2020年2月14日金曜日

福島第一原発のトリチウム含む水の処分案を各国が了承したかのような報道をするNHK

「トリチウム含む水の処分案 “各国大使館から批判出ず”」 (NHK 2020/2/6)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200206/k10012275561000.html
福島第一原子力発電所に、たまり続けるトリチウムなどを含む水の処分について、菅官房長官は国の小委員会がおおむね了承した、海か大気中への放出が現実的だとする案を、各国の大使館関係者に説明し、全体として批判などはなかったと報告を受けたと述べました。
福島第一原子力発電所に、たまり続けるトリチウムなどを含む水の処分について、菅官房長官は国の小委員会がおおむね了承した、海か大気中への放出が現実的だとする案を、各国の大使館関係者に説明し、全体として批判などはなかったと報告を受けたと述べました。
福島第一原子力発電所の汚染水を処理したあとに残る、トリチウムなどの放射性物質を含んだ水の処分方法について、経済産業省の小委員会は先月31日、基準を下回る形で海に放出する方法と、蒸発させて大気中に放出する方法が環境や健康への影響もほとんどなく、現実的などとする案をおおむね了承しました。
これについて、菅官房長官は午後の記者会見で「委員会の報告を受けて、各国の在京大使関係者に内容の説明を行った。特定の発言を紹介するのは控えるが、全体として、批判や抗議などはなかったという報告を受けている」と述べました。



海外向けの英語のニュースを見る限り、ただの説明会です。
japantimes.co
Japan briefs embassies on planned release of contaminated water from Fukushima plant into ocean
福島工場から海洋への汚染水の計画的放出に関する日本大使館

https://www.japantimes.co.jp/news/2020/02/03/national/japan-embassies-fukushima-water-ocean/#.XkUIv8j7TnE
一部引用:
The government Monday held a briefing session for embassy officials from nearly two dozen countries on the merits of a plan to release tritium-tainted water from the Fukushima No. 1 nuclear power plant into the ocean.
:中略:
Local fishermen have voiced opposition to releasing the water into the ocean out of fears that consumers would stop buying seafood caught nearby.

Neighboring countries, including South Korea, which currently bans seafood imports from the area, have also expressed unease.

But no embassy officials voiced such concerns at Monday’s briefing, according to the industry ministry.

The briefing was attended by 28 embassy officials from 23 countries and regions — Afghanistan, Belgium, Benin, Brazil, Cambodia, Canada, Cyprus, East Timor, France, Germany, Italy, Indonesia, Jordan, Lebanon, Moldova, Panama, Russia, South Korea, Switzerland, Taiwan, Turkey, the European Union and the U.K.

一部翻訳:
政府は月曜日、福島第一原子力発電所から海にトリチウム汚染された水を放出する計画の利点について、約20カ国からの大使館職員のための説明会を開催しました。
:中略:
地元の漁師は、消費者が近くで獲れた魚介類の購入をやめるのではないかという懸念から、水を海に放出することに反対を表明しています。

現在この地域からのシーフードの輸入を禁止している韓国を含む近隣諸国も不安を表明しています。

しかし、産業省によると、月曜日のブリーフィングでそのような懸念を表明した大使館職員はいなかった。

ブリーフィングには、アフガニスタン、ベルギー、ベナン、ブラジル、カンボジア、カナダ、キプロス、東ティモール、フランス、ドイツ、イタリア、インドネシア、ヨルダン、レバノン、モルドバ、パナマ、ロシア、南から23の国と地域から28人の大使館職員が出席しました韓国、スイス、台湾、トルコ、欧州連合、英国


 英語のニュースはどう読んでも「了承」したとは書いてありません。
「産業省によると、月曜日のブリーフィングでそのような懸念を表明した大使館職員はいなかった。」菅官房長官はそう聞いたよと言っているわけです
 福島第一原発のトリチウム含む水の処分案を各国が了承したかのような報道はフェイクニュースですよね。


MMC太陽熱温水器
http://item.rakuten.co.jp/mmcsolar/c/0000000110/ 

 入水温度    10℃
 温水器      31℃ 温度差21℃

 太陽光発電
 発電量13.8KW ピーク4.62KW

2月13日(木)
晴時々曇
最高気温(℃)[前日差] 19℃[+5]最低気温(℃)[前日差] 8℃[+7]
降水確率(%)  70    40     10   0
時間帯(時) 0-6 6-12 12-18 18-24
   
02/14
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16:00 ドイツ 10-12月期国内総生産(GDP、速報値、季調前)(前年同期比)
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19:00 ユーロ 10-12月期四半期域内総生産(GDP、改定値)(前年同期比)
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22:30 米国 1月輸出物価指数(前月比)
22:30 米国 1月小売売上高(前月比)
22:30 米国 1月小売売上高(除自動車)(前月比)
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23:15 米国 1月設備稼働率
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24:00 米国 12月企業在庫(前月比)

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