2009年11月12日木曜日

環境税の負担増金額はごまかし?

環境税の具体案明らかに、一世帯の負担額は年1,127


 環境省は11日、地球温暖化対策税(環境税)の具体案を明らかにした。一世帯当りの負担額は年1,127円増加する見通しになるという。
 環境税は、温室効果ガスを排出する化石燃料を課税対象としている。ガソリンには、揮発油税(ガソリン税)の暫定税率(1リットル当り約25)廃止に合わせ、1リットル当り約20円を上乗せ課税し、ガソリン1リットル当りの税負担額は現在の約56円から約51円に引き下げられる形となる。その他、二酸化炭素(CO2)排出量の多さによって、灯油や電力など、幅広く課税される。
 同税は、来年4月からの導入が予定されている。環境省の試算によると、1世帯当りの負担額は月額94円、年間で1,127円で、税収見込み額は、ガソリンへの一律上乗せ課税分で1兆円弱、それ以外の新課税分で1兆円強の計約2兆円とされた。
 今後、政府税制調査会で同案は議論される。

この数字、どうやって出したのか探してみましたら。
 ■1世帯当たりの年間の税負担額(単位・円)
              現行    創設後
灯油        422   997
プロパンガス  1643  1897
都市ガス      255   706
電力         2839  5719
ガソリン      34701 31588
軽油          984  1064
合計        40844 41971
差額が1,127円。この数字で変なところありませんか。
ガソリンの暫定税率を25円ほど減らしてそこに20円を足しています、ざっと計算すると660Lを消費する計算でマイナス3000円近く減ったように見せかけています。
大きく増えているのは電気代でプラス3000円ほど、灯油が2倍ですが500円、都市ガスが3倍で500円ぐらい。
軽油はどういう計算?一世帯当たりに換算するとこんな金額でしょうか、これは税率が他の化石燃料より低いからですが、いくらかが不明、一世帯当たり100Lとして(流通などでカンです)80円増加は安すぎる気もします、環境をうたうなら、二酸化炭素を多く発生するトラック系の燃料もガソリンと同じでないと不公平です。
環境税と言うなら、排出する温暖化ガスの量で税金を決めないと排出抑制にならない、完全に取りやすいところから取る考えで、日本の酒税(国民の健康のためにアルコール度数ではなく、取りやすいビールに多く税金をかけている)と同じ官僚の浅知恵です。
新しい税金をかけるなら、納得できる理由をつけて導入してほしい、国会審議での論戦を期待します。


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2 件のコメント:

  1. 今回の環境税は、官僚の浅知恵に民主党が乗っかったのでは
    ガソリンを5円安くして減税にみせかけ、新たな環境税で増税する。
    自民党にはかんばってもらいたいのですが・・・・

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  2. TXIさん、こんにちは
    増税分は1家庭1年で1000円ちょっとのように見えますが、ガソリン税でごまかして、実際は4000円以上の増税です。
    こんな報道では話になりませんが、国会審議の場で自民党は突っ込めるでしょうか?今まで答弁や調査を完了丸投げにしてきたので、能力が無いのでは?と思ってしまいます。
    まだ、みんなの党の方が頼りになりそうですが、数が足りません。

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