2010年6月21日月曜日

官僚に取り込まれる管内閣

首相官邸のホームページ
今回618日に内閣の新成長戦略が閣議決定されました・・・・

新成長戦略~「元気な日本」復活のシナリオ~[PDF1.3MB] (平成22618)
 中身は92ページもあり、民主党のマニュフェストに比べ、難文(悪文)と言うか、判りにくい。
 読み進むにつれて、とっても専門的な内容になって行きます、こんな論文のような文章を議員さんが作成することができるのか(失礼)。
 閣議決定なので、閣僚方々は、内容が分かった上で承認のはずですが、読んでいくと以下のような、言葉がちりばめられていて、大臣のみなさん、説明できますか?

・デジタルコンテンツ
・クラウドコンピューティング
・ディーセント・ワーク
・ソフトパワー
・ポリシーミックス
・フェーズ
・プラットフォーム
・モーダルシフト
・レアメタル
・レアアース
・ヒートポンプ
・ゼロミッション
・グリーン・イノベーション
・ライフ・イノベーション
・環境コンシェルジュ制度
・スマートグリッド
・パーソナルモビリティ
・クリエイティブ産業
・ローカルホリデー
・ドラッグラグ
・デバイスラグ
・木質バイオマス
・ワンストップ化
・エコツーリズム
・グリーンツーリズム
・トランポリン型社会
・ファンドスキーム
・クールジャパン
・オープンスカイ
・フォレスター
・リバースモーゲージ
・キャリアパス
・サポートステーション
・ジョブ・カード
・ゾーニング
・コンソーシアム
・ワンボイス・ワンパッケージ
・リーディング大学院
・ナノテクアリーナ
・テニュアトラック制
PFI制度
・コンセンション方式

さて、上の施策をどれくらい説明できますか、私には聞いたことはあるが何のこと?って言うものがほとんどです。
どう見ても政治家が作った文書ではなく、各省庁の官僚が作ったような文章で、なにをやりたいのか判りにくくしている。
政治家が作った文書でない理由は、政治家が説明する必要がある国民は票田である有権者、この文章を80歳の親に見せても「何のことかさっぱり判らない」では意味ありません。

 管内閣・・・この戦略文書、官僚に丸投げしたな!
 官僚のサボタージュ、メディアを使った世論操作、そして支持率低下。この負のスパイラルを見てきた菅首相の現実路線とは、官僚と手を握りつつ改革を進めることであろうが、それは自民党化する民主党と言うことで、国民不在、官僚・財界保護へ転換するのではないかと心配する状況です。
 完全に、旧体制推進派の思うつぼとは、このことを言います。

21日(月)
英ライトムーブ住宅価格(6月)
日本・全産業活動指数(4月)
ドイツ財務省月報
スイス中銀月報
シュタルクECB専務理事 講演
ヒルデブランド・スイス中銀総裁 講演
FXは中国元の固定相場から変動(上下0.5%)の発言が中国政府からあり、窓開け円高がありそう。
けっきょく、投資家は為替の変動理由が欲しいだけなんですが・・・・

2 件のコメント:

  1. まづは、参議院選挙の結果ですね。
    その後の9月の総裁選で方向が決まります。
    それまで待ちです。

    それよりテンセントの株価が気になります。

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  2. TXIさん、こんにちは
    テンセントは130HK$付近で上げ下げしてますね。
    PER40倍をどう見るかですが、ネット関連の企業はもっとPERは高いのであまりこの数字関係ないかもしれません。
    一時170HK$行くかまで行きましたので、上がるとは思っています。

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