2014年5月11日日曜日

「美味しんぼ」の”鼻血”問題、大臣まで文句言い始めると気になる人が増えるよね

漫画「美味しんぼ」の”鼻血”問題 石原環境相の批判発言に対し、井戸川前双葉町長が「風評ではなく事実」と反論(各紙)
http://financegreenwatch.org/jp/?p=43619
5月 10th, 2014  Finance GreenWatch
 東京電力福島第1原発を訪れた主人公らが鼻血を出す漫画「美味しんぼ」の描写で小学館に抗議が寄せられているが、作品に実名で登場した前福島県双葉町長の井戸川克隆さん(67)は9日、東京都内で記者会見し、「実際、鼻血が出る人の話を多く聞いている。私自身、毎日鼻血が出て、特に朝がひどい。発言の撤回はありえない」と述べ、風評ではなく事実であることを改めて強調した。
同作品に対しては、石原伸晃環境相が同日の記者会見で、「何を意図し、何を訴えようとしているのか、全く理解できない」と批判した。井戸川氏は「なぜあの大臣が私の体についてうんぬんできるのか」と反論した。
井戸川氏が町長を務めていた双葉町は、町の公式サイトで「前双葉町長の発言を引用する形で、福島県において原因不明の鼻血等の症状がある人が大勢いると受け取られる表現があった」「福島第1原発の事故直後から全町避難を強いられていますが、原因不明の鼻血等の症状を町役場に訴える町民が大勢いるという事実はありません」「福島県全体に許しがたい風評被害を生じさせている」と漫画に抗議している。
作者の雁屋哲さんはブログで「責任はすべて私にあります。小学館の編集部に抗議しないように」と発言する一方で、以下のように発言をしている。
「私は自分が福島を2年かけて取材をして、しっかりとすくい取った真実をありのままに書くことがどうして批判されなければならないのか分からない」
「真実には目をつぶり、誰かさんたちに都合の良い嘘を書けというのだろうか」
「『福島は安全』『福島は大丈夫』『福島の復興は前進している』などと書けばみんな喜んだのかも知れない。しかし今度の「美味しんぼ」の副題は「福島の真実」である」
「私は真実しか書けない。自己欺瞞は私の一番嫌う物である」



 下は、2011年7月の記事ですけど、福島県伊達市にある小学校の『保険だより』にも音大店として”鼻血問題”が出ています。
【福島県伊達市】小学校の『保険だより』に「1学期間に鼻血を出す子が多かった」
http://savechild.net/archives/6247.html
からの一部引用
『1学期間に保健室で気になったことが2つあります。 1つ目は鼻血を出す子が多かったこと。 2つ目は学校感染症(インフルエンザ等)が夏休み直前まであったこと。』

 たかが娯楽の漫画に、いくら風評被害(事実は判りませんけど)とは言え、環境大臣が文句を言うと大ごとです。
 ここまで、過剰反応すると”何かを隠したい”と言うように聞こえてしまうのは私だけ?
 本屋さんへ、”ビックコミックスピリッツ”を買いに行ったのですが、5軒とも売り切れで買えませんでした。

 まあ、311以降、政府の言うこととマスコミの言うことは、話半分にしておいた方が良いと、ほとんどの国民に気づかれてしまっていますので、こんな発言がマスコミに載るのでしょうか。

 放射能問題は、被害が見えにくいと言う点で、隠ぺい・だまし・先送りを決め込む既得権益者が一杯いるからでしょうね。

 地球上の生物は、太古から宇宙線や地上にある自然放射性物質からの放射線にさらされて、ある程度耐性を持ってきました。
 放射線によって細胞の遺伝子の一部が破損しても、修復します。
 これが、大量に破壊されると修復できず、間違った細胞へ変化してしまう癌化と言う病気になるのは誰でも知っていること。
 ただ、これも確率論で、癌化が悪性でなかったり、その細胞が死亡するなど必ず病気にならないので、問題になる率が少ない。

 人工的に作られた放射線は自然界より多いので、病院など放射線管理区域を設けたり、最悪年に1msvまでと法律で規制しています。
 放射線管理区域で働く人は、きちっとした検査や治療を行うことを前提に、人口放射線を浴びて仕事をしています。
 今の日本は、原発事故の為に、暫定での規制で動いている状態なので、余計に放射線の被害を気にしないといけないのに、安全だとか問題ないとか見ないようにしている状態です。

 事故による放射線で遺伝子が傷ついても、修復されるから問題ないと言うのであれば、極端な言い方をすれば、画鋲をばらまいて歩いている人が刺さって怪我しても、しばらくすれば治るので問題ないと言っているのと同じ。
 放射線は、超極細の針で体中を挿しているのと同じで、それが何百万本も刺さっても、痛みは無いので問題なのです。
 匂いも色も、刺さっても痛くない・・・・だけど遺伝子はダメージを受ける、そんなことが長時間続くのは気味が悪いです。
 画鋲がいっぱい落ちている、場所を歩きたくないと言うのと同じで、放射線レベルが法律の規制より多い所には行きたくない。
 100ベクレル以下の食品はOKだそうですが、ベクレルは放射性物質が1秒間に崩壊する原子の個数なので、100ベクレル/kgの食品を100g食べたとして、触れている内蔵は毎秒10本の針を刺しているのと同じと言うことですので、主食はこんな規格はまずいです。
 ただちに危険は無いと言うことは、先は危険と言うことです。
 大臣が文句を言うことは、とっても危ないと・・・逆の意味で・・・


MMC太陽熱温水器
http://item.rakuten.co.jp/mmcsolar/c/0000000110/
 入水温度   15℃
 温水器     67℃ 温度差52℃

 太陽光発電
 発電量20.0KW ピーク2.48KW
5月10日(土)
晴れ
最高気温(℃)[前日差] 26℃[+1] 最低気温(℃)[前日差] 14℃[-2]
降水確率(%)   0    0     0  0
時間帯(時) 0-6 6-12 12-18 18-24

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