2009年11月18日水曜日

地デジ 総務省による説明会


総務省のデジサポ(総務省テレビ受信者支援センター)から、日本すべての世帯にダイレクトメールが送られています。
いっぱい天下り先が出来ていますね。
デジサポ
社団法人 デジタル放送推進協会
【事業仕分け】地デジ普及事業も「縮減」 完全移行に黄信号
 地上デジタル放送の普及促進事業が、13日の行政刷新会議の事業仕分け作業で予算縮減となったことに対し、総務省は、平成23年7月を目標に置いていた地デジ完全移行に「黄信号がともった」と危機感を募らせている。 総務省は平成22年度予算の概算要求で、21年度当初予算の2倍の307億円の地デジ関連予算を要求した。今年9月末の普及率が69%と目標である72%に届かなかったためで、デジタルチューナーの無償配布などの普及促進事業を加速させる腹づもりだった。 これに対し、13日の仕分け作業では、ワーキングチームの「費用対効果をどう説明できるのか」「国民経済的な評価は」などと、税金による無償配布に懐疑的な声が続出。14人の評価員のうち13人が縮減すべきと回答。縮減幅についても、半分の7人が「2分の1または3分の1」という厳しい判定を下した。 今後、財務省との折衝で縮減幅を詰めることになる。総務省では「大幅に削られれば、(完全移行の目標達成は)厳しくなる」(幹部)として、巻き返す構えだ。 電波事業関係の事業では、電波資源拡大のための研究開発予算に対しても、「(研究開発事業がないと)生きていけなくなる人はいるのか」などとし、縮減の判定が出ており、地方交付税に続き、総務省は劣勢を強いられている。

総務省の平成21年度予算を見てみると
(1)地上デジタル放送への完全移行に向けた対策の強化 900.2億円
エコポイントの活用によるデジタルテレビの購入支援(低炭素革命(グリーン家電の普及加速)の一部) 750.0億円
・エコポイントによる省エネ家電(デジタルテレビ・エアコン・冷蔵庫)の購入支援に加え、デジタルテレビについて、追加で5%の「エコポイントプラス」を付与することによってデジタル化を加速となっていて、この900億円の予算を使って、総務省による説明会を行っているんです。
 パンフレットの中に、「どうしてデジタル放送に変える必要があるのでしょう?」という項目が大きく書かれていて、電波が足りなくなってきています。デジタル化によって35%節約できるとなっています。しかし、デジタル放送はBSデジタルのチャンネルで十分のはず、現在12チャンネルもあり、BSアナログが停波すれば、さらに6チャンネル分あるはずで、今の地上放送の周波数帯にチャンネルを残す必要がない。つまり100%転用が可能です。
 地上波デジタルが必要なのは、地方放送局の利権で既得権益を守るためでしかないようで、一部の既得権益(天下り先も含め)を守るために税金と国民に高額な負担を強いる地上波デジタルの変更は日本の官僚と財界、政治の癒着がまねいた官害です。
まあ、効率を求めると景気が良くならないのですが、予算かけすぎ、天下り先作りすぎです。
B-CASのシステムも官僚天下り先の大儲けの仕掛けですが、世界で無料の放送にCASカードを使っているのは日本だけと、無駄なコストがかかりすぎ、著作権もからんで、非効率なことをさせる日本のシステムは世界に通用しないのでなんの価値も生みません。携帯と同じでガラパゴス技術です。
しかし、予算を半分にしたとのことですが、減らされることを見越してか?概算要求は2倍でしたので、いままでと同じ予算・・・・この説明会を考えると予算多すぎです。
民主党政権になっても、税金の無駄使いは減りません。
今日のイベント
【オーストラリア】
Westpac先行指数(9月)9:00
【ユーロ圏】
ユーロ圏経常収支(9月)18:00
【カナダ】
消費者物価指数(CPI)(10月)21:00
【アメリカ】
MBA住宅ローン申請指数(1113日までの週)21:00
消費者物価指数(CPI)(10月)22:30
住宅着工件数(10月)22:30
住宅建築許可件数 10月)22:30
17:00 藤井裕久・財務相、定例記者会見
17:40 トリシェECB総裁 講演(フランクフルト)
18:30 英金融政策委員会(MPC)議事録(1145日分)
23:15 ブラード・セントルイス連銀総裁 講演「米経済見通し」(ミズーリ州クレイトン)
FX投資
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