2025年7月15日火曜日

円の一人負けでさらに貧しくなる日本

 円、対主要通貨で一人負け 日米関税交渉不調で「狙い撃ち」
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUB0973X0Z00C25A7000000/?n_cid=NMAIL007_20250714_A
外国為替市場で円相場が主要通貨に対して全面安の展開になっている。対スイスフランで過去最安値圏、対ユーロでも1年ぶりの水準に沈む。日米関税交渉の難航が明らかになり、景気減速への懸念が広がる。日銀の早期利上げ観測も後退した。米国の物価動向次第で、さらに円売り圧力が強まりかねない。
対ドルの円相場は11日、9日に続き1ドル=147円台を付けた。約2週間ぶりの円安水準だ。1週間の下落率は2%に達する。


 5ヶ月連続で、手取り賃金の下落が続いている日本経済。

 日銀は「好循環による物価上昇ではない」と金利を0.5%にしたままです。

 物価の高騰は、海外の物価上昇による外的要因なのでと言いながら、円を防衛する動きが無いのですが、日本の場合、国の借金だけでなく地方の借金も膨大で、金利を抑え込んでいないと破綻する。

 最近の債権市場で0.5%〜1%の金利上昇で債権を買っている地方自治体で数億〜数百億の含み損が出ています。

 債権は償還期限まで持っていれば、損しない(円の毀損は除く)のですが、災害などでお金が必要になった場合売らざるを得ないのですが、含み損がある場合簡単に決断できない(だれが含み損の責任を取るのか揉める)。

 今回の円安は、日米通商交渉の決裂(まとまらない)により、日本の輸出産業(特に自動車)の落ち込みを反映している。

 日本の有識者?や社会学者・マスコミはトヨタを叩く記事を書きますが、トヨタが輸出で消費税還付を受けて儲けすぎとか、しかし、考えてみると外貨を日本に引っ張ってくる産業が国内で動くという事は、そこで給料をもらう人たちが多くの税金を日本に払っていることを称賛しないのが変です。

 企業の場合、黒字による税金以外に、社会保障費を従業員と折半で払っているので、裾野の大きい企業ほど日本に貢献している。

 日本の輸出企業の儲ける力が下がれば、円の価値も下がり日本はさらに貧乏になってしまいます。

 外貨で見ると日本円に同期して下がっているのはロシアを除けばトルコリラぐらいですかね。


MMC太陽熱温水器

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 入水温度    15℃

 温水器       36℃


 太陽光発電

 発電量 24.7KW ピーク5.22KW


7月14日(月)

最高気温(℃)[前日差] 33℃[0]℃最低気温(℃)[前日差]  25℃[-1]

時間 0-6 6-12 12-18 18-24

降水       10% 20%     70% 90%



   

07/15

  トルコ 休場   

8:01 イギリス 6月英小売連合(BRC)小売売上高調査(前年同月比)

9:30 オーストラリア 7月ウエストパック消費者信頼感指数 

11:00 中国 4-6月期四半期国内総生産(GDP)(前期比)

11:00 中国 4-6月期四半期国内総生産(GDP)(前年同期比)

11:00 中国 6月小売売上高(前年同月比)

11:00 中国 6月鉱工業生産(前年同月比)

18:00 ドイツ 7月ZEW景況感調査(期待指数)

18:00 ユーロ 7月ZEW景況感調査 

18:00 ユーロ 5月鉱工業生産(前月比)

18:00 ユーロ 5月鉱工業生産(前年同月比)

21:30 カナダ 5月製造業出荷(前月比)

21:30 カナダ 6月消費者物価指数(CPI)(前月比)

21:30 カナダ 6月消費者物価指数(CPI)(前年同月比)

21:30 米国 6月消費者物価指数(CPI)(前月比)

21:30 米国 6月消費者物価指数(CPI)(前年同月比)

21:30 米国 6月消費者物価指数(CPIコア指数)(前月比)

21:30 米国 6月消費者物価指数(CPIコア指数)(前年同月比)

21:30 米国 7月ニューヨーク連銀製造業景気指数 

29:00 イギリス ベイリー英中銀(BOE)総裁、発言 


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