2017年12月8日金曜日

ビットコインと賞味期限1年の球根バブルを比較しても

チューリップバブルと類似するビットコイン --- 久保田 博幸
12/6(水) 17:07配信 アゴラ
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20171206-00010008-agora-bus_all
欧州中央銀行(ECB)のコンスタンシオ副総裁(ポルトガル出身)は、17世紀に発生したチューリップバブルを引き合いに出し、「ビットコインはチューリップのようなものだと言える。数日間で40%、50%上げ下げするものに賭けたい人のための投機手段だが、通貨でないことは確実だ。中央銀行や金融政策への脅威になるとは見ていないことは確かだ」と述べた(ブルームバーグ)。
現在のビットコインの状況をみるとコインという名称は付いているものの、通貨としての利用というよりは、一部の人達による投機的な利用が主体のように思われ、チューリップバブルをイメージするというのは適切ではなかろうか。それでは17世紀にオランダで起きたチューリップバブルとはどのようなものであったのか、振り返ってみたい。
17世紀はじめのオランダは、商人が世界各地に進出し、ヨーロッパで最も経済が発達した国となった。所得水準がヨーロッパで最高となり、消費や投資が活発化した。株式会社に加え、銀行、複式簿記、為替手形、そして証券市場などが発達し商業資本主義の基礎を築き上げた。
世界最初の中央銀行はスウェーデンのリクスバンクと言われているが、1609年に市の条例で設立されたアムステルダム振替銀行ではないかとの見方もある。預金には金利はつかず、保有する金の範囲でしか紙幣を発行せず、融資はほとんど行わなかった。こうしたアムステルダム振替銀行の高い信用などを背景に外国為替の割引が活発に行われ、これによりアムステルダムが国際的な取引で支配的な地位を確立したのである。
1530年に設立されたアムステルダム取引所では商品、為替、株式、債券そして海上保険などあらゆる種類の金融商品や金融サービスが売買されていた。取引の主流は先物取引となり、穀物や香料、砂糖や銅、硝石などの先物取引が行われていた。
オランダでは、その地形や気候により花の栽培に適しており、特に好まれたのがチューリップ栽培であった。オスマン・トルコからチューリップが持ち込まれた当初は、貴族や商人など一部の収集家だけで取引されていたが、1634年あたりから一般個人も値上がり益を狙って、チューリップ市場に参入するようになった。
珍しい品種が高値で取引されるようになり、1636年から1637年にかけて投機熱は最高潮に達した。居酒屋などで行われた先物取引などが主体となり、次第に実態のない取引が行われるようになる。珍しい球根は家一件分といったように、すでに価格は現実からかけ離れたものとなり、貴重品種以外の品種も高値で取引されるようになった。
1637年2月にチューリップ市場は突然暴落した。暴落の理由らしい理由はなかったものの、春になると受け渡しの期日が来ることで、その前に売ろうとしたところ、買いが入らず、売りが売りを呼ぶ展開となったのではないかといわれる。先物の決済が行われず、債務不履行が次々に起こる。混乱が収まったのはやっと政府が乗り出した1638年5月である。
数千人規模で支払いきれない債務者がいたといわれたオランダのチューリップバブルであるが(バブルという言葉そのものはのちの南海バブルから)、そのバブル崩壊による実態経済への影響はほとんどなかったといわれている。このためチューリップの熱狂が本当にあったのかどうか疑問視する見方もあるが、これをきっかにオランダのチューリップが世界的に広く認識され、オランダでの花き産業が発達していったことも事実である。

編集部より:この記事は、久保田博幸氏のブログ「牛さん熊さんブログ」2017年12月5日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方はこちら(http://bullbear.exblog.jp/)をご覧ください。


 オランダの球根バブルは収穫してから植えるまでの1年で売らないとダメな商品だった、投資は買いたい人が多ければ多いほど儲かる物ですがビットコインも同じようなものでしょうか?
 各国でビットコインは通貨としては認められなくても金融商品として認められています。
 日本ではビットコインで得られた利益は雑所所得とされている。
 物なら、商店が仕入れと売値で儲けた利益になるのですが、税制上雑所得になるなら株と同じです。
 ビットコインは移動した記録なので、大きさも重さもありません。
 それに、国境と言う壁も存在しません。
 自分の国のお金を信用できない人たちは金を買うのと同じ意味で買うでしょう。
 まあ、ビットコインの最近の上がり方ははバブル以上とは思っています。

2017年10月8日日曜日
忘れていたビットコインのマイウォレット見たら増えていた

http://toushiganbaru.blogspot.jp/2017/10/blog-post_8.html

 最初にビットコインのネタ書いた時点から、2カ月で4倍以上になっています。
 昨日1ビットコイン170万円超えてる・・・・

MMC太陽熱温水器
http://item.rakuten.co.jp/mmcsolar/c/0000000110/ 
 入水温度   10℃
 温水器     37℃ 温度差27℃

 太陽光発電
 発電量14.4KW ピーク2.90KW

12月7日(木)
晴れ
最高気温(℃)[前日差] 12℃[+1]最低気温(℃)[前日差] 2℃[-1]
降水確率(%)   0    0       0    10
時間帯(時) 0-6 6-12 12-18 18-24
 
12/08
  中国 11月貿易収支(米ドル)
日本 11月景気ウオッチャー調査-現状判断DI
  ロシア 7-9月期実質国内総生産(GDP、改定値)(前年比)
  中国 11月貿易収支(人民元)
6:45 ニュージーランド 7-9月期四半期製造業売上高(前期比)
8:50 日本 7-9月期四半期実質国内総生産(GDP、改定値)(前期比)
8:50 日本 7-9月期四半期実質国内総生産(GDP、改定値)(年率換算)
9:00 日本 10月毎月勤労統計調査-現金給与総額(前年同月比)
9:30 オーストラリア 10月住宅ローン件数(前月比)
16:00 ドイツ 10月経常収支
16:00 ドイツ 10月貿易収支
16:00 トルコ 10月鉱工業生産(前月比)
16:45 フランス 10月鉱工業生産指数(前月比)
16:45 フランス 10月財政収支
18:30 イギリス 10月鉱工業生産指数(前月比)
18:30 イギリス 10月製造業生産指数(前月比)
18:30 イギリス 10月貿易収支 
20:00 ブラジル 11月IBGE消費者物価指数(IPCA)(前月比)
22:15 カナダ 11月住宅着工件数 
22:30 カナダ 7-9月期四半期設備稼働率 
22:30 米国 11月非農業部門雇用者数変化(前月比)
22:30 米国 11月失業率
22:30 米国 11月平均時給(前月比)
24:00 米国 12月ミシガン大学消費者態度指数・速報値 
24:00 米国 10月卸売在庫(前月比)

2 件のコメント:

  1. ビットコインの上がり方は怖いですね。

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    1. こんにちは

      上がるのは判るのですが、速度が速すぎと思います。

      決済の手段として、ビットコイン持っているのですが、ビットコインの価値が上がりすぎて、手数料が一回500円以上になってしまいました。
      これでは、海外の屋台で食べてもビットコインで支払えませんね。

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