2015年11月9日月曜日

証券会社で売っていた「レセプト債」の会社が破綻これって詐欺では?

証券会社も「寝耳に水」の事態…レセプト債破綻
http://www.yomiuri.co.jp/national/20151108-OYT1T50018.html
2015年11月08日 10時36分 読売新聞
 医療サービスに対して支払われる診療報酬を基にした金融商品(レセプト債)を全国に広めていた資産運用会社「オプティファクター」(東京都品川区)が、破綻していたことがわかった。
 債券を取り扱う証券会社も寝耳に水の事態だといい、ある証券マンは「顧客の資金が焦げ付く可能性がある」と話している。
 診療報酬は通常、患者を診療した医療機関が、健康保険組合側に請求して約2か月後に支払いを受ける。すぐに現金が必要な医療機関はこの請求権を、同社が運用するファンド3社に売却。ファンドは後から手に入る診療報酬を裏付けとして債券を発行し、全国七つの証券会社を通じて投資家に販売していた。
 診療報酬は不正請求でなければ、健康保険組合側からほぼ確実に支払いが行われるため、これを基にしたレセプト債は一般的に安全性が高いとされている。


 投資をやっていると、色々な投資先が気になるもので、「レセプト債」もちょっとは気にしていました。
 レセプトと言うのは患者さんが病院や医療機関を受診したときに患者さんが1-3割それ以外は国民健康保険(国)や健康保険組合が7-9割医療費を支払う仕組みで、病院は患者から一部のお金をいただきますが、残りの7-9割をレセプトで請求し支払ってもらいます。
 この支払いが、申請してから2カ月後に病院や医療機関に払い込まれるのですが、そこまで待てない自転車操業の病院や医療機関はこのレセプトの支払い権利をファンド会社に買ってもらうようです。
 普通に考えるなら、レセプトの支払いは健康保険組合によって保証されていますので、元本割れのリスクはほぼないはず。
 リスクは、レセプト回収前にレセプト権を売る医療機関を十分確保できるかです。

 レセプト請求権が発生してから健康保険組合が支払いを行うまでに、約2ヶ月もの遅延があり証券発行会社が、即金で支払う代わりに、額面の95%(予想)で引き取ってそれをかわりに請求する。
 ここで問題は、レセプト債を扱っている会社が信用できるか?手数料など運用にかかる費用が利潤に対して適切か?が判らないことです。
 3%の利率を顧客(投資者)に出すためには、これを証券会社で売るのでそこでの手数料もあり相当な額を集めないと利益が出ません。
 レセプト債4社が破綻して負債総額は約290億円と、これだけ集めて、必ず利益を回収できる方法で運用しているはずの物がダメだったと言うことは、冷静に考えると変です。
 レセプト権のディスカウント売りをする自転車運転な医療機関なんてそうそう無いはずです。
 普通に経営していたら2ヶ月後にお金が絶対入るはずですので、投資先があまり無かった?
 あくまでも個人的な考えですが、最初に配当実績を作り、「リスクがありません、元本保証」と証券会社で売った後に顧客から客から金だけ集めてトンズラするつもりだった?と個人的には思います。
 ビットコインのマウントゴックス社と同じで、お金を動かすシステムは問題なくても、扱う会社が詐欺をすれば意味が無い。
 お金を預けている銀行が詐欺すれば、日本円の預金でも元本保証は出来ません。

MMC太陽熱温水器
http://item.rakuten.co.jp/mmcsolar/c/0000000110/ 
 入水温度   15℃
 温水器     20℃ 温度差5℃

 太陽光発電
 発電量1.5KW ピーク0.63KW

11月8日(日)

最高気温(℃)[前日差] 18℃[-4] 最低気温(℃)[前日差] 15℃[0]
降水確率(%)   50    70       80   80
時間帯(時) 0-6 6-12 12-18 18-24

経済指標・イベントカレンダー[9日]
09:30 豪10月求人広告件数
10:30 日9月毎月勤労統計
15:30 榊原経団連会長、記者会見
16:00 独9月貿易収支/経常収支
16:30 仏10月企業センチメント指数
17:00 トルコ9月鉱工業生産
17:00 台湾10月貿易収支
18:30 ユーロ圏11月投資家信頼感指数
19:00 OECD経済見通し
20:00 OECD主要国9月景気先行指数
22:15 加10月住宅着工件数
23:00 ユーロ圏財務相会合[ユーログループ、ブリュッセル]
24:00 米10月雇用トレンド指数
24:00 米10月労働市場情勢指数
26:00 ローゼングレン・ボストン連銀総裁、経済見通しについて講演
27:00 米財務省3年債入札

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