2014年9月10日水曜日

除染は無理なので移染、その先は太平洋


除染作業員が説明せず川に廃水流す 環境省事務所が謝罪 福島
2014.9.9 02:16
http://sankei.jp.msn.com/region/news/140909/fks14090902160001-n1.htm
 東京電力福島第1原発事故の被害で全村避難が続く飯舘村の帰還困難区域「長泥地区」で、除染の作業員が、除染廃棄物から出た放射性物質を含む廃水を村や住民に事前に説明せず川に流し、環境省福島環境再生事務所が住民に謝罪していたことが8日、分かった。同事務所によると、廃水は基準値を下回り、住民への報告なども義務づけられてはいないが、「不安を招いた」として住民に説明したという。
 廃水は、長泥地区の墓地の除染で出た除染廃棄物からしみ出たもの。「仮仮置き場」として地区内のコミュニティーセンターに置かれていたが、仮仮置き場を撤去するにあたり、除染廃棄物を入れた「フレコンバッグ」と呼ばれる黒い袋を移動することになったという。その際、廃水を処理する必要が出たため、廃水を濾過(ろか)して測定し、基準値以下と確認した後、近くの比曽川に流していた。排水行為は8月中に計11回に及んだという。その様子を住民が目撃し、環境省に報告した。
 同事務所によると、除染の廃棄物から出た廃水については「放射性物質汚染対策特別措置法」でも定められていないため、特措法の基準値を基にしたという。本来はタンクや集水マスから側溝を通しているが、直接流していた。
 7日に開かれた説明会では、長泥地区の住民から「なぜ説明しなかったのか」「下流の南相馬市に流れても大丈夫なのか」などと非難の声が上がった。長泥地区の鴫原良友区長は「長泥地区の除染で出た廃水なので、長泥地区で処理するしかないのは理解せざるを得ないが、住民になんの説明もないのは非常に不信感を覚える」と話した。
 県内では除染作業が急ピッチで進められており、今後も仮仮置き場の解体などに伴う排水が頻繁に行われるようになるとみられる。環境省福島環境再生事務所は「特に帰還困難区域に関する除染に関して、住民に不安を抱かせないよう事前に説明するようにしたい」としている。


 汚染水を比曽川に流した飯館村は、南相馬市を流れる川の上流にあたりますが、基準値以下なので謝罪だけで終わり。
 どう見ても、飲料水や農業用水で使われる川の上流ですね。
 基準値以下だから薄めて流せばOKと言うことなのでしょうが、下流に行けばいくほど蓄積されて放射性物質が溜まるのではないでしょうか。
 最終的には太平洋に流れ込みますが、南の方では福島第一原発の事故現場から大量に海に流していますので同じか・・・・

海流出、さらに2兆ベクレル=ストロンチウムとセシウム―福島第1時事通信 9月8日(月)2時35分配信http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140908-00000005-jij-soci 東京電力福島第1原発から放射性物質が海に流出している問題で、今年5月までの10カ月間に第1原発の港湾内に出たストロンチウム90とセシウム137が計約2兆ベクレルに上る可能性が高いことが7日、東電の資料などで分かった。 二つの放射性物質だけで、第1原発の事故前の放出管理目標値の10倍を超える。事故に伴う深刻な海洋汚染が続いていることが浮き彫りとなった。 第1原発では、汚染された地下水が海に流出しているほか、高濃度汚染水がたまった建屋のトレンチ(ケーブルなどの地下管路)から直接港湾内に漏れている可能性も指摘されている。 東電の資料によると、昨年8月から今年5月にかけ、港湾内の1~4号機取水口北側で測定したストロンチウム90とセシウム137の平均濃度を基に試算した1日当たりの流出量は、約48億ベクレルと約20億ベクレル。10カ月間の総流出量はそれぞれ約1兆4600億ベクレルと約6100億ベクレルの計算になる。 合わせると2兆ベクレルを超えるが、汚染水には他の放射性物質も含まれており、港湾内の汚染はより深刻とみられる。



 こんな状況で、いつの間にかセシウムとストロンチウムの量が逆転しているし・・・、魚などストロンチウム測りませんので、危険。

 しかし、説明しても基準値以下なので川に流すのなら意味が無いでしょう。
 だいたい、今の基準値って311前なら大騒ぎする放射能レベルです。
 何をもって安全としているのか?とっても疑問です。


MMC太陽熱温水器
http://item.rakuten.co.jp/mmcsolar/c/0000000110/ 
 入水温度   20℃
 温水器     67℃ 温度差47℃

 太陽光発電
 発電量15.9KW ピーク2.22KW
9月9日(火)
晴れ
最高気温(℃)[前日差] 31℃[+3] 最低気温(℃)[前日差]19℃[-3]
降水確率(%)  20    10      0   0
時間帯(時) 0-6 6-12 12-18 18-24

経済指標・イベントカレンダー[10日]
08:50 日8月企業物価指数
08:50 日7月機械受注統計
09:30 豪9月ウエストパック消費者信頼感
10:30 岩田日銀副総裁、金沢市の金融経済懇願会で講演
14:00 岩田日銀副総裁、記者会見[金沢市]
14:30 仏4-6月期非農業部門雇用者[確報]
15:45 仏7月鉱工業生産
15:45 仏7月製造業生産
20:00 米MBA住宅ローン申請指数
21:30 加4-6月期設備稼働率
23:00 米7月卸売在庫
23:00 米7月卸売売上高
23:30 EIA週間石油在庫統計
26:00 米財務省10年債入札

0 件のコメント:

コメントを投稿