2017年8月12日土曜日

原子力発電も制御できないのにプラズマ発電の実用化は夢また夢

プラズマ温度1億2千万度を達成 核融合発電へ一歩前進
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170809-00000122-asahi-bus_all
朝日新聞デジタル 8/9(水) 23:36配信

 核融合を利用した発電を目指した研究を続ける核融合科学研究所(岐阜県土岐市)は9日、発電に必要な条件の一つ、プラズマ温度1億2千万度を達成したと発表した。研究は一歩前進だが、実用化のめどが立つのは今世紀半ば以降になるという。
 核融合発電は、原子核同士を超高温で超高圧状態にして無理やりくっつけることで、別の原子核に変える時に生まれる膨大なエネルギーを利用する。これは太陽の中心で起きている反応と同じで、人工的に起こすには、超高温で高密度のプラズマを持続的に作り出す必要がある。
 核融合研は、今年3月から重水素を使った実験を開始。温度上昇を妨げる不純物の除去や、プラズマの乱れを抑えるなどし、プラズマ温度が1億2千万度、電子の密度が1立方センチあたり13兆個の状態を0・1秒以下作り出すことに成功した。

 地上に太陽を作る核融合の研究は必要とは思いますが、このエネルギーを使った発電所の実用化は無理でしょう。
 投入したエネルギーより多くの熱量が発生すればできると言われていますが、投入するエネルギーを作る(発電)所からの比較をすると全然足りません。
 強力な磁場を作り、その中心に原料を浮かせて、強力なレーザーで加熱すると思いますが、投入する電力の何パーセントが原料に加わるのかという疑問。
 水爆のように原発のエネルギーを使い、一瞬で全エネルギーを解放させることは可能ですが、宇宙空間にある太陽も爆発中なんですね。
 原子力の核分裂はウランなどの重物質が過熱するのと違い、核反応している物質が小さく核融合の温度が桁ハズレの億単位になる、高温すぎて壁などの固体に接触できないため、発生した熱量を拾う効率がメチャクチャ悪い。
 爆弾として使えても、発電として使えるのはよほどのブレークスルーが必要で、100年単位ぐらいでは実用化するとは思えません。
 まあ、夢の技術は一般企業では手を出せませんから、国が予算付けて行う物、くれぐれも天下り先のお財布にしないでねと祈っておきます。未来の「もんじゅ」にななければよいけど・・・

MMC太陽熱温水器
http://item.rakuten.co.jp/mmcsolar/c/0000000110/ 
 入水温度   15℃
 温水器     50℃ 温度差35℃

 太陽光発電
 発電量12.5KW ピーク4.99KW

8月11日(金)
雨後曇
最高気温(℃)[前日差] 30℃[-4]最低気温(℃)[前日差] 26℃[-1]
降水確率(%)   30    20      60    30
時間帯(時) 0-6 6-12 12-18 18-24

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