2020年1月22日水曜日

コストカッター、ゴーン氏を追い出して「技術の日産」復活なるか?

日産、販売奨励金がトヨタの2倍でも売れない末期状態…ゴーンのコスト優先経営で荒廃
https://biz-journal.jp/2020/01/post_137740.html
2020.01.21 文=松岡久蔵/ジャーナリスト Business Journal
「結局、新車をつくれない自動車メーカーは支持されないということなんですよ」――。
 ある自動車メーカー関係者は、2019年の日産自動車の米国新車販売台数が前年比1割減となり低迷が続いていることをこう評した。日産はかつて「技術の日産」として、トヨタ自動車にも並ぶ日本のトップ自動車メーカーとしてその名をはせたが、それも今は昔。調査会社マークラインズが1月4日に集計した、12月単月の新車販売台数は前年同月比3割減となっており、トヨタの6.1%減、ホンダの12%減に比べればその凋落ぶりは明らかだ。しかも、「ディーラーに支払う販売奨励金(インセンティブ)は4700ドル(約50万円)とトヨタ、ホンダの2000ドル(約20万円)の2倍以上」(業界筋)なのに、売れないことも、日産車の不人気ぶりを証明している。
 日産といえばカルロス・ゴーン元会長が保釈中にもかかわらずレバノンに逃亡するという衝撃的なニュースが年末に日本中を駆けめぐった。ゴーン氏は日産のV字回復の功労者というイメージが強かったが、ある大手証券ストラテジストは新車の開発力が低下した理由を「過剰なコスト意識」にあったと分析する。
「自動車メーカーは時代に応じたコンセプトを常に考えながら、単なるモデルチェンジではなくて最新テクノロジーを基本設計に埋め込んだ『新しい車』を製造し続けていかなければ、すぐに時代遅れになっていきます。日産にはそれが致命的に欠けている。トヨタが静岡県裾野市に自動運転などの実証都市を建設するプロジェクトを立ち上げるなど、常に先手先手を打っていく姿勢と比べれば雲泥の差です。
 はっきりいって、ゴーン氏は“コストカッター”としてリストラなどを進めたのはいいものの、よい自動車をつくるという肝心のところが不徹底だった。そのわかりやすい例が素材となる薄板鋼板。彼が国内高炉メーカーに値下げを迫り、海外メーカーからでも安い鋼板を仕入れるという姿勢になったために、採算が悪化した国内メーカーが再編を迫られました。その結果、川崎製鉄と日本鋼管が合併し『JFEはゴーンのせいで誕生した』と鉄鋼業界内では憎悪をもって語り継がれています。
 そういう『コスト意識』が第一に来る人ですから、安全性や面白さといった車の良さはどうしても後に回る。それが今の低迷を招いたということでしょう。彼自身のスキャンダルもブランド価値を著しく落としたことは間違いありません」
 さらに、ゴーン氏なき後の昨年12月、「トロイカ(3頭体制)」として経営再建を進めようとしていた矢先に、プロパーで中国合弁会社の総裁も務めたキーマンの関潤・副最高執行責任者(副COO)が日本電産に入社することを電撃発表。米国での低迷だけでなく、中国という重要市場での戦略も宙に浮いた状態となっている。
 日産が巻き返せるか、前途は暗いといわざるをえない。
(文=松岡久蔵/ジャーナリスト)




 私の免許取り立てのころの話ですが、トヨタ=DOHC、日産=ターボと言うイメージでした。
 量産技術として日本初のターボエンジン(1979年、セドリック/グロリア)は、重いL型エンジンにドッカンターボでしたので、アメ車的な感じになっていました。
 当時スカイラインGT-RとフェアレディZ432のS20は技術の日産と言える車だったと思います。
 ホンダ車(プレリュード)ヲ3台乗り継いで、その後、日産の車は3台乗りましたが、技術を感じさせるような車ではありませんでした。
 日産テラノ・ラルゴ・プレサージュと子育て時代はワゴンでしたので、新技術なタイプではなかったのですが。
 その後、海外赴任で日本を離れ、帰って来てからプリウスを乗り継いでいます。
 自動車の最新技術のトレンドは安全と環境ですね。

 ここで日産は電気自動車のリーフとノート e-POWERが、まあ、まともな車なのですが如何せん、ゴーン氏のコストカッターが効いて、肝心な部分でコストがかかっていません。
 回生協調ブレーキも搭載せず、ワンペダルと称したソフトに頼った回生システムだけでごまかしている。
 回生協調ブレーキ+ワンペダルなら技術有るなと思えるのですが。
 リーフは電池の温度管理システムを省いてしまったところ。
 電池の温度管理しているテスラ等では電池の劣化問題は軽微なのにリーフでは致命的です。
 e-POWERは高速走行時のエンジンダイレクト走行機能。
 三菱アウトランダーPHEVとホンダアコードHVは日産 e-POWER同じシリーズハイブリッドですが、高速走行時はエンジン走行になるe-POWERより高度な技術で作られています。
 技術を歌うなら他社以上を求めます。
 プロパイロットは単眼カメラのみでソフトで補っているので、コストが掛かっておらず、破綻しやすい。
 ゴーン氏排除以降に開発されたスカイラインの2.0はコストがかかってすので、今後は期待できるかもと思います。

 「技術の日産」って言うのは日産のコマーシャルでアピールのみの話と思っています。
 コストかけた良い車を開発して「技術の日産」を地で行かないと復活はあり得ないでしょう。


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 発電量15.0KW ピーク3.43KW

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降水確率(%)  0    0     0   0
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