過去最大、史上最悪の15兆4,000億円に上る財政支出(事業規模は56兆8,000億円だそうです)が、エコカー・エコ家電以外に使われる予算としては教育現場に投入される分もけっこうな物。
これまでなかなか予算がつかなかった学校現場でも、今回のバラマキ政策の影響で納入業者が大忙し。公立学校のテレビが2009年度中に、すべて地上デジタル放送を受信できるテレビに置き換えられることになったそうです。公民館も含めての設置台数は全国で44万台。
しかも、この予算で購入されるのは、ほとんどが「50型以上の大型TV」(プラズマになるらしい)で、地上波デジタルと衛星デジタルチューナー付き。
高価な大画面テレビにする理由ですが、大きな画面でなければ、後ろの席に座る子供が見えにくいという、官僚が考えそうな単純な理由と、「電子黒板」としての用途も考えてのことだそうです。
電子黒板ってなんでしょうか? 教科書をソフト化して映し出し、英語ならネイティヴの発音が流れるといった機能を持つそうで、そうなるとこれに繋げるパソコンとネットワークが必要です。
この44万台、すべてが「プラズマテレビ」となれば、液晶に押され気味の大型プラズマテレビ市場が「一気に3倍」にな予定。
そして、先程のパソコンの購入予定台数は、196万台だそうです。これは、「昨年の国内出荷台数の22%」に当たる需要が発生。
2009年度の本予算(これは前年8月の概算要求から数ヶ月かけて折衝するもの)で、「約70億円」を財務省に要求しましたが、査定は「ゼロ」。つまり、1円も予算がつかなかったのです。それが、10日あまりの予算編成作業で2,067億円の予算がつきました。
しかし、短期に購入させても経済にとってその場の即効性はありますが、持続性はなく年度末には効果が無くなります。もうバブルの様相。
学校の授業でくだらない民放のバラエティーを見るわけではないので、教育でまともに使うにはビデオ配信のネットワークやそれなりのソフトの購入と追加で予算を取らないと、大型テレビもただの箱状態になりあまりメリットが見当たりません。
教育に使うのはとても良いことだと思います、ランニングコストも含め、将来的に使えるように考えるのが必要です、しかし、ばら撒きが終わったとたん予算がつかなくなり、置いてあるだけになるでしょうね・・・
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6月26日 未定 6月 ドイツ 消費者物価指数(前月比)速報値
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らくちんFXはなぜか売り買いしてませんね?選んだシステムは一気にマイナスしたのでプログラム改善中?
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