2013年3月31日日曜日

円安で物価だけ上がるインフレ

生活必需品 値上げの春
http://www.tokyo-np.co.jp/article/economics/news/CK2013033002000145.html 食品など生活に欠かせない身近な商品の価格が、四月から幅広く値上がりする。大幅な金融緩和を目指す安倍政権の経済運営方針で円安が進み、原油など多くの製品の原材料の輸入価格が上がっているため。しかし、働く人々の賃上げは追いついておらず、当面は物価上昇だけが負担としてのしかかる。 
 メーカーの出荷価格が値上がりする製品は、サラダ油、ツナ缶といった食品からティッシュ、タイヤなど広範囲に及ぶ。これらの製品の店頭価格についても値上げされる可能性がある。
 安倍政権は、デフレ脱却策の決め手として、大幅な金融緩和を強調。市場では、円が大量に出回って価値が薄まるとの観測で売られ、昨年十一月の衆院解散前に一ドル=八〇円前後だった為替相場は、三月中旬には九六円まで一六円も安くなった。このため、原油や鉱物、小麦粉など日本が輸入に頼っている原料の価格が上昇。さまざまな製品の価格に波及してきた格好だ。
 一方、二〇一三年春闘では、賞与を引き上げる企業も見られるが、連合の二十二日時点の回答まとめでは賞与を含まない「平均賃金」の引き上げ幅は前年の春闘と比べてほぼ横ばい。従業員三百人未満の中小企業は0・15ポイント減っている。
 自動車メーカーなど輸出企業は円安で収益が改善しているが、賃金上昇という形で国民に広く波及しなければ、物価上昇が人々の消費を抑制する懸念も出てくる。


 当たり前のことですが、円の価値が下がれば輸入に頼っているエネルギーや食料は値上げになる。
 国内の農業や酪農も肥料や飼料を海外に依存している日本では、コストが上がり値上げになるのは間違いありません。
 今の政府や、日銀はインフレ2%アップを目標と言っていますが、順序が違います。
 給料が上がって、消費が増え、需要が供給を上回り物価が上がると言うのが、国民のためのインフレのはずです。
 輸出企業で一番金額の大きい自動車の工場は現地生産へシフトしているので、そんなに円安で利益が出る訳もなく、法人税の高い日本へ利益を戻すことは経営者としてはやりたくないので、そのまま海外へ投資・海外保留となります。
 この状態で、消費税を8%そして10%にしたら、消費がさらに冷え込み、大不況がやってきます。
 日本以外では、景気回復となって行きますが、このまま衰退して、忘れられる国になりそうです。

MMC太陽熱温水器
http://item.rakuten.co.jp/mmcsolar/c/0000000110/

入水温度   15℃
上の温水器  48℃ 温度差33℃
下の温水器  45℃ 温度差30℃
 しっかり温度上がりました。

太陽光発電
発電量16.3KW ピーク2.35KW
3月30日(土)
晴後曇
最高気温(℃)[前日差]20 [ 0 ] 最低気温(℃)[前日差]9 [ -2 ]
降水確率(%)  0    0     0    10
時間帯(時) 0-6 6-12 12-18 18-24

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