2009年11月20日金曜日

ボジョレーヌーボ飲みました

今まで、ボジョレーヌーボは船便の物しか飲んでいませんでしたが、ペットボトルの安い空輸便が今年から出て来たので、解禁日に買って飲んでみました。買いに出かけたのは、イオンの980円と西友の880円の物、しかし、西友はお店で値引きされていて780円でした(安い)。西友は24時間営業なので、19日の午前0時に買うことも可能ですが、そこまで熱が入りませんでしたので、朝の9時に自転車で。この値段なら、現地の値段とあまり変わらない、まだ780円の方しか飲んでいませんが、今年のヌーボはけっこう重い味でなかなか良い感じ、ボジョレーヌーボは農園と工場がいっぱいあるのでひとからげに評価すると怒られますので、このワインは私の好みには合っていると書いておきます。3年後のボジョレーは期待できそうです。ペットボトルのボジョレーヌーボですが、今年限りかも ↓ こんなニュースが。
ヌーボーに冷や水?「ペットボトル入り禁止を」と生産地代表者
11月19日20時49分配信 産経新聞
 フランス産新酒ワイン「ボージョレ・ヌーボー」の販売が解禁された19日、来日中の生産地代表者が東京・南麻布の駐日フランス大使公邸で記者会見し、日本市場で今年、相次いで発売された安価なペットボトル入りヌーボーについて、伝統や品質保持の問題を理由に挙げ、「ペットボトルには反対。禁止されるよう対応したい」と語った。日本はボージョレ・ヌーボーの世界最大の輸入国。その“お得意さま”に冷や水を浴びせたともいえ、現地生産者や日本の輸入販売会社、消費者も巻き込み、波紋を呼びそうだ。
 発言したのは、自らも生産者である「AOCボージョレ/ボージョレ・ヴィラージュ統制委員会」のダニエル・ビュリア会長。ビュリア会長は「ペットボトルは(ガラス瓶に比べ軽いため)輸送費が安いことなどから価格を下げることができたのだと思う」との見解を示しながらも、低価格化により減少が続くヌーボーの販売数量の好転が期待できることに対しては、「経済的な側面(利点)もあるが、長期的展望に立ち、量より質を選ぶ」と述べた。

文句言っているが、日本でのボジョレーヌーボの消費は数量ベースでは2007年度は46パーセント、金額ベースでは54パーセントとなっていて、お得意さんなんですよね。
日本で少しでも売ろうとしているのに、ペットボトルにしても現地のワインセラーの利益は変わらないはず、現地の瓶業界からでもクレームがあったのか?ペットボトルでも品質が問題なければ、世界中に安い流通コスト(エコ)で売れる、売り上げを伸ばせると考えないのですね、フランスは伝統を重んじるのでしょう、来年はまた高くなるようなら、船便で飲みます。


本日のイベント
【日本】
日銀政策金利 時刻未定
【ユーロ圏】
ドイツ生産者物価指数(PPI)(10月)16:00
【香港】
消費者物価指数(CPI)(10月)17:30
FX投資
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2 件のコメント:

  1. ベットボトルのワインについてgoogleの翻訳検索(日本語->英語)をしました。キーワードは「フランス国内 ワインボトルのペット化」です。
    かなり頼りがない翻訳ですが、フランス国内のスーパーマーケットですでにペットボトルのワインが販売されています。容量は、1.5l以上のようです。どうも、750mlは今回が初めてのようです。フランスでのボージョレ・ヌーボーの扱われ方がよく分からないのであくまで私の推測ですが、「経済的な側面(利点)もあるが、長期的展望に立ち、量より質を選ぶ」は、深い意味があるような気がします。
    フランスではまだ小規模なワイン生産農家が多く残っていると言われています。ビン詰めなら今までの設備で対応できますがペットボトルでは新たな設備投資が必要です。小規模では導入できないはずです。ペットボトルの方が安いので、高級なワインが作れなかったり販売力ないところはつぶれていくしかなありません。小規模でそこそこのワインを生産している所がほとんどと思われますので、ここらへんがつぶれるとフランスワインの厚みがなくなる。これが「質」ではないかと

    日本酒のペットボトルはまだ無いようですが、紙パックならずいぶん前からあります。ただし、小さな酒造メーカや酒蔵で、紙パック詰めはまだ見たことがありません。
    気なることはすぐに検索で情報を入手できますので本当に便利ですね。ただし、検索キーワードによって思った情報が入手できない事が多々ありますので、使いこなしの難しさはありますね。

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  2. TXIさん、こんにちは
    ご指摘の通り、現地の事情が分からないので、想像でしか書けません。
    日本の企業が現地へ行って、偏った投資(ペットボトル詰め工場など)になる可能性はありますね。
    日本での売り上げはものすごく大きいので、影響が大きく中小のワインセラーでの売り上げの落ち込みが問題になりそうです。飲む側から言えば、現地との価格差がなくなるのがうれしい、もともとボジョレーヌーボは高い酒では無い筈です、インターネットの普及で日本の商社がブームを煽って、しっかり儲けてきたのがばれてきた気がします。

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