2012年4月5日木曜日

給料が右肩下がりでは景気を良くしない作戦

http://nikkan-spa.jp/182478
職場でも責任ある立場となり、本来はバリバリ稼いでいるはずの40代サラリーマン。 一方で住宅ローンや教育費、さらには介護費用などでカネのかかる時期でもある。
 ところがそんな40代の年収が右肩下がりで減少しているのだ。
 国税庁の「民間給与実態統計調査」によると、平成12年には520万円を超えていた40代後半の平均年収は22年には480万円程度に、同じく 40代前半の平均年収は510万円超から470万円弱に減少している。
 率にすると40代後半はマイナス8%、40代前半ではマイナス9.5%にもなるのだ。同時期の20代前半の下落率はというとマイナス5%強。働 き盛りで、その分給与の高い40代が給料カットのターゲットになっている構図がよく見える。
 今回我々は年収が2割以上下がった人を対象にアンケートを行った。まずは収入が減った原因を聞いてみると、(1)給料カット(残業代、ボーナス のカットなど)、(2)会社都合による転職、(3)自営業の業績不振、(4)自己都合による転職、(5)独立して自営業に、といった理由が上位を 占めた。転職や独立も含まれているが、「転職せざるを得なかった」、「リストラの末に独立したがうまくいかず……」など、やむにやまれず会社を離 れた姿が浮かんでくる。
 さらに年収が減って真っ先に減らした出費は?との問いには、(1)外出全般、(2)小遣い、(3)趣味、(4)食費、(5)貯金・保険、といっ た回答が寄せられた。ここからは、休日も家に引きこもって節約に励む、悲しい週末の過ごし方が見えてくる。
 SPA!4/3発売号「衝撃!40代の貧困化が止まらない」では、突然の年収ダウンで困窮する40代の実像を追った。明るい兆しの見えない経済 環境の下、将来を考える一助にしてもらえれば幸いである。 <文/週刊SPA!編集部>
 国税庁の調査の調査なので、民間全体と見ても良いでしょうね。
 10年で1割の給与減少ですが、この金額の所得税は地方税も含め20%になります。
 控除を考え、ざっと計算すると、年金と健康保険を足せば国に召し上げられる金額は100万くらいでしょうか、手取りは480万円の場合380万円となります。
 この手取りでは持ち家は無理と思われますので、賃貸(8万円)、光熱費(2万円)、食費・外食無し(5万円)として年間で180万円、残り 200万円です。
 ここから、衣料や通信費(インターネット・携帯)、教育費を出していくとほとんど残らないと言う状態になります。
 今後、給料が上がるか?と言えば、今の日本の現状を見るにつけ、下がることはあっても上がることは無いと思います。
 減らした出費を見るにつけ、内需がけん引する景気回復は絶望的な状態です。
 景気を良くするためには、国民の所得を上げないと行けないのですが、この国の政府(官僚の考え)は、景気良くなる=金利上昇なので、それを阻止するために、労働環境の規制緩和(派遣やパートへ転換)をして、国民の収入を削減しているとしか思えません。
 まあ、製造業などは給与の安い国との競争なので仕方ない面もありますが、うまく立ち回って利益を出している大企業は労働者への報酬を減らした分内部保留をため込んで、国内には還流させず海外投資に行っており、最終的には国際収支は赤字になって、日本は没落先進国になっていくのは避けられないようです。

太陽光発電
発電量14.5KW ピーク3.51KW
4月4日(水)
晴れ
最高気温(℃)[前日差]11 [ -3 ] 最低気温(℃)[前日差]3 [ -4 ]
降水確率(%)60   40    30     0
時間帯(時) 0-6 6-12 12-18 18-24

経済指標・イベントカレンダー[5日]
11:30 中国3月HSBC非製造業PMI
16:00 スイス中銀、2011年報告書を公表
16:15 スイス3月消費者物価指数
17:30 英2月鉱工業生産
17:30 英2月製造業生産高
19:00 独2月鉱工業生産
20:00 英中銀、政策金利発表
20:30 米3月チャレンジャーレイオフ調査
21:00 米4月RBC消費者予測指数
21:30 米新規失業保険申請件数
21:30 加2月住宅建設許可
21:30 加3月雇用統計
22:10 ブラード・セントルイス連銀総裁、講演[セントルイス]
23:00 加3月Ivey購買部協会指数
23:00 英3月NIESR GDP予想
FX投資
AUD/JPY買い84.499売り84.636
AUD/JPY買い85.098売り85.498
AUD/JPY買い85.199売り85.359

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