2013年11月16日土曜日

日経のニュースを淡々と読むと、景気は悪化していると判る

GDP実質1.9%増 7~9月年率、4四半期連続プラス
2013/11/14 10:34
http://www.nikkei.com/article/DGXNASFS14009_U3A111C1MM0000/
 内閣府が14日発表した2013年7~9月期の国内総生産(GDP)速報値は物価の変動の影響を除いた実質の季節調整値で前期比0.5%増、年率換算で1.9%増となった。4四半期連続のプラスだが、年率3.8%増だった前期に比べ伸び率は縮んだ。公共投資や住宅投資がけん引する一方、成長率を押し上げてきた消費や輸出に一服感が出た。
 実質成長率の速報値は民間エコノミストの予想の平均(1.5%増)を上回った。生活実感に近い名目成長率は0.4%増、年率で1.6%増となった。実質GDPの前期比の増減にどれだけ貢献したかを示す寄与度でみると、国内需要が0.9ポイント押し上げる一方、輸出から輸入を差し引いた外需はマイナス0.5ポイントと、3四半期ぶりに押し下げ要因となった。
 政府の経済対策による効果が続き、公共投資が6.5%増と前期(4.8%増)に比べ伸びを高めたほか、消費増税前の駆け込みをにらんだ住宅投資も2.7%増えた。
 個人消費は0.1%増と、4四半期連続のプラス。自動車や宝飾品などの高額消費が堅調を保った半面、株価の上昇が一服して証券売買手数料が減り、前期の伸び率(0.6%増)を下回った。
 設備投資も0.2%増と、火力発電や自動車など輸送用機械への設備投資が堅調で、3四半期連続のプラスとなった。伸び率は1.1%増だった前期に比べ鈍った。
 輸出は0.6%減と、3四半期ぶりにマイナスに転じた。アジア向けが減ったほか、米国向けも自動車などの一部企業が現地工場に生産を移したことにより、日本からの輸出が落ち込んだ。
 甘利明経済財政・再生相は記者会見で、冬の賞与は増える見込みなどを踏まえ「(景気の)良い循環は始まっていると思う」と語った。
 総合的な物価動向を示すGDPデフレーターは前年同期比マイナス0.3%と、前期(マイナス0.5%)よりも下落幅が小さくなった。国内の物価動向を表す国内需要デフレーターはプラス0.5%と、2008年7~9月以来5年ぶりのプラスに転じた。
 GDPデフレーターは消費者物価と計算法が異なり、国内物価と輸出物価の合計から輸入物価を差し引く。このため原油高など輸入価格の上昇はデフレーターを押し下げる方向に働き、GDPデフレーター全体ではマイナスとなった。名目値が実質値を下回り、デフレの象徴とされる「名実逆転」は解消していない。



 この中で、物価の変動の影響を除いた実質の季節調整値で前期比0.5%増、年率換算で1.9%増、4半期連続のプラスということで、甘利経済財政・再生相は記者会見で「(景気の)良い循環は始まっていると思う」と述べていますが良い循環はウソです。
 数字を見る限り、国内消費は低迷していて、世界的な不景気で輸出も良くなかったと。
 その中で1.9%増となったのは、公共投資と増税前の駆け込み住宅投資が増えた分が数値になっているだけ。
 政府によるかさ上げがあった部分だけが良かったとなります。
 今の政策はは、お金をジャブジャブにして、円安誘導により景気が良くなったかのように見せかけているでけで、大企業や投資を行っている金持ちが儲かることにより景気が良くなったとマスコミが宣伝しているだけにしか見えません。
 国際収支はまだ黒字ですが、数字がましなのは、所得収支が円換算で増えただけで、国全体の富が増えていません。
 この状態でお金を大量に発行すれば、相対的に貨幣価値が下がって行きます。
 この記事を読むと、景気が良くなるとは到底思えません。


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