http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20120606-OYT1T00612.htm
僧侶派遣「5割ピンハネ」、宗派ごまかし法事も
葬儀で僧侶に渡す「お布施」を巡り、東京国税局などの一斉調査で判明した僧侶派遣会社や葬儀会社約10社による計約5億円の所得隠し。
各地の派遣会社に登録して働く僧侶たちは、「5割以上をピンハネされた」などと、お布施を業者に還流させる仕組みの詳細を明かす。「他宗派の僧侶を装って法事をさせられた」などの証言もあり、派遣ビジネスの不透明な実態が浮かび上がる。
「実家の寺の副住職としての収入だけでは食べていけない」。埼玉県内の僧侶(46)は約10年前、複数の派遣業者に登録、最近まで、仕事を続けていた。派遣業者に支払う仲介手数料は「お布施の半額」が基本だったが、時には、お布施35万円のうち、25万円のキックバックを求められたこともあった。
交通費や宿泊費、食費などは基本的に自腹。「5割以上のピンハネはつらかった」と振り返る。節約のため、格安のビジネスホテルかカプセルホテルを選び、食事はコンビニで済ませた。
派遣業者への支払いは振り込みが多かったが、現金書留を指定されることもあった。「裏金にするのだろう」と感じた。
こうして僧侶から派遣業者にバックされたお布施の一部は、多くのケースで、派遣業者に僧侶派遣を依頼した葬儀会社に紹介手数料やリベートとして流れる。お布施は数万~数十万円で、葬儀会社の取り分は3割程度。所得隠しが指摘された僧侶派遣会社「グランド・レリジオン」(埼玉県川口市)は、僧侶から受け取った紹介料の一部を収入から除外し、葬儀会社への手数料やリベートに充当。葬儀会社もリベートを簿外で受け取るなどしていた。
ある葬儀会社幹部は、リベートの一部の使途について「患者が亡くなった時に紹介してもらえるよう、病院関係者らを接待するのに使った」と明かした。
こうした仕組みが施主側に伝えられることはまれだ。グランド社から葬儀に派遣された僧侶の一人は「施主は読経の対価としてお布施を払っている。施主に実態は知られたくない」と語る。
僧侶の宗派をごまかして派遣するケースもある。
ある派遣会社から法事の仕事を受けていた関東地方の僧侶の場合、いつも知らない寺院の僧侶を名乗るよう求められていた。宗派も異なり、法事会場で「~寺の副住職さんです」などと施主に紹介されるのが後ろめたかったという。
他宗派の四十九日の法要で、重要な「位牌(いはい)入魂」までやらされ、その宗派の作法が分からず、自分の宗派のやり方でごまかしたこともある。「とんでもないことをしてしまった」と、良心の呵責(かしゃく)に耐えかねた。
(2012年6月6日15時03分 読売新聞)
会社と名がつくと、利益最優先なのは判ります。
しかし、ここまで来たかと思える”お坊さん”の派遣業。
母の葬儀で、葬儀社は領収書くれましたが、お寺は領収書くれません。
坊主丸儲けのはずが、坊主の上前を撥ね、脱税までする・・・・あの世に行く時まで搾取の渦中に居るとは(とほほです)。
太陽熱温水
ほとんど曇りがちでしたが、32℃まで上昇、さすが真空断熱集熱器です。
太陽光発電
発電量13.4KW ピーク2.59KW
6月8日(金)
雨
最高気温(℃)[前日差]28 [ +3 ] 最低気温(℃)[前日差]19 [ -2 ]
降水確率(%)10 40 40 80
時間帯(時) 0-6 6-12 12-18 18-24
FX投資
AUD/JPY買い78.373売り78.879
AUD/JPY買い79.398売り79.474
AUD/JPY買い79.469売り79.512
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