2018年8月2日木曜日

日銀、今になって修正する個人の投信離れの隠ぺいは金融機関の手数料稼ぎの援護射撃だった?

家計が持つ投信 33兆円も過大計上 日銀のミスで得したのは
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180731-00000021-sasahi-bus_all&pos=4
AERA dot. 8/1(水) 7:00配信 週刊朝日  2018年8月10日号
「貯蓄から投資へ」
このスローガンのもと、政府は投資信託や株式などを積極的に買うよう促してきた。アベノミクスによる株高や税制優遇もあり、家計の投資信託の保有額は増えていたはずだった。
 しかし、それが“うそ”だったことがはっきりした。中央銀行として様々な経済統計をまとめている日本銀行が、家計の投資信託の保有額を33兆円も過大計上していたのだ。
 ミスがわかったのは、家計や企業などの資金や資産の状況をまとめた「資金循環統計」。日銀が3カ月に1度公表していて、政策議論にも用いられる重要な統計だ。年1回調査方法を見直していて、6月下旬の改定作業で問題が発覚した。日銀は詳しい説明を拒んでいるが、ゆうちょ銀行の投信の保有額を過小評価していたことが主な原因のようだ。個人が投信を買い増しているはずだったのに、実はゆうちょ銀行が買っていたことになる。
 日銀は過去にさかのぼって数字を修正。2017年12月時点でみると家計の投信の保有額は、109兆円から76兆円に減った。11年以降おおむね右肩上がりだったとみられていたものが、実は15年6月をピークに伸び悩んでいたのだ。
 日銀は「統計の精度を高めたものでミスという認識ではない」(広報課)と釈明するが、長年誤った数字をもとに政策議論が行われてきた。金融業界からは、「日銀の統計への信頼性が揺らぎかねない」(大手証券アナリスト)と戸惑いが広がる。経済アナリストの森永卓郎さんはこう言う。
「家計の投信の保有額が増えているという統計結果には、ずっと違和感を持っていた。こんなミスが起きるのは日銀が劣化していると言わざるを得ない」
 森永さんは国内で販売されている投信は手数料や信託報酬が高く、個人投資家にはすすめにくいという。
「投信を買っても、高い手数料などで損をしている人は多い。個人が投信離れをしていることがわかったのを機会に、金融業界は襟を正してほしい」
 結局、誤った統計結果で得をしていたのは、「貯蓄から投資へ」の政策目標を掲げていた政府のようだ。
「政府はアベノミクスの一環として、日銀に株を買わせて株価をつり上げ、個人も投資に向かっているとアピールしてきた。実態は『官製相場』で、個人が幅広く参加する健全な金融市場になっていなかった」(別の大手証券アナリスト)
 政府や日銀の統計を、そのまま信じてはいけない。(本誌・多田敏男)



「日銀は過去にさかのぼって数字を修正。2017年12月時点でみると家計の投信の保有額は、109兆円から76兆円に減った。11年以降おおむね右肩上がりだったとみられていたものが、実は15年6月をピークに伸び悩んでいた」

 預金金利や国債金利が小数点以下になって、国民は預金していても不労所得は得られない国になってしまいました。
 金融機関(銀行など)は、そこにつけこんで「投信」の販売を預金者に勧めた。
 「預金金利はほとんどありませんので投信は右肩上がりで増えています」って売りまくった?結果は手数料負けの投信ばかりで損をした顧客が量産ですね。
 日銀の統計ミスって「ゆうちょ銀行の投信の保有額を個人と間違った」なんて有り得ない言い訳です。
 だって、3000億円ならミスって言えるレベルですが、33兆円ですよ・・・間違う方がおかしい。
 日銀の金融機関の手数料稼ぎの援護射撃と政府の景気良い宣伝としか思えません。


MMC太陽熱温水器
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 入水温度   20℃
 温水器      73℃ 温度差53℃

 太陽光発電
 発電量29.6KW ピーク3.82KW

8月1日(水)
晴後曇
最高気温(℃)[前日差] 38℃[+3]最低気温(℃)[前日差] 26℃[-1]
降水確率(%)  0    0      0   10
時間帯(時) 0-6 6-12 12-18 18-24

08/02 8:50
 日本 前週分対外対内証券売買契約等の状況(対外中長期債)
8:50 日本 前週分対外対内証券売買契約等の状況(対内株式)
8:50 日本 7月マネタリーベース(前年同月比)
10:30 オーストラリア 6月貿易収支
14:45 スイス 7月スイスSECO消費者信頼感指数 
16:15 スイス 6月実質小売売上高(前年同月比)
16:30 スイス 7月SVME購買部協会景気指数
17:30 イギリス 7月建設業購買担当者景気指数(PMI)
18:00 ユーロ 6月卸売物価指数(PPI)(前年同月比)
18:00 ユーロ 6月卸売物価指数(PPI)(前月比)
20:00 イギリス イングランド銀行(BOE、英中央銀行)金利発表
20:00 イギリス 英中銀資産買取プログラム規模
20:00 イギリス 英中銀イングランド銀行、四半期ごとの物価報告(インフレリポート)
20:00 イギリス 英中銀金融政策委員会(MPC)議事要旨
20:30 米国 7月チャレンジャー人員削減数(前年比)
21:30 米国 前週分新規失業保険申請件数
23:00 米国 6月製造業新規受注(前月比)
27:00 メキシコ メキシコ中銀、政策金利

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