温(℃)[前日差]  18℃[+1]℃最低気温(℃)[前日差] れ 8℃[+3]

時間 0-6 6-12 12-18 18-24

降水        0% 0%      0%   0%


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