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2024年8月9日金曜日

アベノミクスの置き土産、円キャリー・トレードの爆弾規模が半端ない

「時期尚早すぎた」日銀の利上げが日本経済に与える負のインパクト デフレ脱却への期待感は一気に剥落、株価乱高下で新NISAブームにも冷や水
8/8(木)
https://news.yahoo.co.jp/articles/addb93a628347dfc4c7e54fc7953c74dce090a9f
一部引用:
 日本株が激しい乱高下に見舞われている。7月11日に4万2224円(終値)の史上最高値をつけた日経平均株価は8月5日の歴史的な大暴落によって約3週間で1万円以上(約25%)も下落。翌6日に過去最大の上げ幅で急反発するなど、ジェットコースターのような激しい値動きが続いている。
 この「大暴落」の要因は、米国の雇用統計が悪化したのをはじめ米国の景気後退懸念が高まったことに加え、日銀が7月の金融政策決定会合で「利上げ」に踏み切ったことが大きい。あまりの市場の混乱を受けて、日銀の内田真一・副総裁は7日の講演で「市場が不安定な状況で利上げをすることはない」と再利上げを急がない考えを示唆して事態の鎮静化を図っているような状況だ。株価乱高下の引き金について、経済ジャーナリストの須田慎一郎氏が解説する。
「雇用統計の悪化などによる米国の景気後退懸念というのは“後付け”の理由にすぎず、日本株がここまで下がった引き金となったのは日銀の利上げに間違いない。米国のFRB(連邦準備制度理事会)が9月にも利下げするという観測が高まり、それによって日米金利差の縮小が見込まれることから円高に反転。輸出関連企業の業績悪化懸念から、まるでドミノ倒しのように日本株が過剰なまでに売り込まれた。
:引用ここまで

 日本発、世界同時株安になっています。

 発端は、日銀の利上げによる円高でビビった海外の円キャリートレーダーが手仕舞いしたと見られます。

 海外投資家はアベノミクスの異次元の金融緩和でマイナス金利の円を大量に借りています。

 その金額は日本の銀行からの借入金だけで200兆円にもなっていて、日本の投資企業も含めれば300兆円もあるかと思います。

 ウオールストリートジャーナルのWhy the Yen Carry Trade Unwind Has Further to Go

https://www.wsj.com/livecoverage/stock-market-today-dow-sp500-nasdaq-live-08-05-2024/card/why-the-yen-carry-trade-unwind-has-further-to-go-SYsvxWxTvLGLCUsDTDM5


 日本政府が円安で円買い介入した金額が5兆円ほどですが、積み上がった円キャリー金額は2桁も違います。

 このお金がパニックで動くと世界の金融が大混乱するわけで、円高になるとリバレッジをかけてドル建て投資している海外投資家(ハゲタカファンド)は大損する、それこそ焼き鳥になりますから、大急ぎでドル売って円借金を返したのが原因と思います。

 次の日の戻りは、日本政府がビビって円高方向に行かない施策(金利上げない)のではと、少しずつ啄みに来たのでは・・・


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 入水温度    20℃

 温水器        44℃


 太陽光発電

 発電量 29.5KW ピーク3.85KW


8月8日(木)

晴時々曇

最高気温(℃)[前日差] 38℃[0]最低気温(℃)[前日差] 27℃[-1]

時間 0-6 6-12 12-18 18-24

降水      20% 20%    20%     20%

 

08/09

  シンガーポール 休場 

  南アフリカ 休場 

8:50 日本 7月マネーストックM2(前年同月比)  

10:30 中国 7月生産者物価指数(PPI)(前年同月比)

10:30 中国 7月消費者物価指数(CPI)(前年同月比)

15:00 ドイツ 7月消費者物価指数(CPI、改定値)(前月比)

15:00 ドイツ 7月消費者物価指数(CPI、改定値)(前年同月比)

15:00 ノルウェー 7月消費者物価指数(CPI)(前月比)

15:00 ノルウェー 7月消費者物価指数(CPI)(前年同月比)

16:00 スイス 7月スイスSECO消費者信頼感指数

16:00 トルコ 6月鉱工業生産(前月比)

21:00 ブラジル 7月IBGE消費者物価指数(IPCA)(前年同月比)

21:00 メキシコ 6月鉱工業生産(前月比)

21:30 カナダ 7月新規雇用者数

21:30 カナダ 7月失業率 

25:00 ロシア 4-6月期実質国内総生産(GDP、速報値)(前年比)

25:00 ロシア 7月消費者物価指数(CPI)(前月比)


2024年8月6日火曜日

トレーダーの円買いドル売りする言い訳

円相場1ドル=142円台後半に 円高進行止まらず 約7か月ぶりの円高水準
8/5(月)
https://news.yahoo.co.jp/articles/668c1cbfab081136b402e9df59b9c23b129fe388
円高の進行が止まりません。
5日の外国為替市場で円高がすすみ円相場は1ドル=142円台後半をつけました。
今年1月上旬以来、およそ7か月ぶりの円高水準です。
先週発表されたアメリカの雇用統計で、失業率が予想を上回ったため、市場では、アメリカの景気が減速しているとの見方が拡大。
FRB=連邦準備制度理事会が利下げのペースを早めるのではないかとの見方が広がっていて日米の金利差の縮小を見込んだ円買い・ドル売りが続いています。

【速報】日経平均株価が過去最大の大暴落4451円安の3万1458円42銭で取引終了「市場は極寒だ」
8/5(月)
https://news.yahoo.co.jp/articles/f90e0312546f82f93aa76b7635b4a93643e045d9
5日の東京証券取引所・日経平均株価は取引開始直後からほぼ全面安の展開となり、終値は先週末の終値に比べ4451円28銭安い3万1458円42銭と、これまでに最も大きかった終値ベースの下落幅である、世界的に株価が大暴落したいわゆる「ブラックマンデー」の翌日に当たる1987年10月20日に記録した3836円48銭安を上回り、過去最大の下落となった。
株安の背景には先週から続く急激な株安の背景にはアメリカの景気落ち込みへの警戒感から先週末のアメリカ市場の株価が大幅下落したことがあげられる。
また円相場が、アメリカでの利下げ観測が強まった影響で7カ月ぶりに1ドル=142円台の水準をつけていて、この円高進行も株価の重荷となっている。
市場関係者からは、「売りが売りを呼んでる。市場は極寒だ」といった困惑の声や、「アメリカの景気先行き不安からのハイテク株下げと円高進行のトリプルパンチ。それに加えて午後に一段と円高が進行し、これが4つ目の要因でパニック的な売りだ」などといった指摘が相次いだ。


 アメリカの景気が下がる方向になってきたので、世界中のトレーダーが手仕舞い中のようです。

 トレーダーは金利が安い円を借りて、ドルを買って投資しています。

 金利が上がると借りている方は利払いも増えるので早めに返したい。

 ついでに金利の安い円で投資してきた日本株も手仕舞いです。

 色々重なって、トレーダーの言い訳が出来たのですから、ここで動かないと優秀なトレーダーは上司からの評価が下がる。

 なにもせず更に損を増やすと言い訳が出来ない、これで儲けがでなくても「だって円高でみんな手仕舞いしているんだもの」と言える。

 日本の場合、物価高が問題になっていて円高になる事を望んでいる人も多いと思いますが、実際に円高が進んで元のレートになっても一度上がった商品の値段が元の価格に戻ることは有りません。

 電気代、ガソリン代なんかは円安で変動するのは連動するように法律が出来ているだけ、円高になっても補助金がなくなるのでほんの少ししか値下げされない。

 企業も円高理由で、賃金(冬のボーナス)を下げる口実ができる。

 国民はさらに貧乏になります。


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 太陽光発電

 発電量 28.5KW ピーク4.16KW


8月5日(月)

曇時々晴

最高気温(℃)[前日差]  39℃[+1]最低気温(℃)[前日差] 29℃[+1]

時間 0-6 6-12 12-18 18-24

降水      20% 30%    30%     20%

 

08/06

8:01 イギリス 7月英小売連合(BRC)小売売上高調査(前年同月比)

8:30 日本 6月全世帯家計調査・消費支出(前年同月比)

8:30 日本 6月毎月勤労統計調査-現金給与総額(前年同月比)

13:30 オーストラリア 豪準備銀行(中央銀行)、政策金利発表 

14:45 スイス 7月失業率 

15:00 ドイツ 6月製造業新規受注(前月比)

15:00 ドイツ 6月製造業新規受注(前年同月比)

17:30 イギリス 7月建設業購買担当者景気指数(PMI)

18:00 ユーロ 6月小売売上高(前月比)

18:00 ユーロ 6月小売売上高(前年同月比)

21:30 カナダ 6月貿易収支 

21:30 米国 6月貿易収支

27:00 ブラジル 7月貿易収支


2024年7月13日土曜日

日本政府、米の物価指数低迷発表に合わせて便乗介入か?

円一時157円台、不意打ち介入観測 米利下げ期待便乗か
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN11EJV0R10C24A7000000/
【ニューヨーク=斉藤雄太】11日のニューヨーク外国為替市場で対ドルの円相場が急騰し、一時1ドル=157円台半ばと3週間ぶりの高値を付けた。短時間で4円の円高が進んだ。同日発表の米物価指標が下振れして米利下げ期待が強まったことに加え、市場では日本政府・日銀の為替介入観測も浮上。米経済が転機を迎え、ドル高圧力が弱まったタイミングで日本側が「不意打ち」の円安修正に動いた可能性がある。
CPI後に4円の円高・・・


 昨日の夜にドル円が4円ほど下落(円高)しました。

 米物価指数CPI上昇率が予想以上に鈍化したことをきっかけとした米長期債利回り低下とドル安によりドルが売られた。

 発表前の161.60円近辺から22時台安値157.42円へ急落した。

 米CPI発表がきっかけだったものの急落規模が4月29日の市場介入時に近い勢いだったために今年三度目の市場介入だったのではないかとの思惑や疑問が発生。

 神田財務官はコメントせずとし、売り一巡感から158円台へ早々に戻すと12日早朝には159円台を回復ています。

 他国通貨とドルの変動は少なく、円だけが大きく上昇しましたので、個人的には日本政府の便乗介入と見ます。。

 日本景気の低迷と利上げサイクルに入ってもまだ長期債利回りが1%程度ですし、日本の経常黒字もキャッシュフローを見れば、日本国内には黒字のお金は戻ってきていない(海外での再投資や研究費に回っている)のですから、円高になる要因より円安になっていく方向は止まらない。

 協調介入しないと効果はなく、朝には2円ほど円安に戻りました。


MMC太陽熱温水器

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 発電量 9.5KW ピーク2.16KW


7月12日(金)

雨のち晴

最高気温(℃)[前日差]  27℃[-1]最低気温(℃)[前日差] 23℃[-1]

時間 0-6 6-12 12-18 18-24

降水     70% 70%   50%   20%


2024年6月29日土曜日

今週月曜から言っている、鈴木財務相の口先だけ介入

鈴木財務大臣「必要に応じて必要な対応をとる」市場の動きをけん制 37年半ぶりの記録的な円安水準
6/27(木) 10:55配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/7a9012b9b3e5234549af2f1799334cb248891915
37年半ぶりの記録的な円安水準となっていることについて、鈴木財務大臣は「必要に応じて必要な対応をとる」と述べ、市場の動きをけん制しました。
鈴木俊一 財務大臣
「高い緊張感を持ってこの動きの背景も分析をしてですね、必要に応じて必要な対応をとってまいります」
鈴木大臣はこのように述べ、改めて市場をけん制した上で「特に経済に対する影響については強く懸念している」と話しました。
外国為替市場ではきょうも1ドル=160円台半ばと、37年半ぶりとなる歴史的な円安水準が続いています。



  書いている途中で、ドル円161円超えました。

 金融資産を運用する人が普通に考えて、金利がつかない円を金利が高い外貨で運用するのはあたりまえです。

 ただ、金利が高い=インフレ方向なので単純に投資した場合投資先の通貨の価値が下がるリスクもあります。

 アベノミクスで異次元の 金融緩和を行い、日銀が国債を500兆円も買い取ったため通貨の価値は下がるのですが、これほどの円を大量に印刷すれば通貨は、普通に考えてみれば大暴落します。

 政府が国債を大量に発行して、最初に買った銀行が日銀に売った日本円、その大量に印刷(データー上)されたお金が日銀の当座預金に置いてあるだけ、これをブタ積みと言います。

 国債で日本円を調達した政府は、そのお金を使って公共投資や福祉に回しているはずですが、実際のところどこに使ったのかと思えるくらい景気が悪い。

 底が抜けたバケツのように、お金がどこかに流出?しているのですかね、海外投資家にバンバン渡っている?

 金融緩和でお金が市中に回るはずが、銀行が国債を売ったお金は世の中に出回らず暴落が免れている?

 国民の預金が市中銀行の信用創造で何倍にも膨れ上がって使わない幻のお金が、通貨崩壊の防波堤になっている。

 日本国民は金融教育(投資などの知識)されていないので、円神話を信仰しているご老人が預金の7割も持っていて、日本国内では通貨危機(自国の通貨を信用できなくて外貨に替える)が起きない。

 今の円安は、外資や企業による円売りです。

 投資の話をする場合、お年寄りは殆どの方が「原本保証なら投資する」って言います。

 その人達は、銀行に預けている日本円やタンス預金の日本円が通貨の価値として目減りしている(損を出している)ことは、物価が大幅に上がっていない日本国内を見て、知らない(政府は知らせていない)ようになっています。

 日銀のお仕事は通貨の安定(物価の番人)なのですが、これまでやってきたデフレ脱却のスローガンを否定したくないので、物価が上昇している方が好ましいということにしたいのではないか。

 本来は、物価の安定を目指す中央銀行であれば、所得が増えても物価が安定している国を目指すのが本来と思います。

 物価が上がって→給料が上がって→物価が上がる→

 これ間違っていますね、物価が上がらず給料が上がるが本来の姿ではないでしょうか。

 何書いているのかわからなくなってきましたので、Google Geminiに書いてもらいました。


Google Geminiに聞いてみた。

円安が止まらない理由と日本政府の為替介入は合理性があるのか。


円安が止まらない理由

1. 日米金利差拡大:


主要因: 2022年3月から米国が金融引き締め、日本が緩和継続。金利差拡大が円売ドル買を誘導。

背景: 米国のインフレ懸念、日本経済の低迷。


2. 経済構造の違い:


日本の貿易収支赤字: 輸出減少、輸入増加。エネルギー価格上昇の影響も大きい。

日本の経常収支赤字: 海外への金利支払いなどによる赤字。


3. 市場心理:


円安観の定着: 投資家心理が円安方向に傾き、円売ドル買を加速。

投機的な動き: 金利差拡大に加え、投機的な資金流入も円安を押し上げる。


4. 日本の財政状況:


財政赤字の大きさが持続的な円売り圧力に: 巨額の国債発行による市場への資金供給が円安を招く。

将来的な財政不安懸念: 財政再建への道筋が見えないことが、円売り材料となる。



日本政府の為替介入の合理性

円安抑制効果:


短期的には一定の効果: 2022年9-10月に実施された介入は円高方向へ振れた。

市場心理の変化: 政府の介入姿勢が円買い圧力を高める可能性。

限界と副作用:


持続的な効果は困難: 金利差や経済構造の違いなどの根本的な要因が解決されない限り、効果は限定的。

介入コストの増加: 大量の資金が必要となり、財政負担が懸念される。

市場機能の阻害: 本来の市場メカニズムが阻害され、経済全体の効率性が低下する可能性。

金融緩和政策との矛盾: 円安抑制と金融緩和は相反するため、政策運営が複雑化する。

総合的に判断すると、


短期的には一定の効果 はあるものの、持続的な解決策とは ならない。

根本的な解決には、 日米金利差の縮小、経常収支の改善、財政再建などが必要** である。

為替介入は、 慎重かつ限定的に** 行うべき** である。

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 温水器        30℃


 太陽光発電

 発電量 9.5KW ピーク3.62KW


6月28日(金)

最高気温(℃)[前日差]  26℃[-4]]最低気温(℃)[前日差]  20℃[-1]

時間 0-6 6-12 12-18 18-24

降水    50%    80%   90%    40%


2024年6月18日火曜日

利上げが出来ない日銀は他力本願(米ドル金下げげ待ち)

植田日銀が「利上げ」めぐり板挟み腰砕け…余計なサプライズで円安加速
公開日:2024/06/16
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/money/341670
一部引用:
 円安物価高に歯止めがかかることはない。覚悟を決めなければならない展開だ。日銀は14日の金融政策決定会合で、市場の予想通り利上げを見送り。その上、アドバルーンを揚げていた国債の購入減額に関する具体策決定を来月の会合まで先延ばしした。思わぬサプライズに投機筋が円売りに走り、東京外為市場の円相場は一時1ドル=158円台に下落。円安圧力は強まる一方だ。
「3月にマイナス金利政策を解除した植田総裁は金融正常化に前向きでしたが、5月上旬に官邸に呼び出されて一転。岸田総理から円安是正を求められたものの、利上げには難色を示され、頭を抱えているようです」(日銀関係者)
 となれば、長期金利上昇へと誘導し、日米金利差を縮小するほかないが、財務省は国債費の負担増に直結するため反対の立場。板挟みになった植田日銀はみるみる腰砕けになったというのが、コトの顛末らしい。
:引用ここまで


銀 円安のジレンマで金融政策は【Bizスクエア】| TBS NEWS DIG

https://www.youtube.com/watch?v=ewmbTQ9G0PY

から、キャプチャ:

どこまで増やしても大丈夫か?
壮大なチキンレースです。

 アベノミクスで前日銀総裁黒田氏が日本政府発行の長期国債を金融の常識を無視して買いはじめ大量に保有した結果、金利による円のコントロールを失ったのが原因です。

 物価の(円の価値)番人である、国の銀行(日銀)が政府の予算をファイナンシャルしているのですが、今のところ円の暴落やハイパーインフレは起こっていない。

 壮大な金融実験は今のところ成功しているとも言えます。

 このことが日本政府の放漫予算を招き、政府の肥大化によるお金のバラマキ(ピンハネ社会)となっています。

 財務省にとって日本政府破綻は組織(自分たちの)権力と権益の崩壊に繋がりますので、国民の生活は2の次3の次で増税しか考えていない。

 日本円の壮大な金融実験で、日本円の金利を上げると経済活動の後退だけでなく、利払いによるプライマリーバランスの悪化、日本国債を保有している金融機関の含み損が加速度的に増え、金融機関も破綻します。

 短期金利も日銀の当座預金残高が現時点で約550兆円あるので、0.25%の引き上げで約1.3兆円、0.5%で約2.6兆円、1.0%で約5.2兆円も損出が出る。


 日銀は自分で金利を上げることのリスクを十分認識しているので、FRBの金利下げ待ちしかありません。

 まあ、日本の金融史に名を残したいのならやるのでしょうけど、「日本をぶっ潰した悪名高き・・・・」は嫌でしょうね。



MMC太陽熱温水器

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 太陽光発電

 発電量 16.3KW ピーク3.87KW


6月17日(月)

晴のち雨

最高気温(℃)[前日差] 30℃[-2] 最低気温(℃)[前日差] 21℃[0]

時間 0-6 6-12 12-18 18-24

降水      0%     0%    0%      60%


 

06/18

  トルコ 休場 

13:30 オーストラリア 豪準備銀行(中央銀行)、政策金利発表 

18:00 ドイツ 6月ZEW景況感調査(期待指数)

18:00 ユーロ 6月ZEW景況感調査

18:00 ユーロ 5月消費者物価指数(HICP、改定値)(前年同月比)

18:00 ユーロ 5月消費者物価指数(HICPコア指数、改定値)(前年同月比)

21:30 米国 5月小売売上高(前月比)

21:30 米国 5月小売売上高(除自動車)(前月比)

22:15 米国 5月鉱工業生産(前月比)

22:15 米国 5月設備稼働率

23:00 米国 4月企業在庫(前月比) 

29:00 米国 4月対米証券投資(短期債除く)

29:00 米国 4月対米証券投資 


2024年4月30日火曜日

為替の仕掛けは日本の連休に

祝日の朝に「円安ブーストモード」一時1ドル160円に「起きたらなんかお金増えてた」「もうアホの領域」「海外旅行したいよ~」と嘆く声も
4/29(月) 11:1
https://news.yahoo.co.jp/articles/9671500fd31f44248f0dfe978a88b40d9e64930a
 「昭和の日」で祝日となった29日朝、外国為替市場で円安が進行、午前10時すぎに一時1ドル160円を突破、1990年以来34年ぶりの水準となった。ネット上では「1ドル160円」がトレンドワードとなり、「円安ブーストモード」「原油を筆頭にいろんなものが値上がりしそうで怖い」などと心配する声も相次いだ。
 ネット上では、投資家から「ドル資産増えまくりいいのこれ?」「起きたらなんかお金増えてた」との声が上がる一方、「もうアホの領域」「ペース早すぎる。このままだと180円とかいっちゃう。もう終わりだよこの国」「止まらない円安…政府による為替介入はあるのか。え~ん、海外旅行したいよ~」などと嘆く声も。
 また、大型連休を利用し1日からフランスなどの外遊を予定している岸田文雄首相には「岸田さんは呑気に外遊ですか」「緊急事態だぞ。ガン無視か? 国民に説明が必要だろ?」などの声もあがった。


 いつものことですが、窓開けの恐怖です。

 窓開けは先週末に世界の為替市場が閉まって、休み明けに市場スタートのことですが日本円に仕掛けるタイミングは、日本の省庁がお休みの月曜祭日によく行われます。

 欧州などキリストの祝日と被らない日本固有の祝日やお盆休みですね。

 先週末の日銀総裁が金融緩和継続と発表したので、一番やりやすかったのでしょうね。

 その一日前には、マスコミのリーク記事で日銀の利上げリーク記事が出ていましたが、発表のタイミングで日本政府からの圧力が有ったのではないかと推測。

 政府は物価高の原因である円安は問題とは思いながらも、金融業や不動産への影響が大きい短期金利や、政府予算の影響が大きい日本国債の金利を上げられないと判断しての圧力か?

 午後2時半に一気に5円ほど円高になりました、これはどう見ても日本政府の為替介入ですね。

 買い場です!

 金利差は全然変わらないので、1万ドルあたり250円以上のスワップ金利が継続です。

 単独介入では、円安(円だけ負けている)圧力の方向は変わらないでしょう。

 


MMC太陽熱温水器

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 入水温度    

 温水器        温度計故障


 太陽光発電

 発電量 16.5KW ピーク3.35KW


4月29日(月)

曇時々雨

最高気温(℃)[前日差] 24℃[-4]最低気温(℃)[前日差]  17℃[+2]

時間 0-6 6-12 12-18 18-24

降水    10%    20%   30%    60%

 

04/30

米国 米連邦公開市場委員会(FOMC)1日目 

8:30 日本 3月失業率 

8:30 日本 3月有効求人倍率 

8:50 日本 3月鉱工業生産・速報値(前月比)

8:50 日本 3月鉱工業生産・速報値(前年同月比)

8:50 日本 3月小売業販売額(前年同月比)

8:50 日本 3月百貨店・スーパー販売額(既存店)(前年同月比)

10:00 ニュージーランド 4月ANZ企業信頼感 

10:30 オーストラリア 3月小売売上高(前月比)

10:30 中国 4月製造業購買担当者景気指数(PMI)

10:45 中国 4月Caixin製造業購買担当者景気指数(PMI)

14:00 日本 3月新設住宅着工戸数(前年同月比)

14:30 フランス 3月消費支出(前月比)  

14:30 フランス 1-3月期国内総生産(GDP、速報値)(前期比)

15:00 ドイツ 3月輸入物価指数(前月比)

15:00 ドイツ 3月輸入物価指数(前年同月比)

15:00 ドイツ 3月小売売上高(前月比)

15:00 ドイツ 3月小売売上高(前年同月比)

15:45 フランス 4月消費者物価指数(CPI、速報値)(前月比)

15:45 フランス 4月消費者物価指数(CPI、速報値)(前年同月比)

15:45 フランス 3月卸売物価指数(PPI)(前月比)  

16:00 スイス 4月KOF景気先行指数 

16:00 トルコ 3月貿易収支

16:55 ドイツ 4月失業者数(前月比)

16:55 ドイツ 4月失業率 

17:00 ドイツ 1-3月期国内総生産(GDP、速報値)(前期比)

17:00 ドイツ 1-3月期国内総生産(GDP、速報値)(前年同期比)

17:00 ドイツ 1-3月期国内総生産(GDP、速報値、季調前)(前年同期比)

17:30 イギリス 3月消費者信用残高 

17:30 イギリス 3月マネーサプライM4(前月比)

17:30 イギリス 3月マネーサプライM4(前年同月比)  

18:00 ユーロ 4月消費者物価指数(HICP、速報値)(前年同月比)

18:00 ユーロ 4月消費者物価指数(HICPコア指数、速報値)(前年同月比)

18:00 ユーロ 1-3月期四半期域内総生産(GDP、速報値)(前期比)

8:00 ユーロ 1-3月期四半期域内総生産(GDP、速報値)(前年同期比)

19:00 日本 外国為替平衡操作の実施状況(介入実績)

21:00 南アフリカ 3月貿易収支

21:00 メキシコ 1-3月期四半期国内総生産(GDP、速報値)(前期比)

21:00 メキシコ 1-3月期四半期国内総生産(GDP、速報値)(前年同期比)

21:30 カナダ 2月月次国内総生産(GDP)(前月比)

21:30 カナダ 2月月次国内総生産(GDP)(前年同月比)

21:30 米国 1-3月期四半期雇用コスト指数(前期比)

22:00 米国 2月住宅価格指数(前月比)

22:00 米国 2月ケース・シラー米住宅価格指数(前年同月比)

22:45 米国 4月シカゴ購買部協会景気指数 

23:00 米国 4月消費者信頼感指数(コンファレンス・ボード) 


2024年4月27日土曜日

円の価値はどんどん下がる

ハト派的日銀、さらなる円安への道開くとアナリスト-160円の可能性
4/26(金) 14:25
https://news.yahoo.co.jp/articles/a030ede3da6caadb65f8d39017e89d2b68edb234
(ブルームバーグ): 日本銀行が26日の金融政策決定会合でほぼ現状の政策内容を据え置いたことについて、市場関係者はハト派的な動きと見ており、さらなる円安につながる可能性が高いとアナリストやストラテジストらは指摘した。
一部のストラテジストは1ドル=160円まで円安が進む可能性があると予測。他のストラテジストは信用スプレッドが拡大する可能性を指摘している。日本の通貨当局による為替介入の可能性が高まったとの見方も多い。日銀の植田和男総裁は午後3時30分から記者会見する。


 2013年のブログに引用した記事です。(新聞の元記事は削除済)

円安、1ドル=100円水準続くと… 電気料金 家計を圧迫

2013年5月11日 07時04分

http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2013051190070423.html

 一ドル=一〇〇円の為替水準が定着すると、電力十社の一般的な家庭の電気料金が、政権交代後の円安の影響を受けていない二月分の料金に比べ、平均で約四 百三十円値上がりすることが本紙の試算で分かった。値上がり幅が最も大きい東京電力では七百十九円と一割近くの上昇。中部電力は五百三十一円上がる。円安 で発電に必要な燃料の輸入価格が上がり料金に反映されるためで、安倍政権が主導する円安の副作用が家計を苦しめる可能性がある。 (桐山純平)


 10年一昔、このとき1US$が100円になったことで、「円安による光熱費高」って記事になるくらいでした。

 今は160円突破も!なんて最高だった75円時代から円はUS$に対して2倍以上下がりました。

 物価はこのときから2倍になっていないので、問題と言っているほど影響が無い?

 日本政府が異次元の金融緩和で日本国債を大量発行、日銀が間接的に買い取ることで、日本政府の借金が1200兆円を超え、日銀の国債残高が600兆円超えと、経済学?に挑戦する壮大な実験になっています。

 どこまで日本円を刷れば(データ上の日本円発行額)破綻するのか誰にも判りません。

 未曾有とはこのことを指すぐらいな気がします。

 世界で見るとトルコの通貨が2013年に1トルコリラ97円で、現時点で4.7円と20分の一ですが、経済発展しています。

 なんと、トルコリラの金利50%なんですけど、破綻していない。

 日本も金利上げて大丈夫?かな、日本の場合は金利が2%ほど上がると国債の金利だけで税収の半分が吹っ飛ぶ。

 不動産事業関係も吹っ飛びますね。

 貿易赤字は垂れ流し、経常収支は黒字ですが民間会社が海外で稼いだお金は海外で再投資されるので日本に帰ってこいない。

 この円安は日本のファンダメンタルを反映している気がします。



MMC太陽熱温水器

https://mmc-solar.com/ 


 入水温度

温水器        温度計故障


 太陽光発電

 発電量 21.5KW ピーク3.95KW


4月26日(金)

晴のち曇

最高気温(℃)[前日差] 25℃[+1]最低気温(℃)[前日差] 13℃[-2]

時間 0-6 6-12 12-18 18-24

降水      0%     0%    0%      0%


2024年3月28日木曜日

円安は投機のせいでもないし、日本政府介入も焼け石に水

152円台で為替介入も?株式市場への影響は?専門家「政府の意向が透けて見える」
3/27(水) 11:51
https://news.yahoo.co.jp/articles/dc1eda62b2a13dcc483b1e4bb78b7f668ee56d23
「明らかに投機が背景にある。投機による過度な変動は、国民経済に大きな悪影響をもたらすものであり、容認できない」(神田財務官)  このタイミングでの発言について、マネックス証券チーフ・ストラテジスト・広木隆氏は「(1ドル)152円台になってしまうと、34年ぶりということになる。日経平均は34年ぶりの史上最高値を更新したけれども、34年ぶりの円安は更新させないぞと、政府の意向が透けて見える」と見解を述べた。  また、為替介入が行われた場合の株式市場への影響については次のように語った。 「円安基調の大きな背景である日米金利差が、そう簡単には縮小しないと見ている投資家が圧倒的に多いため、(為替)介入が仮にあったとしても、株価の下落も一時的なものにとどまる」 (『ABEMAヒルズ』より)

円が対ドルで約34年ぶり安値に下落、断固たる措置取ると財務相 3/27(水) 11:51 https://news.yahoo.co.jp/articles/a9f09fcdd109eb5059cf559099d6a5a6e04d524a 一部引用: (ブルームバーグ): 東京外国為替市場で円相場が対ドルで約34年ぶりの安値に下落した。日本銀行がマイナス金利政策を含む大規模緩和策を解除した後も緩和的な環境を維持する姿勢を示した一方、米国の早期利下げ観測が後退しており、日米の金利差を意識した円売り・ドル買いが優勢だ。鈴木俊一財務相が円安進行について「断固たる措置を取っていきたい」と述べ、介入警戒感が高まっている。 :引用ここまで

 日本政府の財務大臣が「これ以上は介入するぞ」と声を荒げていますが、円売りドル買いは、水は高いところから低いところに流れるではないですが金融経済として自然な動きです。

 新NISAでよく売れているのが海外ETFで、円資金の海外流出が止まりません。

 だれが金利が低い所に投資をするのか?日経が上がっているのは中国経済崩壊で引き上げた資金を海外投資家が日本の株式市場に投機しているからです。

 投機が問題なら、日経株式に介入すべきなんです。

 ドル預金(日本だと定期じゃないと外貨金利つかない)で年5%の金利が付くなら20倍になったと言う円の0.01%(銀行金利)に円預けておくのはもったいない。

 為替リスクはありますが、米ドルと日本円で長期に見た場合どちらが信用できるのかなんてわかりきったことです。

 あと、日本政府の為替介入ですが、予算して1兆ドル以上もっていますけど、そのほとんどが米国債でそれを除くと1300億ドル(19兆円)程しかありません。

 米国債売れば介入資金はあるのでしょうが、中国が米国債売っている状況で日本政府が売れる度胸がなるのか?

 大量に売ろうとしたら、政権がひっくるかえるくらいの政治介入が米国からあるでしょう。

 円の価値は市場が決めるので、金利を上げる事ができない日本円はFRBの金利下げを待つしか無さそうです。

 しかし、国力が下がる日本で日本円の価値が上がるとは思えないこの頃です。


MMC太陽熱温水器 https://mmc-solar.com/  入水温度 温水器    温度計故障 太陽光発電 発電量 24.5KW ピーク4.07KW 3月27日(水) 晴れ 最高気温(℃)[前日差] 18℃[+5]最低気温(℃)[前日差] 6℃[-1] 時間 0-6 6-12 12-18 18-24 降水 0% 0% 0% 0% 03/28 木 ノルウェー 休場 メキシコ 休場 03/28 木 8:50 日本 前週分対外対内証券売買契約等の状況(対外中長期債 8:50 日本 前週分対外対内証券売買契約等の状況(対内株式) 9:00 ニュージーランド 3月ANZ企業信頼感 9:30 オーストラリア 2月小売売上高(前月比) 16:00 ドイツ 2月小売売上高(前月比) 16:00 ドイツ 2月小売売上高(前年同月比) 16:00 イギリス 10-12月期四半期国内総生産(GDP、改定値)(前期比) 16:00 イギリス 10-12月期四半期国内総生産(GDP、改定値)(前年同期比) 16:00 イギリス 10-12月期四半期経常収支 17:00 スイス 3月KOF景気先行指数 17:55 ドイツ 3月失業者数(前月比) 17:55 ドイツ 3月失業率 18:30 南アフリカ 2月卸売物価指数(PPI)(前月比) 18:30 南アフリカ 2月卸売物価指数(PPI)(前年同月比) 21:00 南アフリカ 2月貿易収支 21:30 カナダ 1月月次国内総生産(GDP)(前月比) 21:30 カナダ 1月月次国内総生産(GDP)(前年同月比) 21:30 米国 10-12月期四半期実質国内総生産(GDP、確定値)(前期比年率) 21:30 米国 10-12月期四半期GDP個人消費・確定値(前期比年率) 21:30 米国 10-12月期四半期コアPCE・確定値(前期比年率) 21:30 米国 前週分新規失業保険申請件数 21:30 米国 前週分失業保険継続受給者数 22:45 米国 3月シカゴ購買部協会景気指数 23:00 米国 3月ミシガン大学消費者態度指数・確報値 23:00 米国 2月住宅販売保留指数(前月比) 23:00 米国 2月住宅販売保留指数(前年同月比)



2023年10月6日金曜日

日本のファンダメンタルズ(経済の基礎的条件)による円安

1ドル=150円突破で「為替介入」と「脱金融緩和」は焼け石に水…長期化する円安はどこまで進む?
10/5(木) 14:05配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/7a4bae921fa0e0466054e23941a9779894c01085
一部引用:
 ドル円相場は、3日のニューヨーク市場で1ドル=150円台を付け、“防衛ライン”とされる150円を突破してしまった。円安は輸入に頼るエネルギーや原材料価格を引き上げ、値上げラッシュを招く。円安はどこまで進むのか。
「3日のニューヨーク市場は、8月の米雇用動態調査(JOLTS)で雇用の強さを示す数字が発表された直後、米長期金利が上昇し、1ドル=150円台を突破した。米経済は堅調で、ドルの独歩高になっている」(市場関係者)
 昨年秋、政府・日銀は9兆円超を投入し、「円買い介入」を行った。3日も150円16銭を付けると、数秒間で円が約2%上昇したため、為替介入が実施されたとの観測も広がった。
「3日に介入したかは不明ですが、東京市場での1日の為替取引額は平均50兆円を超えます。数兆円の円買いを行っても、多少の時間稼ぎにしかなりません」(金融関係者)
 円安の直接の原因は日米金利差の拡大だ。では、日銀の植田総裁が金融緩和から引き締めに転じれば、“ストップ円安”はできるのか。金融ジャーナリストの森岡英樹氏は疑問視する。
「植田総裁が近く行う可能性がある長期金利の上限撤廃とマイナス金利の解除は、ごくわずかの利上げにしかなりません。強い経済に裏付けられた米金利の上昇には到底、追いつかない。日銀の緩和修正も円安阻止には焼け石に水です」

:中略:
 昨年は10月の150円台をピークに円安は収束に向かい、11月下旬以降は130円台に落ち着いた。3度の為替介入の効果というより、米国の景気後退懸念が広がったことが大きかった。6日(日本時間午後9時半)には、注目の米雇用統計が発表される。弱い数字が出ることを祈るばかりだ。

:引用ここまで


 このニュースを読んで、昨晩23時の3円ほどの円高は日本政府による為替介入は行われたと思います。

 記事通り、焼け石に水ですね、朝には149円まで下落していましたし、ファンダメンタルズ(経済の基礎的条件)で見れば、日本円を売ってドルを買わざるを得ない日本のエネルギー・資源状況で、日本企業が海外で稼いでも外貨で再投資されるので日本円を買わない。

 日本国内で付加価値を作り稼がなけば円安しかありません。

 私達の年齢ですと、一ドル360円固定相場からプラザ合意で変動相場になり円高一方方向で仕事していました。

 購買力からすると、一ドル360円より円安だそうですが、国内の物価からすればまだまだですね。

 情けないのは、最後の文!3度の為替介入の効果というより、米国の景気後退懸念が広がったことが大きかった。6日(日本時間午後9時半)には、注目の米雇用統計が発表される。弱い数字が出ることを祈るばかりだ。

 政治不在の日本、他力本願しか出てこないのか・・・・


MMC太陽熱温水器

https://mmc-solar.com/ 


 入水温度    20℃

 温水器        30℃ 温度差10℃


 太陽光発電

 発電量 8.5KW ピーク3.96KW


10月5日(木)

曇のち晴

最高気温(℃)[前日差]  23℃[0]最低気温(℃)[前日差]  18℃[-1]

時間 0-6 6-12 12-18 18-24

降水    20%    60%   20%     20%



   

10/06

  中国 休場 

8:30 日本 8月全世帯家計調査・消費支出(前年同月比)

8:30 日本 8月毎月勤労統計調査-現金給与総額(前年同月比)

13:30 インド インド中銀政策金利(レポレート)

14:00 日本 8月景気先行指数(CI)・速報値

14:00 日本 8月景気一致指数(CI)・速報値

14:45 スイス 9月失業率 

15:00 ドイツ 8月製造業新規受注(前月比)

15:00 ドイツ 8月製造業新規受注(前年同月比)

15:45 フランス 8月貿易収支 

15:45 フランス 8月経常収支 

21:30 カナダ 9月新規雇用者数 

21:30 カナダ 9月失業率 

21:30 米国 9月非農業部門雇用者数変化(前月比)

21:30 米国 9月失業率

21:30 米国 9月平均時給(前月比)

21:30 米国 9月平均時給(前年同月比)

28:00 米国 8月消費者信用残高(前月比)


2023年9月17日日曜日

経常黒字でも円安になる理由

円安はどこまで続くのか…「キャッシュフロー」から見えてくる「驚愕の現実」
9/16(土) 8:04配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/d158d7487c659d6dd7b5379e8997762f263b0a5f
一部引用:
資金がアメリカへ流出
Photo by gettyimages
 現在のドル円レートは、1ドル147円程度で推移している。円安を困ったことだと感じている人も多いかもしれないが、そもそも、円安がつづく原因はなにか。
 原因を厳密に特定するのは簡単ではないが、新聞やテレビなどで取り上げられることが多いのは、「金利平価説」だ。
 金利平価説とは、どの通貨(ドルでも円でも)で資産を運用・保有しても、収益率が同じになるように為替レートが決定されるというものだ。
 この説は、今回の円安は、日米間の金利差の影響(日銀とFRBの金融政策のスタンスの違い)が大きいと説明する。つまり、日本の金利がアメリカよりも低いので、より収益率の高いアメリカに資金が流れ、それが円安を引き起こしているという説明だ。
:中略:
円安を引き起こす他の原因とは?
 経常収支というのは、海外とのモノやサービスなどの取引で生じた収支のことだ。一般的に、経常黒字は、円への需要をもたらし、円高を招く傾向にあるとされてきた。
 ところが、'22年度の経常収支は9・4兆円の黒字であるにもかかわらず、現実には円安が継続している。なぜか。
:中略:
経常収支は赤字
 ポイントは、直接投資収益のうち、「再投資収益」が約48%('22年度)を占めることだ。海外で現地生産している企業では、ドルで稼いだ収益の多くを、日本に戻さない=円に変換しない可能性がきわめて高いのだ。
 また、「証券投資収益」の約90%('22年度)を占める「債券利子」も同じように、円に変換されない傾向にある。
 このような、実際の円の流れ=キャッシュフローを基準に、あらためて経常収支をみてみよう。
 通常の経常収支から再投資収益を除いた「修正経常収支A」と、再投資収益と債券利子を除いた「修正経常収支B」を設定すると、'22年度下期の「修正経常収支A」は0・9兆円の赤字、「修正経常収支B」は6兆円の赤字となる。
 通常の経常収支は4・6兆円の黒字('22年度下期)だが、実際のキャッシュフローを反映した重要な指標は、赤字に陥っているのだ。
:引用ここまで

 プッシュ型の物価高が続いていて、日銀の金融政策は「賃金が上がって継続的な物価が2%上昇していないので」と、どう見ても日本の経済力では無理な目標を理由に短期金利の利上げをしないつもりです。

 長期金利は市場にまかせず、無理やり日本国債を買い上げることで政府をファイナンスと国債金利を上げないように動いています。

 これだけでも円を売って外貨を買いたくなるのですが、貿易赤字を経常黒字で補っているので、円安は続かないと言う意見もよく聞きます。

 私も海外に投資したお金で儲かったお金はどうなっているの?と思っていました。

 日本のトヨタなど大企業が海外で稼いでも、そのお金は円に戻さず再度海外に投資するので貿易赤字は無くならないことは理解していました。

 金融関係で海外債権を買っている日本政府や日銀の利益はどうなっているのかは、ネットを探しても殆ど出て来ません。

 この記事を読むと、金融関係も金利や株式差益で儲かっても、円に戻さずにさらに海外へ投資するんですね。

 円高にならない理由が理解できました。

 今の日本の税制や政府を見ていると、海外で儲けたお金は海外で使ったほうが良いですよね。

 個人的に円安は更に続くと予想します。


MMC太陽熱温水器

https://mmc-solar.com/ 


 入水温度    20℃

 温水器        55℃ 温度差35℃


 太陽光発電

 発電量 24.5KW ピーク3.97KW


9月16日(土)

晴時々曇

最高気温(℃)[前日差] 35℃[0]最低気温(℃)[前日差] 27℃[+1]

時間 0-6 6-12 12-18 18-24

降水    20%    20%   30%     20%


2023年3月15日水曜日

米シリコンバレーバンク破綻は未来の日本地方銀行への警告になるか

 「日本に影響を及ぼす可能性は高くない」松野官房長官 米シリコンバレーバンク破綻
3/13(月) 14:48配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/167754eea57ed6bdea2509599751c766d52ddba4
松野官房長官はスタートアップ企業への融資で知られるアメリカのシリコンバレーバンクが経営破綻したことを受け、「日本の金融システムの安定に重大な影響を及ぼす可能性は高くない」との見解を示しました。
松野官房長官
「現時点で今回の破綻が日本の金融システムの安定に重大な影響を及ぼす可能性は高くないと考えています」
先週10日、ベンチャー企業への融資が特色のシリコンバレーバンクが経営破綻したとアメリカ当局が発表しました。
AP通信などによりますと、リーマンショックが起きた2008年以来、アメリカ国内の銀行で最大、史上2番目の規模の経営破綻とのことです。
日本への影響について、松野官房長官は「日本の金融機関については、総じて充実した流動性と資本基盤を維持している」と強調したうえで、「現時点で金融システムの安定に重大な影響を及ぼす可能性は高くない」との見解を示しました。


 リーマンショックの時の政権は麻生政権で、その時も「対岸の火事」とか言ってたら日本が主要国で最大の株価指数下落率で、最悪の経済低下をもたらしました。

 今回も「日本に影響を及ぼす可能性は高くない」と言っています。

 米銀破綻の日本の銀行への直接的な影響は限定的であるのでしょうが、世界的な金利の急上昇を受けて、日本の地銀などへの影響があらためてクローズアップされています。

  日本の銀行は、国内金利の長期低迷を背景に外国債券の購入を進めてきた経緯がある。

 日銀の金融政策の修正や変更を巡る観測も浮上しており、今回の米シリコンバンク破綻により、日本の銀行が保有する国内外の債券のリスクが見えてきた。

 地銀は日本銀行のマイナス金利政策で、利益を確保するため外債を多く保有していて、外貨の金利で含み損が多く発生しています。

 これだけでも大変なのに、今後の日銀金融緩和の方向転換があった場合、債務超過と貸し出している中小企業の破産が現実になる。

 今の時点では、外債とは異なり、日本国債は日本銀行のイールドカーブコントロール(長短金利操作、YCC)で10年物利回りが低位に抑えられているため、円建て債については「差し迫った問題というよりは将来の心配事」になります。

 金利が上昇した場合の国債と地方債の評価損を試算した場合、「金利2%上昇、健全性を保つために必要な自己資本比率7%」のシナリオベースでマイナスに陥る地銀は数十行にもなるそうです。

 日本政府の言う「日本の金融システムの安定に重大な影響を及ぼす可能性は高くない」のはこの件だけで、将来は「重大な影響となる」のはリーマンショックで懲りているのでは。


MMC太陽熱温水器

http://item.rakuten.co.jp/mmcsolar/c/0000000110/ 


 入水温度    10℃

 温水器      48℃ 温度差38℃


 太陽光発電

 発電量 28.6KW ピーク3.81KW


3月14日(火)

晴れ

最高気温(℃)[前日差] 17℃[+1]最低気温(℃)[前日差] 5℃[-1]

時間 0-6 6-12 12-18 18-24

降水    0%    0%    0%     0%

 

03/15

6:45 ニュージーランド 10-12月期四半期経常収支

8:50 日本 日銀・金融政策決定会合議事要旨

11:00 中国 2月小売売上高(前年同月比)

11:00 中国 2月鉱工業生産(前年同月比)

16:00 ドイツ 2月卸売物価指数(WPI)(前月比)

16:00 スウェーデン 2月消費者物価指数(CPI)(前月比)

16:00 スウェーデン 2月消費者物価指数(CPI)(前年同月比)

16:00 スウェーデン 2月消費者物価指数(CPIコア指数)(前月比)

16:00 スウェーデン 2月消費者物価指数(CPIコア指数)(前年同月比)

16:45 フランス 2月消費者物価指数(CPI、改定値)(前月比)

16:45 フランス 2月消費者物価指数(CPI、改定値)(前年同月比)

19:00 ユーロ 1月鉱工業生産(前月比)

19:00 ユーロ 1月鉱工業生産(前年同月比)

20:00 南アフリカ 1月小売売上高(前年同月比)

20:00 米国 MBA住宅ローン申請指数(前週比)

21:15 カナダ 2月住宅着工件数

21:30 米国 3月ニューヨーク連銀製造業景気指数 

21:30 米国 2月小売売上高(前月比)

21:30 米国 2月小売売上高(除自動車)(前月比)

21:30 米国 2月卸売物価指数(PPI)(前月比)

21:30 米国 2月卸売物価指数(PPI)(前年同月比)

21:30 米国 2月卸売物価指数(PPIコア指数、食品・エネルギー除く)(前月比)

21:30 米国 2月卸売物価指数(PPIコア指数、食品・エネルギー除く)(前年同月比)

23:00 米国 1月企業在庫(前月比)

23:00 米国 3月NAHB住宅市場指数

29:00 米国 1月対米証券投資(短期債除く)

29:00 米国 1月対米証券投資

2023年1月19日木曜日

日銀の金融政策そのまま・・・トルコ化目指す?

https://www.boj.or.jp/mopo/mpmdeci/mpr_2023/k230118a.pdf
2023年1月18日
日本銀行
当面の金融政策運営について

1.日本銀行は、本日、政策委員会・金融政策決定会合において、以下のとおり決定
した。
(1)長短金利操作(イールドカーブ・コントロール)(全員一致)
①次回金融政策決定会合までの金融市場調節方針は、以下のとおりとする。
短期金利:日本銀行当座預金のうち政策金利残高に▲0.1%のマイナス金利
を適用する。
長期金利:10 年物国債金利がゼロ%程度で推移するよう、上限を設けず必要
な金額の長期国債の買入れを行う。
②長短金利操作の運用
長期金利の変動幅を「±0.5%程度」とし、10 年物国債金利について 0.5%
の利回りでの指値オペを、明らかに応札が見込まれない場合を除き、毎営業
日、実施する。上記の金融市場調節方針と整合的なイールドカーブの形成を
促すため、大規模な国債買入れを継続するとともに、各年限において、機動
的に、買入れ額の増額や指値オペを実施する


 日銀黒田総裁最後の仕事は、なんだそれと言いたい内容でした。

 「異次元の金融緩和はそのままで行く」と黒田総裁は今年3月任期まで逃げ切るつもりのようです。

 これを受け海外の日本国債空売り集団は、この常識外れ(日本の常識=世界の非常識)にちょっと引いたようで、長期国債金利が0.35%まで下がったり、1ドル131円台まで円安になったりと大混乱でした。

 もうこうなったら、トルコリラ目指す?

 トルコはリラが一五分の1になるほどの政策を取ってきたのですが、この間にGDPは伸びているのですね。

 インチキでGDPキープしているように見せかけている日本とは大違いです。

 日本の大企業は円安で外資に買われて、経営見直した(老害・おじさん害排除)方が、日本の若者に希望があるのではないでしょうか。

 既得権益にしがみついて変化を嫌い、若者から搾取している日本の構造が日本の未来(発展)を阻害していると思うようになりました。



2022年10月23日日曜日

日本政府の為替介入はじり貧です

 再び為替介入、2段階で円高に 「完璧なタイミング」「また円安に」
有料記事
https://www.asahi.com/articles/ASQBQ3JH1QBQULFA003.html
ニューヨーク=真海喬生2022年10月22日 11時21分
一部引用:
 政府と日本銀行が再び為替介入に踏み切った。市場ではドル高が少しおさまった瞬間を狙った「ほぼ完璧なタイミング」と、為替レートを円高に動かすうえで効果的な介入だったとの声があった。一方で、円安が進む構造は変わらず、「それでも円安は続く」との見方も強い。介入の瞬間、何が起きていたのか。
政府・日銀が追加の為替介入 一時1ドル144円台に、7円以上急騰
 「フロアで誰かが『介入!』と声をあげて、その瞬間からみんなモニターを見ることに集中した」「大きな円買いの注文が、前回よりも長い時間をかけて続いた。介入金額の規模は前回より大きいと思う」。ニューヨークのヘッジファンドで働く男性は、介入の瞬間をこう振り返る。
 この日、円高は2段階で進んだ。
:引用ここまで


 日本政府は9月に約3兆円の米ドル売り・円買い介入を実施しましたが、効果は過去と同様に一時的で、その後むしろ、米ドル高・円安は加速して、1米ドル152円突破の勢いで、再度介入しました。

 日本政府は「急激な円安や投機的な動きがある場合、断固とした態度で」と言っていますが、そうして為替介入です。

 しかし、今の政府は介入を実施しただけで、他に何も円安を阻止する対策を講じようとしていません。

  先日、G20財務大臣中央銀行総裁会議が実施されましたが、それに合わせる形で、イエレン米財務長官は「米ドル高はファンダメンタルズを反映したもので、現状の水準は適切であり、市場で決定されている為替レートの水準を支持する」と発言してさらなる円安です。

 日本政府は円売りドル買いが投機だと言い放っていますが、全く金利の付かない日本円から4%もの金利が付く米ドルに預金を移すのは自然なことではないでしょうか。

 お金の流動性は金利差によって動きます。

 日本円の普通預金金利は2000年から0.1%でそこからさらに下がって0.001%となり、こんなもの金利と呼べません。

 銀行に預けておいても、ATMの手数料の方が高くつく場合があります。


追記:23日

「介入資金に限界ない」、過度な変動に必要な対応可能-為替課長
占部絵美
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-10-05/RJ9V1IDWX2PS01
2022年10月5日 17:49 JST 更新日時 2022年10月5日 18:09 JST
財務省の松本千城為替市場課長は5日、為替介入の資金に限界はなく、今後も過度な変動に対して必要な対応が可能だとの認識を示した。立憲民主党会派財務金融部門会議で述べた。
  松本氏は、8月末時点の外貨準備180兆円台に対して今回の介入額は2.8兆円であり、「特段、介入資金に限界があるとは認識していない」と説明した。「日本の外貨準備は為替介入に備えて流動性に最大限配慮した運用を行っている」とも語った。

 この発言って、嘘八百ですよね。

 日本政府の外貨準備高は財務省の発表によると、9月末の日本の外貨準備高は8月末に比べて4.2%減の1兆2380億ドル(1ドル145円換算で約180兆円)。

世界の米国債保有額(2022/08)、ベスト3(単位、10億ドル)

日本(Japan)、1199.8

中国(China, Mainland)、 971.8

英国(United Kingdom) 、644.7

 なので、米国債を売らないと介入できる金額など大した金額にならない。

 この財務官って無知?


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 入水温度    20℃

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 発電量 14.8KW ピーク4.82KW


10月22日(土)

晴時々曇

最高気温(℃)[前日差] 24℃[0]最低気温(℃)[前日差] 16℃[+6]

時間 0-6 6-12 12-18 18-24

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