2016年3月27日日曜日

返還されるプルトニウム 米知事受け入れ拒否、世界中から嫌われる核物質


「日本が返還 米州知事、最終処分場になる恐れで受け入れ拒否」 (毎日新聞 2016/3/24)
http://mainichi.jp/articles/20160324/dde/007/040/040000c
 【ワシントン清水憲司】日本から米国に返還される研究用プルトニウムを積んだ輸送船が茨城県東海村から出港したことに絡み、受け入れ先となる米南部サウスカロライナ州のニッキー・ヘイリー知事は23日、連邦政府に対し、同州がプルトニウムの最終処分場になることに懸念を表明し、輸送停止か行き先を変更するよう要請した。核兵器保有国で広大な国土を持つ米国でさえ、核物質処分には困難を抱える実態が浮き彫りになった。
 毎日新聞が州政府から入手した米エネルギー長官宛ての書簡によると、知事は日本から331キロのプルトニウムが同州に向け輸送中だと指摘し、「同州が核 物質の恒久的な廃棄場になるリスクがある」と警戒感を表明。そうした事態は「市民や環境の安全のため、容認できない」とし、「輸送を停止、または行き先を変更」するよう求めた。
 輸送中のプルトニウムは純度が極めて高く、核兵器への転用が可能。日米両政府は2014年、核拡散の脅威を減らすため返還で合意していた。プルトニウムは同州にある米エネルギー省の「サバンナリバー核施設」に搬入され、希釈した後、処分されるとみられる。オバマ米大統領は今月末からワシントンで開く核安全保障サミットで成果として訴える見通しだ。
 ただ、同州はプルトニウムが同施設内に置き去りにされないかを懸念。同省には州外の別の施設に移して処分する計画もあるものの、安全性への配慮から実現 できるかが疑問視されている。サバンナリバー施設には、冷戦終結後の核軍縮で核ミサイルから取り出されたプルトニウムが運び込まれており、ウラン・プルト ニウム混合酸化物(MOX)燃料に加工する工場が建設中。
 しかし、同省が費用高騰などを理由に建設中止を打ち出し、同施設がプルトニウムの最終処分場にされる恐れが強まったことにも、同州政府や住民らが反発している。
 同州政府は今年2月に連邦政府を相手取り、建設継続と核物質の搬入停止を求める訴訟を起こすなど、連邦政府との対立が深まっている。


 米国大統領選挙候補のトランプ氏がテロに対して戦略核兵器を使うような発言していますが、核兵器は使えない兵器です。
 報復攻撃による問題もありますが、攻撃後放射能物質の汚染は長期間の復興が出来ない、悪魔的な兵器です。
 その原料のプルトニウムも余り気味なので、置いておく場所が無い。
 米国は日本に高速増殖炉の実用化と言う名目で、日本に置いておく方法を取っていましたが、福島第一原発事故以降、計画がとん挫して、日本に置いておく名目が無くなってしまいました。
 米国核兵器の材料を保管させておいた、保管庫代わりの日本がきな臭くなって、米国に戻すことになりましたが、置く場所が無いようです。
 使い道のない大量のプルトニウムは、置いておくだけでも危険で、置いた場所で安全になるで待つにしても、半減期も2万4000年と人間の寿命にしたら永久に最終処分場にるようなレベルです。
 米知事受け入れ拒否する、世界中から嫌われるプルトニウムは、まだ日本に10トン、英国に預けてある分も含めと44トンもあるのです。
 下手をすると、不従物を混ぜk核兵器に転用できなくなった何百トンと言う核汚染物質プルトニウムを日本列島が最終処分場とされる可能もあります。

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