2018年1月20日土曜日

除染基準が守れないからと言って安全基準を下げるのは、安全基準とは言えない

2018.1.17 20:09
除染基準「引き上げるべき」 規制委員長が表明
http://www.sankei.com/life/news/180117/lif1801170068-n1.html

 原子力規制委員会の更田(ふけた)豊志委員長は17日の定例会合で、除染の目安とされている空間線量「1時間当たり0.23マイクロシーベルト」について「実証データから1マイクロシーベルトの所に居住しても年間の被曝(ひばく)線量は1ミリシーベルト以下になる」と指摘し、「改めないと帰還や復興を阻害する」として環境省は引き上げを検討すべきとの考えを示した。
 更田氏によると、帰還者らが身につけた線量計の実測値で判明したという。自ら同省に働きかける考えを示したほか、事務局の原子力規制庁は「どのような場でメッセージを出していくか検討する」としている。



 ガラスバッジの測定値では実質的な被ばくより少なくなる(内部被ばくは考慮されていない)のに、今さら何を言っているのか。

 安全基準は科学的・医学的な検証検討から決めるべきものであって、帰還や復興を阻害するから緩めるべきだという考え方はおかしい。
 規制する立場の人間が発言する内容ではない。


 元々「被曝限度=0.23μ/時」の決められた経緯は次のとうり。
「空間線量=0.23μ/時」の場所に居住する人は8時間屋外で過ごし、残りの16時間は空間線量の低い屋内で過ごすと仮定と言う安全基準を甘くするために決めた数値。

 屋外での被曝量=0.23÷3✕24✕365÷1000=0.67mSv/年を基準にしている。

 1μを単純計算するなら、被ばく量はこの数値の5倍以上になります。

 守れないから安全基準を下げるのは、安全基準とは言えない。


MMC太陽熱温水器
http://item.rakuten.co.jp/mmcsolar/c/0000000110/ 
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 太陽光発電
 発電量16.5KW ピーク2.89KW

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