東京ベイにテスラ「スーパーチャージャー」オープンで浮き彫りになる日本国内急速充電の切ない現状
2019年10月7日
https://blog.evsmart.net/quick-charger/tesla-tokyo-bay-supercharger/
一部引用:
2019年10月2日、東京都江東区東雲に『東京ベイ スーパーチャージャーステーション』がオープンしました。テスラジャパンのスーパーチャージャーとしては国内で22カ所目、東京都内では六本木、丸の内、お台場に次いで4カ所目のスーパーチャージャーステーションとなります。
:中略:
日本国内で高出力急速充電器、そして複数台設置が進まないのは、高圧受電のコストが障壁だといわれてきました。たとえば、今回の東雲のスーパーチャージャーで考えると、150kW×4系統=最大600kWですから、たとえば東京電力エナジーパートナーで契約する場合、基本料金が1,815円/1kWなので、基本料金だけで月額約109万円、電力量料金が1kWhあたり15〜16円程度必要です。
テスラジャパンでは電気料金の負担形態などについては「開示していない」ということですが、普通に考えればテスラが負担して、それが車両価格にも反映されていると思われます。つまり、高出力での充電サービスを利用できる対価としてユーザーが分担して負担している、と考えることもできます。
私は日産リーフのユーザーなので、月額2000円のZESP2、しかも中古車のキャンペーンで実質4年間無料の恩恵にあずかっていますが、高速道路に急速充電器を増設するために必要であれば、適切な負担が課せられることに異論はありません。
テスラと他メーカー、CHAdeMOというかNCS(日本充電サービス)のスタンスの差は、ユーザー目線があるかないかの違いではないかという気がしてなりません。先頃、NCSを解消して「株式会社e-Mobility Power」が事業を継承するという発表もありました。テスラの「ユーザー目線」を見習って、テスラ車以外でも快適な充電環境が日本に広がることに期待しています。
:引用ここまで
2020年に向けて、世界中の自動車会社から多くの電気自動車が出て来ます。
こうなると出先での充電インフラが必要ですが、日本の場合とても貧弱で高速道路の充電器や道の駅の充電器はほとんどが一基で貧弱です。
日本ではNCSがメジャーですが「株式会社e-Mobility Power」に事業継続となり、なにかしらのアクションがあるかと期待したのですが、音沙汰無しです。
町中に電気自動車用の急速充電器が普及しないのは、急速充電で儲けが出せないと言う点につきます。
日産のディーラーで2000円/月で充電し放題がありますが、よく考えてみれば日産がインフラコストや電気料金を負担して、そのお金は日産車を買ったお客が車の代金として負担しているから安いのです。
日産の電気自動車部門はどう見ても赤字ですので、充電費用の負担はガソリン車を買ったお客が払っているのです。
町中で充電器スタンドを作った場合、記事にあるテスラのスーパーチャージャーでかかる固定費は、150kW×4系統=最大600kWとして、東京電力エナジーパートナーで契約する場合、基本料金が1,815円/1kWなので、基本料金だけで月額約109万円です。
これに設備費と電気工事費(キュービクル設置)で安くても数百万から1千万くらいはかかります。
場所も問題で、ガソリンスタンドの場合1台当たり5分も見ておけば良さそうですが、電気自動車の充電は100kWhでも30分で理論値50kWhになりますが、電池の充電は満充電になってくると遅くなるので、占有時間が長い。
充電料金を儲かる値段にしようとすると、1kWh100円以上にしないと商売になりません。
時間ではなく電力量当たりの課金で書いている理由は、平成22年11月25日に行われた経済産業省の総合資源エネルギー調査会・電気事業分科会・制度環境小委員会(第1回)において、「ガソリンスタンドやコンビニエンスストアなどの敷地内で電気自動車への充電事業を行う場合については、電気事業法における事業規制の対象外と判断される。
となってきました。
しかし、1kWh100円以上に設定した場合、町中の充電設備に充電に来ない、家で充電した方が安いですから。
試算を東京電力傘下の電力小売り会社、東京電力エナジーパートナーで行うと、従量電灯B・C契約では1(kWh)あたりの電気代は19.52~30.02円となります。一方、事務所など50kW未満の低圧契約では、夏期が17.06円、それ以外は15.51円、大きめの施設など、500kW未満の高圧契約では、夏期が17.22円、それ以外が16.08円などとなっています。
つまり家で充電すれば、1/4以下で充電できるので、町中では商売になりません。
電気自動車は原則家で充電、出先では高くても仕方がないが、充電ステーションは10台以上用意する。
となると公共インフラとしてしか成り立たないので、国が電気スタンド作るしかないですね。
トヨタが電気自動車出せば、ディーラーで充電し放題とか書いている方がいますが、トヨタの場合現状では普通充電
2.75円/分(税込)急速充電16.5円/分(税込)と高額です。トヨタのディーラーで急速充電器あるところを見つけましたが20kWh出力でした。
プリウスPHVの場合、ガソリンで走った方が安いです。
ただでさえ儲からない電気自動車では赤字の充電インフラ作らない気がします。
MMC太陽熱温水器
http://item.rakuten.co.jp/mmcsolar/c/0000000110/
入水温度 20℃
温水器 28℃ 温度差8℃
太陽光発電
発電量3.8KW ピーク1.22KW
10月8日(火)
曇のち晴
最高気温(℃)[前日差] 25℃[+2]最低気温(℃)[前日差] 19℃[+1]
降水確率(%) 30 40 50 20
時間帯(時) 0-6 6-12 12-18 18-24
10/09 水
韓国 休場
8:30 オーストラリア 10月ウエストパック消費者信頼感指数
20:00 米国 MBA住宅ローン申請指数(前週比)
20:00 メキシコ 9月消費者物価指数(CPI)(前月比)
21:00 ブラジル 9月IBGE消費者物価指数(IPCA)(前月比)
23:00 米国 8月卸売売上高(前月比)
23:00 米国 8月卸売在庫(前月比)
23:30 米国 パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長、発言
27:00 米国 米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨
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