2018年1月13日土曜日

幸せになるには経済的独立=自由を

幸せになるにはどこまでお金を稼げばよいのか 橘玲氏が解説
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180112-00000001-moneypost-bus_all
マネーポストWEB 1/12(金) 7:00配信
「お金がなくても生きていける」「お金がすべてじゃない」といった類の精神論は、とくに日本人の美徳のように語られることも多い。しかし、本当にそうなのか。「お金がすべてではないのは確かですが、実際には、ほとんどの問題はお金で解決できます」──そう語るのは、新刊『専業主婦は2億円損をする』が話題の作家・橘玲氏だ。


橘:幸福とは自由(自己決定権)のことであり、そのためには経済的に独立していなければならない」というのが、いまでは先進国に共通の価値観(常識)です。どうしてもやりたくない仕事を嫌いな上司から命じられ、「イヤならクビだ」といわれたとき、じゅうぶんなお金(金融資本)を持っていたり、他社から誘われる能力や知識・経験(人的資本)を持っていれば、「じゃあ辞めます」ときっぱり断ることができます。お金や人的資本は、自由に生きるため土台なのです。


──実際、私たちが人生の中で直面する問題の多くは、お金があればある程度は解決できるものがほとんどだ。就職や転職、子どもの教育、離婚時の慰謝料、親の介護、病気の治療……など、程度の差こそあれ、お金があるかどうかでその深刻さも変わってくるだろう。ただし、お金はあればあるほど幸福になれるわけではない、とも橘氏はいう。


橘:世の中には、貧しくても幸福な人もいれば、大富豪でも不幸な人はいます。アメリカの超富裕層は「子どもがパリス・ヒルトンのようになるのではないか」と心配し、「資産は問題を解決するよりも問題の原因となっている」と考えているそうです。貧しいひとがお金持ちになると幸福感は大きく上がりますが、お金持ちがさらにお金持ちになっても幸福感はほとんど変わらない。幸福には金銭的な上限があるのです。


ジョブズはカッコよくてトランプは毛嫌いされる
──経済学者の調査では、幸福度が変わらなくなるのはアメリカでは7万5000ドル、日本では800万円というデータが出ているという。面白いことに、為替レートで換算すると日米でその金額はほぼ同じだ。
橘:あなたが独身だとして、年収800万円で幸福度がマックスになる理由は、ちょっと考えればわかるでしょう。彼女(彼氏)とおいしいものを食べ、たまにはブランドものを買い、年に何回か旅行にも行くという「人なみの幸福」は、年収800万円ならお金を気にせずにできます。そしていったんこの水準に達すると、レストランをミシュランの星付きに変えてもたいして幸福度は上がらない。
 ゆたかな社会にはお金持ちがたくさんいるのですから、必然的にお金の価値が下がっていきます。それと同時に価値観が多様化し、「豪邸に住んでブランドで身を包み高級外車を乗り回す」という成金はあまり尊敬されなくなる。それよりも、ツイッターのフォロワー数やフェイスブックの「いいね」の数が評価の基準になったりする。最近の若いひとたちは、フェラーリやランボルギーニに乗っている人を見ても、「そういう趣味なんだ」と思うだけのようですから。
 こうした価値観の変化は「強欲」の象徴とされるアメリカでも同じで、もっともカッコいいのは(アップル創業者)スティーブ・ジョブズのシンプルなライフスタイルで、ドナルド・トランプのような古いタイプの「大富豪」はリベラルな知識層からは徹底的にバカにされ、毛嫌いされています。
「年収800万円」というのは平均値ですから、幸福のポイントがそれより多いひとも少ないひともいるでしょう。しかし、「年収100万円で幸福」というひとは(おそらく)いないはずです。収入が少ないと、今月の家賃から今日のご飯まで、いつもお金のことを考えていなくてはならず、それが幸福度を大きく下げるのです。
 そう考えれば、幸福になるもっともシンプルな方法は、やはり「お金持ちになること」です。しかし、その効果は徐々に減っていきますから、いつまでのお金に執着すると逆に大切なものを失ってしまうことになりかねません。経済的独立=自由を手に入れるまでは頑張って働き、そのあとはお金にとらわれずに生きていくのがいちばん幸福なのではないでしょうか。


 この記事を読み始めて、最初の「幸福とは自由」と言うのは共感できます。
 今までの日本の会社は、年功序列で若いうちは給料安くても、歳をとれば(結婚して家族が増える頃)給料が上がるシステムでした。
 これを不公平だと「成果主義」に移行してきたはずが、日本の会社は管理職や経営者に有利なように「年をとっても給料が上がらない」システムばかり導入しています。
 まあ、仕事の実力も無いのに高給が貰えるのも不思議と言えば不思議ですが。
 よくやるのが、達成でないような高い目標を掲げられ、達成できないので年収下げますと。
 欧米で成果主義のシステムが成功して労働効率が良いと言われているのは、実力があるなら簡単に同業他社に転職や引き抜きができるからです。
 日本の会社の場合、同業他社で同じ仕事は禁止です。
 とくに技術系の仕事はダメですね、まあリストラの場合、優秀な技術者を韓国系や中国系の企業が高給で拾っていますので、最近は少し違うかもしれません。
 SE(サーブすエンジニア)などの仕事を見ていますと、実力主義ですが、派遣会社のようにピンハネが横行しているのが現状です。
 日本で人的資本を武器に転職するには、社会が成熟していませので、頼りのなるのはお金となります。
 記事の中では、独身の人が幸せな年収は800万円ほどとなっています・・・そんなひと日本ではほとんど居ません。
 しかし、若い人は何十年も先の年金なんて生活できる金額なんて望むべきも無く、経済的独立=自由を勝ち取るには、若いうちからお金をためて、投資に回すしかないのかなと思います。
 書いていて、見も蓋もない結論になってしまった。


MMC太陽熱温水器
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 入水温度   10℃
 温水器     33℃ 温度差23℃

 太陽光発電
 発電量14.9KW ピーク2.47KW

1月12日(金)
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