マイナポイント、クレカ会社が不参加表明 背景に政府との溝
2020.8.29 06:00
https://www.sankei.com/premium/news/200829/prm2008290007-n1.html
一部引用:
マイナンバーカードを使ったキャッシュレス決済のポイント還元「マイナポイント事業」が9月1日から始まる。だが、昨年10月から6月まで実施された“第1弾”の「キャッシュレスポイント還元事業」に比べ、盛り上がりにかけている。キャッシュレス決済の9割を占め、業界の雄とされるクレジットカード会社の多くが不参加を表明したためだ。背景には政府の一連のキャッシュレス施策で、カード会社との間に溝が生じているとの指摘がある。
:中略:
不運だったのがキャッシュレス還元事業の時期と、ペイペイやメルペイなどQRコード決済事業者の覇権争いの時期が重なったことだ。QRコード決済はスマートフォンの普及とともに平成30年ごろからサービスを提供する事業者が増加。各社は、生き残りをかけ決済金額の20%をポイント還元するなど、利益度外視のキャンペーンを展開した。
国のポイント還元に加えて、事業者からも多額のポイントが得られることから、多くの人がQRコード決済に飛びついた。0.5~1%程度のポイントしか付与していないカード会社との差は歴然で、フィンテック企業のインフキュリオン(東京)が行った調査でも、今年3月までの1年間で、クレジットカードの利用者は横ばいだったのに対し、QRコード決済の利用は約4倍に急増した。
カード会社としても、こうした事態は予想していた。しかも、キャッシュレス還元事業に参加するには、数千万円規模のシステム改修費用もかかる。
「一時的な事業のためにそれだけのコストはかけられない」(大手カード会社)。キャッシュレス還元事業には、当初から後ろ向きな声も少なくなかった。それでも政府が協力要請を行ったこともあり、事業開始までには主要なカード会社はすべて参加を表明した。
しかし、キャッシュレス還元終了間際の6月、カード会社には思わぬ仕打ちが待っていた。政府が決済手数料情報を開示する考えを示したのだ。
:引用ここまで
国民が使うお金をなるべく把握したいのと天下り先のカード業界への利益導入をしたい政府はキャッシュレスキャンペーンを展開してきましたが、大手カード会社の思惑とは別に、スマホQR決済会社の囲い込み施策、還元大盤振る舞いによる顧客確保に敗れました。
大手カード会社は決済手数料の開示を求められて切れたようです。
カード会社の利益は決済手数料とリボ払いなので決済手数料を比較されると顧客は安い方へ行かれると困ります。
まあ、日本のカード会社の決済手数料は世界では高い方なので、個人としたは良い方向です。
今回のマイナポイントは政府のマイナンバーカード普及施策であって、カード会社にはメリットが少ないので不参加。
政府の用意したマイナポータルとの連携もとっても面倒ですし、システムの改修費用もバカにならないのでしょう。
QR決済って慣れた人でも、レジで支払う段階になってスマホ開いてアプリ立ち上げ、決済時のパス入れて、QR読み取り(カメラ撮影)が画面の提示と時間がかかることが多く、慣れていない人が前に居ると、店員とのやりとりが多くてなかなか進まないこともしばしば。
QR決済は止めたお店もちらほら・・・・
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入水温度 20℃
温水器 60℃ 温度差40℃
太陽光発電
発電量22.8KW ピーク54.52KW
8月29日(土)
晴時々曇
最高気温(℃)[前日差] 36℃[+3]最低気温(℃)[前日差] 27℃[-1]
時間 0-6 6-12 12-18 18-24
降水 30% 10% 10% 10%
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