2015年10月28日水曜日

VW不正プログラムのリコール、オーナーはやりたくない

VW車オーナーら「リコールするならカネをくれ」
http://forbesjapan.com/translation/post_9514.html
 およそ1カ月前、フォルクスワーゲン(VW)社の排ガス不正問題が発覚した際、筆者はフォーブスの記事で疑問を呈した。
「同社の不正なソフトウェアにより、消費者は本当に食い物にされたと言えるのだろうか。それは今後のリコールに車のオーナーらがどう対応するかで明らかになるだろう」と述べた。
 するとその直後から、これに対する厳しい反応が寄せられた。ある人は、「この男は読者を煙に巻こうとしている」とコメント。
「自分たちは環境性能の高さを理由にVWの車を購入したのであり、不正が明らかになったことでひどくだまされた気持ちになった」との声も出た。
 だが、彼らが主張するように、車の燃費や加速性能よりも環境性能のほうが大事だと考える人がどれだけいるのだろうか。私が指摘したかったのはその点だ。
そして、これについてはニューヨーク・タイムズ(NYT)も同様の見解を示している。同紙が掲載した記事で、私がカリフォルニア大気資源局らの専門家から聞いたことが事実だということが分かった。
「VWのディーゼル車のオーナーがリコールに応じるよう強制される可能性はほとんどない」という。
さらに同紙は「オーナーたちはVWが補償金を支払わない限り、リコールには応じないだろう」とも報じている。
クリーンディーゼル・エンジンを搭載した2013年モデルの「パサート」を所有する某オーナーは「車の性能が落ちるならば、私はリコールも再プログラミングも、修理も望まない。
私は排ガス規制を考えて車を選んだわけではない」と話した。
混乱の原因は「リコール命令」という言葉だ。読者の中には恐らく、これはオーナーらに対し、リコールを強制するものだと考える人もいるだろう。だが、実際にはこれは、「自動車メーカーにリコールの実施を命じる」ものだ。
現在、VW車のオーナーにはあくまで「任意での対応」が求められている。
ただし、リコールに応じるオーナーがあまりに少なければ、当局は今年フィアット・クライスラーに対して実施したのと同様、VWに「対象車の買い戻し」を指示することができる。
さらに、各州当局は修理を行っていない車両の登録を拒否することもできる。
だが、これは異例の措置であり、これまでに実施されたことはない。カリフォルニア大気資源局も
「当局に登録を拒否するよう要請することはできるが、それを行うのはVWがリコールに応じる割合があまりに低いと報告してきた場合だけだ」と説明した。
NYTによれば、ニュージャージー州も未修理の車両の登録を禁止する州法を定めている。
しかし、これまでのところ同法に基づいて実際に登録が拒否された例はない。
その他の多くの州では、排出量試験を義務付けていないか、ディーゼル車を試験の対象外としている。
消費者は民事裁判の弁護士ほどには、製品の警告ラベルに注意を払わない。
オーナーらは確実にリコールの通知に応じるわけではない。
顧客らに何らかのメリットを与えない限り、今回のリコールが失敗に終わると予想するのは、理不尽なことではないだろう。
米国で長きにわたり、自動車の安全性に関する活動を行ってきた消費者保護活動家のラルフ・ネーダーも同じ意見だ。
彼が開設した、大企業の不正を告発する博物館「American Museum of Tort Law」での取材で、私はネーダーに聞いてみた。
VW車のオーナーらは、自発的にリコールに応じるだろうか? 彼の答は「ノー」だった。
「フォルクスワーゲンはオーナーたちに金を支払わなければならないだろう」とネーダーは言った。 

 大問題になりましたVWのディーゼル車にディフィートストラテジー(排ガス浄化システムを無効化する制御)を入れた違法行為ですが、オーナーはどう思っているのでしょうか。

 日本ではほとんど輸入されていませんので、オーナーの声はほとんど聞かれません。
 ニュースは海外の物ですが、個人の場合どこの国でも同じような考え方すると思います。
 自分で乗る車の場合、車の価値(見た目や値段的な)と運転していて気持ちの良さ(パワーや乗り心地、スムーズさ音等)、燃費が優先され、環境性能はこれらの後でしょう。
 環境性能=補助金と言う面もあります、税制面でも優遇されている場合もあります。
 車を買う場合は、車の性能だけでなく補助金も含めて価値があるので、どれが欠けてもオーナーの不利益になるわけで、国からリコール義務と言われても、燃費が悪くなり走行性能が下がるなら、環境の為にリコールは嫌だとなりますね。
 VWはリコールするために、オーナーにもペナルティーを払わないといけなくなりそうです。

MC太陽熱温水器
http://item.rakuten.co.jp/mmcsolar/c/0000000110/ 
 入水温度   20℃
 温水器     54℃ 温度差34℃

 太陽光発電
 発電量9.3KW ピーク2.49KW

10月27日(火)
曇後雨
最高気温(℃)[前日差] 24℃[+3]最低気温(℃)[前日差] 12℃[+4]
降水確率(%)   0     0      20    50
時間帯(時) 0-6 6-12 12-18 18-24

経済指標・イベントカレンダー[28日]
07:00 クーレECB理事、講演[メキシコシティー]
08:50 日9月商業販売統計
09:30 豪7-9月期消費者物価指数
14:00 日10月中小企業景況判断[商工中金]
16:00 独11月GFK消費者信頼感
16:00 独9月輸入物価指数
16:45 仏10月消費者信頼感指数
17:30 スウェーデン中銀、政策金利発表
18:00 伊10月消費者信頼感指数
18:00 伊10月企業景況感指数
18:15 プラートECB理事講演
20:00 米MBA住宅ローン申請指数
23:30 EIA週間石油在庫統計
23:45 コンスタンシオECB副総裁、講演[ベルリン]
24:30 米財務省変動利付2年債入札
26:00 米財務省5年・変動利付2年債入札
27:00 米連邦公開市場委員会[FOMC]、政策金利発表

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