2013年6月20日木曜日

年金資金を成長戦略に流用だが、個人的にはまあ良いかと

聞いてないぞ!竹中平蔵!!年金資金でインフラ整備なんて許されるのか
 http://gendai.net/articles/view/syakai/142980
 大メディアはほとんど報じていないが、我らが年金の運用方針が大きく変わることになりそうだ。
 産業競争力会議で議論になっていたもので、竹中平蔵慶大教授らが国債偏重の運用方針の見直しを提案、もっと年金資金を株に振り向けるべく、7月に有識者会議が立ち上がることになった。
 これだけだって、年金資金を株価対策に使うのか、と非難の声が出ているが、驚くのは早い。運用先の候補として、株の他に「国内外のインフラ設備などのオルタナティブ投資」が含まれているのだ。
 成長戦略では他国へのインフラの輸出30兆円が盛り込まれた。国内のインフラ整備ではPFI(民間資金活用による社会資本整備)がうたわれ、官民ファンド創設が打ち出された。どこがカネを出すのかと思っていたら、年金資金を回す計画が密かに進行中だったということだ。
 年金マネーをアベノミクスのサイフにするなんて、「国民は聞いてないぞ!」ではないか。
 GPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)や国家公務員共済組合連合会(KKR)などの公的年金と、それ以外の独立行政法人がいっせいに運用方針を見直せば、約200兆円のマネーが動く。なるほど、竹中らが目をつけそうな話だが、衆院議員の山井和則氏はこう言った。
「年金資金の運用拡大については早い段階から産業競争力会議の中で検討されてきました。しかし、年金資金を成長戦略に使っていいのか。そもそも、ここからして、疑問です。年金資金は毀損しないように安全運用を目指すべきだし、海外のインフラ整備にはリスクが伴う。国民は何も知らされていないのに、勝手な変更は許されません」
 政府は「だから有識者会議を立ち上げるのだ」と強弁するだろうが、この設置時期も疑惑だ。
「運用見直しの有識者会議が7月に立ち上がれば、株式市場は期待して、沸く。参議院選挙向けの株価対策にも見えます」(山井議員)
 リスクをとって、運用に失敗したときはどうするのか。もちろん、竹中たちはもういない。
 


 年金の投資損失については、リーマンショックの時や、大きく下がった時に大きく報道されています。
 しかし、運用益がどうなっているかと調べてみますと。


(ウィキペディア「年金積立金管理運用独立行政法人」より)http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B9%B4%E9%87%91%E7%A9%8D%E7%AB%8B%E9%87%91%E7%AE%A1%E7%90%86%E9%81%8B%E7%94%A8%E7%8B%AC%E7%AB%8B%E8%A1%8C%E6%94%BF%E6%B3%95%E4%BA%BA

運用実績
年金積立金の自主運用を始めたのは、前身の年金資金運用基金が設立された2001年度(平成13年度)からである。同年度から各年の収益額は以下の通り。2001年度(平成13年度)から2011年度(平成23年度)までの累積収益額は13兆9,986億円である。また、2011年度(平成23年度)末の運用資産額は、113兆6,112億円である。
年度                         収益額
2001年度(平成13年度)     -6,564億円
2002年度(平成14年度) -2兆5,877億円
2003年度(平成15年度) +4兆7,225億円
2004年度(平成16年度) +2兆3,843億円
2005年度(平成17年度) +8兆6,795億円
2006年度(平成18年度) +3兆6,404億円
2007年度(平成19年度) -5兆5,178億円
2008年度(平成20年度) -9兆6,670億円
2009年度(平成21年度) +9兆1,850億円
2010年度(平成22年度)       -2,999億円
2011年度(平成23年度) +2兆6,092億円
2011年度(平成23年度) +2兆6,092億円
                          累計   ∔13兆9986億円


 累計では、損失は出ていません。
 実際は、今後の支払額に対しての運用益が目標に達していないだけで、年金運用は黒字になっているのです。
 公的年金を運用する年金積立管理運用独立法人(GPIF)
http://www.gpif.go.jp/ は、年金資金運用のの運用をHPで、公表しています。
 
 今回報道があったのは、この資金の運用方法を弾力的に変えるという点です。
 年金の運用資金はその投資対象の割合が決めてあるが、この割合を保つために無理に買い増したり、無理に売却したりを行う必要が無いようにするということになります。
 このため、入れ替えのために、まだ上がる銘柄を売却することになるなどが、なくなり、杓子定規での運用を見直すことにつながると思われるようです。
 年金制度は、このまま改革しなければ間違いなく破たんするので、弾力的に運用して、民間の活力になればよいかと思っています。
 どうせ、私は貰えると思っていませんし・・・


MMC太陽熱温水器http://item.rakuten.co.jp/mmcsolar/c/0000000110/ 
 入水温度   20℃
上の温水器  32℃ 温度差12℃
下の温水器  31℃ 温度差11℃
 あまり温度上がりません。

 太陽光発電
 発電量1.8KW ピーク0.88KW
6月19日(水)

最高気温(℃)[前日差]28 [ -5 ] 最低気温(℃)[前日差]24 [ +1 ] 
降水確率(%)  0    0     0     80
時間帯(時) 0-6 6-12 12-18 18-24

経済指標・イベントカレンダー[20日]
07:45 NZ1-3月期GDP
10:45 中国6月HSBC製造業PMI[速報]
14:00 日5月全国スーパー売上高
14:00 日4月景気動向調査[改定値]
15:00 スイス5月貿易収支
15:00 独5月生産者物価指数
16:00 日5月コンビニエンスストア売上高
16:00 仏6月製造業/非製造業PMI[暫定値]
16:30 スイス中銀、政策金利発表
16:30 独6月製造業/非製造業PMI[暫定値]
17:00 ノルウェー中銀、政策金利発表
17:00 ユーロ圏6月製造業/非製造業/総合PMI
17:00 台湾5月輸出受注
17:00 伊4月工業受注
17:00 伊4月工業売上高
17:30 香港5月消費者物価指数
17:30 英5月小売売上高
18:00 伊4月経常収支
19:00 英6月CBI企業動向調査
23:00 ユーロ圏6月消費者信頼感[暫定値]
23:00 米6月フィラデルフィア連銀景況指数
23:00 米5月中古住宅販売件数
23:00 米5月景気先行指数
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