「時期尚早すぎた」日銀の利上げが日本経済に与える負のインパクト デフレ脱却への期待感は一気に剥落、株価乱高下で新NISAブームにも冷や水
8/8(木)
https://news.yahoo.co.jp/articles/addb93a628347dfc4c7e54fc7953c74dce090a9f
一部引用:
日本株が激しい乱高下に見舞われている。7月11日に4万2224円(終値)の史上最高値をつけた日経平均株価は8月5日の歴史的な大暴落によって約3週間で1万円以上(約25%)も下落。翌6日に過去最大の上げ幅で急反発するなど、ジェットコースターのような激しい値動きが続いている。
この「大暴落」の要因は、米国の雇用統計が悪化したのをはじめ米国の景気後退懸念が高まったことに加え、日銀が7月の金融政策決定会合で「利上げ」に踏み切ったことが大きい。あまりの市場の混乱を受けて、日銀の内田真一・副総裁は7日の講演で「市場が不安定な状況で利上げをすることはない」と再利上げを急がない考えを示唆して事態の鎮静化を図っているような状況だ。株価乱高下の引き金について、経済ジャーナリストの須田慎一郎氏が解説する。
「雇用統計の悪化などによる米国の景気後退懸念というのは“後付け”の理由にすぎず、日本株がここまで下がった引き金となったのは日銀の利上げに間違いない。米国のFRB(連邦準備制度理事会)が9月にも利下げするという観測が高まり、それによって日米金利差の縮小が見込まれることから円高に反転。輸出関連企業の業績悪化懸念から、まるでドミノ倒しのように日本株が過剰なまでに売り込まれた。
:引用ここまで
日本発、世界同時株安になっています。
発端は、日銀の利上げによる円高でビビった海外の円キャリートレーダーが手仕舞いしたと見られます。
海外投資家はアベノミクスの異次元の金融緩和でマイナス金利の円を大量に借りています。
その金額は日本の銀行からの借入金だけで200兆円にもなっていて、日本の投資企業も含めれば300兆円もあるかと思います。
ウオールストリートジャーナルのWhy the Yen Carry Trade Unwind Has Further to Go
https://www.wsj.com/livecoverage/stock-market-today-dow-sp500-nasdaq-live-08-05-2024/card/why-the-yen-carry-trade-unwind-has-further-to-go-SYsvxWxTvLGLCUsDTDM5
日本政府が円安で円買い介入した金額が5兆円ほどですが、積み上がった円キャリー金額は2桁も違います。
このお金がパニックで動くと世界の金融が大混乱するわけで、円高になるとリバレッジをかけてドル建て投資している海外投資家(ハゲタカファンド)は大損する、それこそ焼き鳥になりますから、大急ぎでドル売って円借金を返したのが原因と思います。
次の日の戻りは、日本政府がビビって円高方向に行かない施策(金利上げない)のではと、少しずつ啄みに来たのでは・・・
MMC太陽熱温水器
https://mmc-solar.com/
入水温度 20℃
温水器 44℃
太陽光発電
発電量 29.5KW ピーク3.85KW
8月8日(木)
晴時々曇
最高気温(℃)[前日差] 38℃[0]最低気温(℃)[前日差] 27℃[-1]
時間 0-6 6-12 12-18 18-24
降水 20% 20% 20% 20%
08/09 金
シンガーポール 休場
南アフリカ 休場
8:50 日本 7月マネーストックM2(前年同月比)
10:30 中国 7月生産者物価指数(PPI)(前年同月比)
10:30 中国 7月消費者物価指数(CPI)(前年同月比)
15:00 ドイツ 7月消費者物価指数(CPI、改定値)(前月比)
15:00 ドイツ 7月消費者物価指数(CPI、改定値)(前年同月比)
15:00 ノルウェー 7月消費者物価指数(CPI)(前月比)
15:00 ノルウェー 7月消費者物価指数(CPI)(前年同月比)
16:00 スイス 7月スイスSECO消費者信頼感指数
16:00 トルコ 6月鉱工業生産(前月比)
21:00 ブラジル 7月IBGE消費者物価指数(IPCA)(前年同月比)
21:00 メキシコ 6月鉱工業生産(前月比)
21:30 カナダ 7月新規雇用者数
21:30 カナダ 7月失業率
25:00 ロシア 4-6月期実質国内総生産(GDP、速報値)(前年比)
25:00 ロシア 7月消費者物価指数(CPI)(前月比)