2020年4月25日土曜日

「集団免疫」目指すスウェーデンが正解か?結果は1年後

「封鎖せず」独自路線 自主性尊重、「集団免疫」目指す―スウェーデン・新型コロナ
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020042300702&g=int


【ロンドン時事】新型コロナウイルスの感染が深刻化し、多くの国がロックダウン(都市封鎖)状態にある欧州で、封鎖をしない北欧スウェーデンの「独自路線」が注目を浴びている。ソフト対策の背景には、強制より個人の自主性を尊重する伝統が根強いほか、医療制度が充実し医療崩壊の懸念が少ないことなどがある。さらに多数が自然感染して免疫を持つことでウイルスを抑制する「集団免疫」の形成も念頭にあるとされる。
 スウェーデンの新型コロナウイルス対策をめぐっては、経済的打撃が少ないとして期待が寄せられる一方、高い致死率など感染拡大のリスクに懸念も出ている。
 スウェーデンでは感染が広がる中でも小中学校は開校し、飲食店やジムも通常通りの営業を続けている。集会も50人以下なら可能。学校閉鎖や外出禁止といった厳しい規制を敷く国が多い欧州で異色の対応だ。首都ストックホルムのカフェやレストランは今も、食事や会話を楽しむ人々でにぎわいを見せる。
 政府は、封鎖の代わりに国民に「責任ある行動」(ロベーン首相)を求め、他者と距離を保つ「社会的距離」の実行を呼び掛けている。これに対して大方の市民は、政府方針を許容しているようだ。
 ストックホルム在住約40年のビヤネール多美子さん(85)は電話取材に「スーパーや農園に1人で出掛けたりしてる。混んでいれば地下鉄に乗らないなど、自分の判断で行動できるのがありがたい」と語る。緩い規制に不安を訴える人もいるが、「スウェーデン人は自分で決めることに慣れている」のでパニックにはならないという。
 しかし、スウェーデンでは23日時点、感染者が約1万6000人なのに対し、死者は2000人近くに上る。厳格な外出規制を実施している隣国フィンランドやデンマークなどと比べ高い致死率で、封鎖しないことによるリスク増に対する懸念も強い。報道によれば、スウェーデンの研究者らは地元紙への寄稿文で「(事態悪化を防ぐ)迅速かつ抜本的な措置」が必要とし、政府に政策見直しを迫った。
 一方、スウェーデン保健当局の疫学者、アンダース・テグネル博士は最近、地元メディアに「首都人口の多くが免疫を獲得し、感染抑止に効力を発揮し始めた。数理モデルは5月中(の集団免疫達成)を示している」と解説。「独自路線」が功を奏するかどうか、世界が展開を注視している




 東京オリンピックを開催するために、安易に安倍首相が新型コロナウイルス感染症を指定感染症として定めてしまったので、日本政府が検査数をなかなか増やさなかった。
 検査数を増やすと公式な感染者が増え、公式な感染者は法律上、軽症や無症状でも入院が必要で、病院が満杯になって医療崩壊が発生しやすいからです。
 日本人の特性(監視社会)で軽症や無症状の人は自宅待機で治癒できるが、軽症者や無症状者を公式に感染者と認めてしまうと周りの人々が感染を恐れてパニックになりやすい。
 そのため検査をできるだけやらず、重症者だけ入院させるのが日本政府のやりかたと思われました。
 この状態を続けていれば、そのうち治癒して抗体を持つ人が増えて集団免疫が形成され、コロナ危機を自然と終息するはずだった。
 しかし日本政府は3月25日の五輪延期から4月7日の非常事態宣言を経て、集団免疫策を止めてしまった。
 都市封鎖政策に転換したのは、なんでですかね?米国からの圧力?日本のトランプ氏の政策と同じことをやって経済活動を落とせと・・・・
 個人的な妄想はこれくらいにして、コロナウイルスは感染(侵入)した細胞の助けを借りて増殖する方法でしか増えられません。
 ウイルスは自身の表面にある「鍵」を、細胞の表面にある「鍵穴」にはめて細胞に吸着・侵入する(感染する)。
 そうしてから侵入した細胞内で増殖し細胞を破壊して飛び出てくる。
 のどや肺の粘膜で大量に増殖すると粘膜細胞が大量に死滅するので、呼吸困難になります。
 一般的な風邪の原因である (風邪の原因の10-15%がコロナウイルス)。
⇒ ヒトのコロナウイルス感染症は単なる風邪として認識されていた。
 重症化して問題になったのがSARS: ヒトにおける最初の致死性コロナウイルス感染症です。
 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)は、増殖する能力(世の中に蔓延)が高い。
 増えるためには感染した主体に対して毒性が低いことが必要で、感染者が死んでしまったり寝込んでしまっては増えられなくなるので、軽症者や無症状者を多く作り出す。
 SARSコロナウイルスおよびMERSコロナウイルスのワクチンが「実用化」されていない現状を考えると、直ちにワクチンが開発されるとは思えません。
 そうなると、最初の日本の対応や「集団免疫」目指すスウェーデンが正解なのかもしれません。
 「集団免疫」を止めてしまった日本と「集団免疫」目指すスウェーデンの差が気になります。
 結果は1年ほどかかるのでしょうが、いつまでも終息しない日本社会とならないことを祈ります。




MMC太陽熱温水器
http://item.rakuten.co.jp/mmcsolar/c/0000000110/ 

 入水温度    15℃
 温水器      40℃ 温度差25℃

 太陽光発電
 発電量24.8KW ピーク5.62KW

4月24日(金)
晴一時雨
最高気温(℃)[前日差] 17℃[+1]最低気温(℃)[前日差] 6℃[0]
時間 0-6 6-12 12-18 18-24
降水 0% 30% 60% 10%

0 件のコメント:

コメントを投稿