2016年5月26日木曜日

酒の安売り規制法案は誰の為

酒、安売り規制法案成立へ…価格競争妨げ懸念も2016年05月25日 07時36分
http://www.yomiuri.co.jp/economy/20160524-OYT1T50142.html
 酒の過剰な安売りを規制する酒税法などの改正案が、今国会で成立する見通しだ。
 量販店などの安売りから、規模の小さな「街の酒屋さん」を守る狙いがある。しかし、健全な価格競争まで妨げ、消費者の利益を損なう恐れもある。小規模な酒屋の活性化に向けた効果も少ないとの見方も出ている。
 法案は、財務相が酒類の販売価格の「公正な取引の基準」を新たに定め、これに従わない場合、業者名を公表したり、酒類の販売免許を取り消したりできるようにする内容だ。すでに衆院を通過しており、6月1日の会期末までに参院でも可決、成立する見込みだ。
 採算を度外視した安売りでライバル店を廃業に追い込もうとする「不当廉売」に対しては、公正取引委員会が酒屋に限らず、独占禁止法に基づいて摘発している。また、国税庁は酒類に絞って、過剰な安売りを防ぐための指針を作っている。


 安売り店の提示する安売り価格が不当廉売か、それとも経営努力による値引きか、線引きや証明が難しい。
 「公正な取引の基準」って言っても、販売全体のトータルで黒字になる値段設定ならどうするのか?
 販売免許を失えば経営に与える影響は極めて大きいので、安売り店は価格を決めるときに萎縮せざるをえないでしょう。
 結果として消費者の負担が増えることになる。
 不当廉売の防止については、現在でも独占禁止法に基づき、公正取引委員会が摘発する仕組みがある。なぜ酒の小売りだけをここまで特別扱いするのか不明です。
 そもそも、価格競争から守ることが街の酒販店の育成や存続につながるかどうか疑問ですし、もうほとんど小売店なんて残っていないのではないでしょうか。
 家の近所にあった小売店もローソンになっています。
 酒に限らず大型店にない個性的な品ぞろえや独自のサービスなど、創意工夫で店の付加価値を高め、利益を増やすのが小売店の本来の姿なんでしょうが後継者難もあってそう言った努力も無くなっています。
 昔はビール24本とか重くて配達でしたが、最近の若者はお弁当買いついで、缶ビール1本と言うような買い方が多いと思います。
 今さらの「酒、安売り規制法案成立」は誰の為にもならない気がします。

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