2017年12月15日金曜日

テスラのトレーラーヘッドの充電は大変

テスラのトレーラー、充電に4000戸分の電力必要
EVの増加に伴い充電インフラに求められる新たな発想

http://business.nikkeibp.co.jp/atcl/opinion/15/108556/120500023/?P=1
FINANCIAL TIMES
2017年12月8日(金)
 米テスラがこのほど発表した初の電気だけで走る大型トレーラーは、充電に最大4000戸分の住宅が使うのと同量の電力が必要になるという──。
 これは、エネルギー関係を手がける欧州のコンサルティング会社、オーロラ・エナジー・リサーチがこのほど調査して弾き出した推計で、テスラが2019年から出荷を開始する予定の大型EV(電気自動車)プロジェクトの実現可能性に疑問を投げ掛ける格好となった 。
 テスラは11月16日にEVの大型トレーラー「セミ」を発表した。そして、同社が新たに開発する充電設備「メガチャージャー」を利用すれば、わずか30分間の充電で400マイル(約640km)の走行が可能だとしていた。
30分で充電するには1600キロワットの電力が必要
 英オックスフォード大学の教授らが2013年に設立したオーロラ・エナジー・リサーチの最高経営責任者(CEO)を務めるジョン・フェダーセン氏の推計によれば、メガチャージャーなるものを使ってセミに30分で充電するには1600キロワットの電力が必要になるという。
 同氏は、これは3000~4000戸に上る“平均的な住宅”が30分間に使う電力量に匹敵し、テスラが現在EV乗用車向けに展開している充電設備「スーパーチャージャー」の10倍の出力が必要になるとも指摘した。
 テスラはこの調査結果に対するコメントを控えた。
 テスラのイーロン・マスクCEOは以前、メガチャージャーには太陽光発電を利用する計画だと明らかにしていたが、日照量が少ない場合に備えて電力系統にも接続するかどうかについてはまだ明らかにしていない。
 テスラの現在の充電設備スーパーチャージャーの多くは、電力の一部を再生可能エネルギーによって生み出している。また、同社は電力系統への負担を減らすため、蓄電池を利用する可能性についても実験的な取り組みを進めている。
 テスラは、メガチャージャーの設置をいつから始めるかは明らかにしていない。



 電気自動車は充電しないと動けません。
 電気はインフラが整っている国ならどこでも使えますが、会社や工場などで大電力が必要な場合、その設備は電力会社に申請して、許可・設備投資となります。
 電気自動車でこのテスラのトレーラーヘッドの場合、短時間で充電しようとするなら、大規模な変電設備が必要になります。
 この設備で困るのは、工場などでの大電力は計画や予想できるのですが、電気自動車の充電は何時行われるのか予想できないことです。
 つまり変電設備は常に最大電力が使われるとして準備・用意する必要があり無駄が多いです。
 30分で1600KWと言うのは、800KW/hの電池で、新型リーフ20台分ですね。
 一つの電力網で急速充電器が20台動くとなると、インフラ設備に大変なコストがかかるでしょうから、簡単に作れないと思います。
 このトレーラーを普通充電(2倍の6KW/h)で充電するとっしたら、133時間・・・・5日半、使い物になりません。
 電池多く積めば距離が走れますが、充電のことを考えると大変なので、トレーラーはやはり水素が良さそうです。
 

MMC太陽熱温水器
http://item.rakuten.co.jp/mmcsolar/c/0000000110/ 
 入水温度   10℃
 温水器     36℃ 温度差26℃

 太陽光発電
 発電量14.6KW ピーク3.69KW

12月14日(木)
晴後曇
最高気温(℃)[前日差] 10℃[+2]最低気温(℃)[前日差] -1℃[-3]
降水確率(%)   10    0       0   0
時間帯(時) 0-6 6-12 12-18 18-24
   
12/15
8:50 日本 10-12月期日銀短観・四半期大企業製造業業況判断
8:50 日本 10-12月期日銀短観・四半期大企業製造業先行き
8:50 日本 10-12月期日銀短観・四半期大企業全産業設備投資(前年度比)
16:00 トルコ 9月失業率 
19:00 ユーロ 10月貿易収支 
19:30 ロシア ロシア中銀政策金利
22:30 カナダ 10月製造業出荷(前月比)
22:30 米国 12月ニューヨーク連銀製造業景気指数 
23:15 米国 11月設備稼働率 
23:15 米国 11月鉱工業生産(前月比)
30:00 米国 10月対米証券投資(短期債除く)

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