2015年10月25日日曜日

電気自動車の電池が進化中、やはり充電インフラが課題

10分で満充電になるリチウムイオン電池、定格容量の30倍の電流供給も可能
http://monoist.atmarkit.co.jp/mn/articles/1510/22/news096.html
 エリーパワーは、急速充放電が可能なリチウムイオン電池「ハイレート電池」を開発した。10分で満充電になる急速充電性能と、最大で定格容量の30倍の電流供給が可能な放電性能を有しており、2015年度内に生産を始める。
 エリーパワーは2015年10月22日、急速充放電が可能なリチウムイオン電池「ハイレート電池」を開発したと発表した。10分で満充電になる急速充電性能と、最大で定格容量の30倍の電流供給が可能な放電性能を有しているという。顧客による評価作業を進めるため、2015年度内に生産を始める。
 ハイレート電池は、同社が販売している定置型リチウムイオン電池と同様に、正極材料にリン酸鉄リチウムを用いている。負極材料については、定置型リチウムイオン電池はカーボンを使用しているが、ハイレート電池は「カーボン系だが従来とは異なる材料」(同社)を採用した。これによって、定置型リチウムイオン電池と同様にくぎ刺し、圧壊、過充電しても発煙発火しない安全性を維持しながら、高い充放電性能を実現できているという。なお公称電圧は、定置型リチウムイオン電池と同じ3.2Vである。主な用途は、自動車を含む移動体、風力発電、ロボットなどを想定している。

 電気自動車の電池として使えるようになれば、充電時間短縮になり普及が進みそうです。
 ただ、色々な記事を見ていますと、電気自動車用と書いてなく、フォークリフトやHVといった短時間での充電が必要な移動体や瞬間停電の対策が必要な半導体工場と書いてあります。
 大きな電流を流せると言うことは、電池の内部抵抗が少ない。
 今年生産開始となっていますが、なにか生産条件や使用条件があるかもしれません。

 電気自動車に積めたとして、400kmほどを余裕で走るには60KWh位の電池を積むことになります。
 家でフル充電するのに24時間くらいかかります。
 急速充電で50KWhの場合1時間半ぐらい(最後の方は遅くなるとして)ですかね。
 電池は6倍の電流が流せるとして、理論的には15分くらい。
 80%充電なら10分ほどで行けると思います。
 問題は充電器とコネクターです。
 6倍となると300KWhの充電器で電圧500Vでしたら600Aとなりますので、普通のコネクターでは充電できません。
 電圧を1000Vにして、300Aですね、感電防止など全く違う規格の充電器が必要になります。
 ちなみに、現時点で使われている”チャデモ”は最大規格容量が100KWhですので、新しいコネクターとインフラと作らないといけません。
 車の内部配線も、この大電力に耐える設計となりますので、大変です。
 電気スタンドはガソリンスタンドよりは安いですが、3台くらい同時に充電可能とするなら、どれくらいの電気基本料金がかかるのか・・・・受電設備もちょっとした工場並みになりそうです。
 
 
MC太陽熱温水器
http://item.rakuten.co.jp/mmcsolar/c/0000000110/ 
 入水温度   20℃
 温水器     55℃ 温度差35℃

 太陽光発電
 発電量10.2KW ピーク1.86KW

10月24日(土)
晴後曇
最高気温(℃)[前日差] 25℃[0]最低気温(℃)[前日差] 15℃[0]
降水確率(%)   0    0      0    0
時間帯(時) 0-6 6-12 12-18 18-24

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