2009年6月10日水曜日

そう言えばベージュブック

今日の夜中27時(11日午前3時)にアメリカのベージュブックの発表があります。

日本では日本銀行の会合で我が国の金利をどうするかについて話し合われます。
アメリカではFOMCという連邦公開市場委員会(Federal Open Market Committee)というところで金融政策が議論されます。
アメリカには12の地区(New York、Boston、Philadelphia、Richmond、St. Louis、Dallas、Atlanta、Kansas City、Minneapolis、San Francisco、Cleveland 、Chicago)に分割された連邦準備銀行(地区連銀)が存在し、FOMCが開催される前に、それぞれの地区連銀が地域経済状況をまとめて報告しています。その報告書はFOMC開催の2週間前に公表されることとなっており、当然ながらFOMCにおいて重要な判断材料となります。その報告書こそが、ベージュブックと呼ばれるものです。
Summary of Commentary on Current Economic Conditionsと呼ばれるもので、日本語に訳するならば、米国の地区連銀の経済状況報告書で報告書の表紙の色がベージュ色であることから、ベージュブック(Beige Book)と呼ばれています。
アメリカのFOMCは世界中の投資家が注目しますので、FOMCで判断材料となるベージュブックは重要な判断材料になると思われています。

この内容次第で、為替はけっこう動くかもしれませんのであまりポジションは取らないようにします。

FXは遊びでAUD/USD 2万ドル

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