2017年8月24日木曜日

高齢者の仕事は若者の仕事を奪うこと

一億総活躍社会の真意は“高齢者が働いて社会保障支えよ”
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20170823-00000003-moneypost-bus_all
週刊ポスト2017年9月1日号

 2015年9月の自民党総裁選で無投票再選された安倍晋三・首相は、第3次安倍改造内閣の発足時に「ニッポン一億総活躍社会」のスローガンを掲げ、「希望を生み出す強い経済」、「夢をつむぐ子育て支援」、「安心につながる社会保障」という“新・三本の矢”を打ち出した。
 ここでいう社会保障の「安心」とは高齢者のためではない。安倍首相は会見でこう語った。
「社会保障は、高齢者の皆さんのみならず、現役世代の『安心』も確保するものでなければならない」(2015年9月24日)
 これが「働き方改革」の出発点となった。自民党一億総活躍推進本部は、「高齢者」の定義見直しに動き、次のような「シニアの働き方の提言」をまとめたのだ。
〈65歳までは「完全現役」、70歳までは「ほぼ現役」、65歳~74歳までは、「シルバー世代」として、本人が希望する限りフルに働ける環境を国・地方・産業界挙げて整備し、「支え手」に回っていただける社会の構築を目指す〉
 年金の繰り下げ受給の年齢を「71歳以上」にすることも提言に盛り込んだ。これは年金の受給開始年齢を65歳以上に遅らせることで、受給額の割り増しを受けることができる制度で、現在は70歳までの繰り下げしか認められていない。
 自民党が高齢者年齢の見直しと年金繰り下げ年齢アップをセットで提言しているのは、現役世代の「安心」確保という名目で、高齢者に74歳までは年金をもらう側ではなく、受給を我慢して働かせ、年金保険料を払う「支え手」になることを求めていることがわかる。


 「一億総活躍時代って、誰の為?」という視点で見ないといけません。
 単純に労働人口が足りなくて困っているのかなんですが、今就職活動している人たちは売り手市場と言われています。
 仕事と言っても、製造・営業・流通・サービス業など色々あります。
 物を作るにしても、企画・設計・購買・生産設備・製造技術・品質管理・製造工程と色々多岐に分かれ、どの場所でも経験と習熟が必要です。
 最近は、人を育てると言うことをなるべくやりたくない企業が多くなって、即戦力と言う贅沢な求人も多いようです。
 企業はこの辺の熟練者をアルバイト賃金で働かせたい。
 定年延長は、高齢者と言う括りで、賃金の安い熟練者を使いたい経営者側の打算があると思います。
 若者を教育せずに定年延長をエサに賃金の安い高齢者を使う、定年延長を善意に見せかけて、固定費削減を画策しているように見えるのは私のようにひねくれた見方する人だけかなと思うこのごろです。

 定年延長で70歳年金出さない・・・
 日本政府と経団連がウハウハに見えてしまいます。

 若者をしっかり雇用して育て、企業の未来を託すって言う、中長期ビジョンが無くなった日本企業は崩壊するしかないでしょう。
 

MMC太陽熱温水器
http://item.rakuten.co.jp/mmcsolar/c/0000000110/ 
 入水温度   15℃
 温水器     55℃ 温度差40℃

 太陽光発電
 発電量18.4KW ピーク5.13KW

8月23日(水)
曇時々晴曇時々晴
最高気温(℃)[前日差] 32℃[-1]最低気温(℃)[前日差] 24℃[-3]
降水確率(%)   30    30       20    30
時間帯(時) 0-6 6-12 12-18 18-24
 
08/24
7:45 ニュージーランド 7月貿易収支 
14:00 日本 6月景気先行指数(CI)・改定値 
14:00 日本 6月景気一致指数(CI)・改定値
15:45 フランス 8月企業景況感指数 
16:15 スイス 4-6月期四半期鉱工業生産 (前年同期比)
17:30 イギリス 4-6月期四半期国内総生産(GDP、改定値)(前期比)
17:30 イギリス 4-6月期四半期国内総生産(GDP、改定値)(前年同期比)
21:30 米国 前週分新規失業保険申請件数 
23:00 米国 7月中古住宅販売件数(年率換算件数)
23:00 米国 7月中古住宅販売件数(前月比)

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