2015年5月19日火曜日

福島第一原発の遮水壁の資料を見ていて、気になる疑問

東京電力のホームページで「海側遮水壁」と言う不思議な物を発見。
http://www.tepco.co.jp/decommision/planaction/seasidewall/index-j.html
海側遮水壁
汚染水の海洋流出を阻止するため、2012年5月より、1~4号機の護岸海側に遮水壁を建設しています。
全長約780mの海側遮水壁は、現在、約770mまで建設されたところです。(2015.1.1現在)


こちらは、凍らないで良くマスコミに出てくる「陸側遮水壁」です。
http://www.tepco.co.jp/decommision/planaction/landwardwall/index-j.html
凍土方式による陸側遮水壁
凍土方式による陸側遮水壁は、高い遮水性を確保できる凍結工法を用いて地下水の流れを遮断する目的で設置されます。
具体的には,冷凍機・クーリングタワーで冷却した冷媒(ブライン)をブライン移送管で圧送し,地中に配置した凍結管の中を循環させることで周辺の地盤を凍結させます。
現在は、凍結管の設置を進めており、2015年4月に一部(凍結しにくい箇所)の試験凍結、5月に山側全体の凍結が開始可能となる見通しです。


 これを眺めていて、疑問が???
 まず「海側遮水壁」は昨年に10mを残して工事が終わっていて、残り10mを作るのを中止しているようです。

 大した情報は無いのですが、図面を見ていますと残り10m塞げば、海への汚染水流出は止まるはず。

 完成させない理由として、思いつくことは。
 「陸側遮水壁」はなかなか凍らなくてと、先延ばしにしているような気がします。
 素人考えですが、陸側の流入地下水を止めてから海側を停めないと、福島第一原発敷地内で汚染水が湧き出て、敷地が汚染の泥沼となって、誰も近づけなくなるのではないでしょうか。
 さらに考えられることは、流入する地下水を止めた場合、地面に潜り込んだデブリが再沈下または再臨界の可能性があるので、いつでも遮水壁を解除できる凍土方式にこだわっているのではないかと推測します。
 全然凍らなくて、対案として鉄板とコンクリートで止めたらと意見を無視して、凍土壁にこだわる理由が、こんなことではないかと思います。
 昨年末から、ヨウ素131(半減期8日)とテルル132(半減期3日)検出状態で(なぜか最近不検出に訂正されました)、再臨界の可能性もあります。
 制御棒など無いデブリが地中にめり込んだ状態で、デブリそのものを冷却しているのが、地下水だったら、上流側の地下水を止めると何が起こるか?想像するのも怖い。
 水は中性子を通さず跳ね返すので、コントロール出来ないデブリが再臨界しても不思議はないはずです。
 最近、福島第一原発の報道が沈静化(知られたくない?)する中、現場ではとんでもないことが起こっていませんか?と考えています。


MC太陽熱温水器
http://item.rakuten.co.jp/mmcsolar/c/0000000110/ 
 入水温度   20℃
 温水器     51℃ 温度差31℃

 太陽光発電
 発電量10.7KW ピーク3.04KW

5月18日(月)
曇後雨
最高気温(℃)[前日差] 25℃[-4]最低気温(℃)[前日差] 16℃[+2]
降水確率(%)   0    0       10    30
時間帯(時) 0-6 6-12 12-18 18-24

経済指標・イベントカレンダー[19日]
07:45 NZ1-3月期生産者物価指数
09:00 豪3月コンファレンスボード景気先行指数
10:30 豪中銀、議事録
12:00 NZ4-6月期RBNZインフレ期待
14:30 日4月全国百貨店売上高
15:00 EU4月新車登録台数
17:30 香港4月失業率
17:30 英4月消費者物価指数
17:30 英4月小売物価指数
17:30 英4月生産者物価指数
17:30 英3月ONS住宅価格
18:00 ユーロ圏3月貿易収支
18:00 ユーロ圏5月ZEW景況感指数
18:00 独5月ZEW景況感指数
18:00 ユーロ圏4月消費者物価指数[改定値]
18:30 南ア1-3月期失業率
20:45 ザ・リテール・エコノミスト米週間小売売上高
21:30 米4月住宅着工件数
21:30 米4月建設許可件数
21:55 米レッドブック週間小売売上高
24:30 ポロッツ・カナダ中銀総裁、講演[シャーロットタウン]
25:00 ダンシン・スイス中銀副議長、講演[ジュネーブ]

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