2021年12月7日火曜日

知らぬ間の隠れ増税、日本は重税低福祉国家

 サラリーマンが天引きされる税・保険料負担が増加 2023年に50%超へ
12/6(月) 7:00配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/abbe84f34d16e9d501fe0651df0e905085aab432
 2018年に実施された税制改正で「給与所得900万円」を超えると配偶者控除(38万円)が縮小され、1000万円を超えると妻(配偶者)の収入額にかかわらず廃止となった。年間所得1000万円を少しでも上回るサラリーマンにはざっと10万円ほどの増税だ。
 さらに夫の年間所得が900万円を超えると、妻の収入が「103万円の壁」以下でも扶養親族の数に入れられなくなり、ここでも源泉徴収される税金が増えた。
 控除廃止は、税率は変わらないのに税額が増えるため「隠れ増税」と呼ばれる。中・高所得者がこうした「隠れ増税」の標的にされる一方で、所得がそれより低いサラリーマンは税金より社会保険料の負担が急速に重くなっている。
 厚生年金や健康保険、介護保険などの保険料値上げによって、月給30万円のサラリーマンが給料から天引きされる税金と社会保険料の割合は、2003年の39.38%から2021年には46%まで引き上げられた(図)。



 社会保険料の負担増はこれからも続く。「年金博士」こと社会保険労務士の北村庄吾氏が語る。
「まず雇用保険料が値上げされる。政府がコロナ不況で社員を休業させた企業に支払っている雇用調整助成金が5兆円近くに達して雇用保険の財源が枯渇、いまは失業保険の積立金や税金から借りて急場を凌いでいる。
 その穴埋めのためにサラリーマンから取る雇用保険料を大幅に引き上げる方針です。介護保険料の値上げも避けられません。2025年には団塊の世代が後期高齢者になって介護保険の負担が増えるから、政府はその前に手を打たなければならない。健康保険料も2割(料率では2%)くらいの引き上げが必要です。年金保険料は上限に達しているため、年金の支給開始年齢を70歳に遅らせることで支給額を抑える方向でしょう」
 北村氏は2022年からの社会保険料値上げで、サラリーマンの税金と保険料を合わせた負担率は給料の50.05%になると予想している。
 年金生活者やサラリーマンは社会保険料の負担増で手取り収入が減り続けているにもかかわらず、「隠れ増税」で議員に税金を貢がされている。
 議員特権、コロナ失政、ムダだらけの五輪でドブに捨てられるも同然の国民の税金はざっと3兆5900億円。そのカネがあれば、国民全員に「2.8万円」の給付金を配れたはずである。
※週刊ポスト2021年12月10日号

 日本の政治家や官僚は、消費税増税の時に先進高福祉国家と比較して「日本は諸外国に比べ消費税は少ない」と言います。

 日本は一般会計以外に実質で2倍もの特別会計と言う予算がありこれは官僚が国会の承認無く使えるお金になっています。

 これは年金や健康保険、石油など、国民には税金を取っていると思わせないようにして、この利権を維持拡大しています。

 特別会計の闇は深いので、政治家や新聞社などはアンタッチャブルな世界、個人がほざいている分には問題ないのでしょうが、手を突っ込むとミステリー小説より恐ろしい伏魔殿です。

 そんな、特別会計の一部で2003年よりどんどん増税されています。

 「2022年からの社会保険料値上げで、サラリーマンの税金と保険料を合わせた負担率は給料の50.05%になると予想」と書いてあるように、サラリーマンは給料の50%を国に持って行かれることになっていて、年収税込みの金額なんて実質半分と言う重税国です。

 これで年金削減・年金受給年齢上げと、健康保険負担率の上昇・・・低福祉にまっしぐらです。

 さてさて、国民はどう自衛をするかよく考えておかないといけません。



MMC太陽熱温水器

http://item.rakuten.co.jp/mmcsolar/c/0000000110/ 


 入水温度    15℃

 温水器      16℃ 温度差1℃


 太陽光発電

 発電量 2.8KW ピーク0.76KW


12月6日(月)

曇時々雨

最高気温(℃)[前日差] 10℃[-2]最低気温(℃)[前日差] 8℃[+4]

時間 0-6 6-12 12-18 18-24

降水 50% 80% 90%   80%


 

12/07

  中国 11月貿易収支(米ドル)

  中国 11月貿易収支(人民元)

8:30 日本 10月毎月勤労統計調査-現金給与総額(前年同月比)

8:30 日本 10月全世帯家計調査・消費支出(前年同月比)

9:01 イギリス 11月英小売連合(BRC)小売売上高調査(前年同月比)

9:30 オーストラリア 7-9月期四半期住宅価格指数(前期比)

9:30 オーストラリア 7-9月期四半期住宅価格指数(前年同期比)

12:30 オーストラリア 豪準備銀行(中央銀行)、政策金利発表 

14:00 日本 10月景気先行指数(CI)・速報値

14:00 日本 10月景気一致指数(CI)・速報値 

15:45 スイス 11月失業率

16:00 ドイツ 10月鉱工業生産(前月比)

16:45 フランス 10月貿易収支 

16:45 フランス 10月経常収支

18:30 南アフリカ 7-9月期四半期国内総生産(GDP)(前期比年率)

18:30 南アフリカ 7-9月期四半期国内総生産(GDP)(前年同期比)

19:00 ドイツ 12月ZEW景況感調査(期待指数)

19:00 ユーロ 12月ZEW景況感調査

19:00 ユーロ 7-9月期四半期域内総生産(GDP、確定値)(前期比)

19:00 ユーロ 7-9月期四半期域内総生産(GDP、確定値)(前年同期比)

22:30 カナダ 10月貿易収支

22:30 米国 10月貿易収支 

22:30 米国 7-9月期四半期非農業部門労働生産性・改定値(前期比)

24:00 カナダ 11月Ivey購買部協会指数

29:00 米国 10月消費者信用残高(前月比)

0 件のコメント:

コメントを投稿