2018年2月21日水曜日

半年に一回、勘違が目的?の酷い自動車評論家の記事

ガソリン車、存続の危機…エンジン部品メーカー、生産撤退始まる
http://biz-journal.jp/2018/02/post_22383.html


2018.02.19 文=舘内端/自動車評論家 Business Journal
■住友化学、排ガス浄化装置から撤退
 住友化学は欧州でのディーゼル排ガス浄化装置の中核的な部品であるDPF(ディーゼル・パーティキュレート・フィルター)事業から撤退する。フォルクスワーゲン(VW)のディーゼル車排ガス不正問題の発覚などでディーゼル車への逆風が強まり、電気自動車(EV)へのシフトが鮮明になったことが撤退の要因である。こうして部品メーカーが撤退を始めると、エンジン車の生産に暗雲が立ち込めはしないだろうか。エンジン車メーカーは、新たな対応が求められるに違いない。
■DPFは大気汚染防止の守り神
 ディーゼル・エンジンは圧縮して高温になった空気で燃料の軽油に火を点けるため、完全に火が点かず、燃えカスが出やすい。これが黒煙である。その中に微粒子が含まれており、とくに近年は1000分の2.5ミリ(2.5マイクロメーター)という超微粒子(PM2.5)の健康に及ぼす被害が明らかとなっている。
 PM2.5は、北京、上海など中国の都市をはじめとして、パリ、ロンドン、ローマなど欧州主要都市の大気汚染を悪化させている主要物質であり、ディーゼル排ガスに多く含まれることから、DPFの取り付けが義務付けられている。DPFはディーゼル車にとって必須の部品である。
 DPFは、ディーゼル・エンジンの排ガスに含まれる有害物質であるPM(パーティキュレート・マター:粒子状物質)をフィルターで集め、燃料である軽油をDPFの中に噴射して燃焼させ、除去する装置であり、生産には高度な技術が求められる。
 かつてはPM10といった少し大きめの微粒子の除去が規制されていたが、大気汚染の劣悪なカリフォルニア州を抱える米国では、1990年代の初頭からPM2.5の除去が健康被害の防止に必要だといわれてきた。
 だが、日本も欧州も規制が始まったのは最近のことであり、欧州のディーゼル排ガス問題の深刻化には、こうした規制の遅れが無視できない。ディーゼル車を存続させるのであればDPFは必須であり、生産メーカーが相次いで撤退するのであれば、自動車メーカーは自ら開発、生産しなければならなくなる。
■ガソリン車にはGPFが必要になる
 ディーゼル車の存廃にかかわる重要な部品の生産から撤退するという住友化学の動きは、他のDPFメーカーが存在するとしても、ディーゼル車の存続にとって暗雲であることは免れないだろう。ディーゼル車を生産しようにもパーツが購買できないのでは、どうしようもないのだから。
 ディーゼル車への逆風が強まり、EVシフトが鮮明になる昨今、DPF需要の激減は明らかであり、DPFメーカーは減産に迫られるのは明らかだ。背に腹は替えらず、住友化学のように早期の撤退を決意するメーカーが現れてもおかしくない。
 そうしたなか、DPFメーカーに朗報がある。今後はガソリン車にもDPFが必要になるのだ。ただし、正確にはDPFではなくGPF(ガソリン・パーティキュレート・フィルター)である。
■金融機関は果たして融資するか
 今後、燃費規制、二酸化炭素(CO2)排出量規制はさらに強まる。EUではCO2排出量を1キロメートル走行当たり66グラム以下にすべしという非常に厳しい規制が2030年以降に実施される可能性がある。これを日本流の燃費に換算すると、およそリッター35キロメートルである。
 こうした超燃費のガソリン・エンジンにするには、ディーゼル・エンジン並みに薄い混合気で燃やさなければならなくなる。超超希薄燃焼だ。これによってガソリンに火が点きづらくなり、燃え残り(PM)が多く出る。これを除去するにはGPFが必要になる。
 最近、欧州の自動車メーカーばかりか国産メーカーも燃費向上を狙って採用するようになった直噴ターボエンジンは、PM2.5の排出量が多く、GPFが必要になる可能性が高い。DPFメーカーはGPFの生産もすることになり、かつガソリン車はディーゼル車よりもずっと多いので、生産量は倍加する。では、生産設備の拡大は可能だろうか。危惧すべきは、金融機関からの融資だ。
 そうこうしている間に、主要国ではガソリン車も含めた内燃機関自動車の販売が禁止される。ノルウェーでは2025年から、スウェーデン、インドでは30年から、イギリス、フランスは40年からだ。DPFもGPFも不要になる。その生産システムも不要になる。金融機関からの融資は難しい。
■エンジン車存続のキャスティング・ボートは部品メーカーが握る
 エンジン車の存続のキャスティング・ボートは、産業の頂点に君臨する自動車メーカーが握っているわけではない。高度な技術を持つ部品メーカーの離脱こそが、エンジン車生産の息の根を止める。
 遠くない将来にエンジン車の販売が禁止される。しかし、住友化学のようにエンジンの重要な部品の生産から撤退が相次ぐと、禁止される前にエンジン車の生産は実質的に不可能になる。それとも自動車メーカーは多くの部品メーカーにM&A(合併・買収)をかけて巨大化し、エンジン車の生産を続けるのだろうか。
(文=舘内端/自動車評論家)


 いやー、「ガソリン車、存続の危機」って始まる、自動車評論家の記事ですが、この人、記事の中身と表題が全然合っていない、わざとか?って思います。
 突っ込みどころは、「ディーゼル排ガス浄化装置の中核的な部品であるDPF(ディーゼル・パーティキュレート・フィルター)」の話。
 これって、「ディーゼル車、存続の危機」の間違いでは無いですか。
 2015年より前には、欧州のクリーディーゼルが凄くて、日本は技術的に遅れていると書いていました。
 この時、日本のメーカーは排ガス規制の数値がインチキじゃないって言っていたのですが、VWの排ガス規制の試験を突破するため不正なソフトウエアを使用の発覚で、欧州は急に電動化の方向転換となりました。
 今では、欧州でもディーゼルが売れなくなったので、DPFの撤退です。
 直噴ターボエンジンは、PM2.5の排出量が多く、GPFが必要なので、少しは作られるとなっていますが、この欧州自動車メーカーが採用した直噴ターボエンジンの排ガスが汚いだけで普通のエンジンの車には最初から不要です。
 欧州って「我々は環境先進国だ!」と叫ぶ割には金儲け優先です。

 欧州もVW詐欺が発覚した当初は、BEV(電池式電気自動車)だ、と言っていましたが、最近では”電動化”と言っています。
 完全な電気自動車が普及するには、まだ多くの問題を解決しなければならず、この先20年くらいはハイブリッドやPHVが主流になります。
 先進国はBEVを政治的に普及させるかもしれませんが、世界の途上国では化石燃料車両は無くならないでしょう。

 電池の革新と発電・送電の問題も何時かは解決されるので、将来はBEVとFCVになるでしょうが、私が生きているうちに完全電動化は来るのか?来るなら感激です。

 欧州の電動化宣言と普通のエンジンに電池とモーター積んだPHVが増えているのは、EUの2021年規制対応の為です。
 この規制は日本のJC08モード燃費で31Km/Lを超えればクリア出来るのですが、欧州ではプリウスやアクアのような車を作れません。
 この話は、前に書いたのでこれくらいにしておきます。

2017年8月4日金曜日
自動車評論家日本EVクラブ代表の記事が酷い
http://toushiganbaru.blogspot.jp/2017/08/ev.html
 電気自動車は興味津々なので、この人の記事は良く読みます。
 ただ、欧州車の会社がスポンサーなのか、トヨタバッシングは多いですね。
 クリーンディーゼルは庇護のしようが無くなったので、欧州のPHVは日本より優れている記事が多い。
 前にプリウスPHVと比較してゴルフGTEは加速や乗り心地が全然違うので技術負けてるような表現もありました、当時320万円のプリウスPHVと499万円ゴルフGTE比較。
ゴルフGTEはJC08モードでのハイブリッド燃費は23.8キロで、効率はプリウスのHVより悪いです。


2017年3月12日日曜日
電気自動車はガソリン車を駆逐するか
http://toushiganbaru.blogspot.jp/2017/03/blog-post_12.html
【トヨタ社長の歴史的英断】数万点の部品&エンジン技術者の職を奪いかねないEV化推進




MMC太陽熱温水器
http://item.rakuten.co.jp/mmcsolar/c/0000000110/ 
 入水温度    5℃
 温水器     43℃ 温度差38℃

 太陽光発電
 発電量22.5KW ピーク3.55KW

2月20日(火)
晴後曇
最高気温(℃)[前日差] 13℃[+2]最低気温(℃)[前日差] 2℃[+3]
降水確率(%)  0    0     0   10
時間帯(時) 0-6 6-12 12-18 18-24
   
02/21
13:30 日本 12月全産業活動指数(前月比)
17:00 フランス 2月製造業購買担当者景気指数(PMI、速報値)
17:00 フランス 2月サービス部門購買担当者景気指数(PMI、速報値)
17:00 南アフリカ 1月消費者物価指数(CPI)(前月比)
17:00 南アフリカ 1月消費者物価指数(CPI)(前年同月比)
17:30 ドイツ 2月サービス部門購買担当者景気指数(PMI、速報値)
17:30 ドイツ 2月製造業購買担当者景気指数(PMI、速報値)
18:00 ユーロ 2月サービス部門購買担当者景気指数(PMI、速報値)
18:00 ユーロ 2月製造業購買担当者景気指数(PMI、速報値)
18:30 イギリス 1月失業保険申請件数 
18:30 イギリス 1月失業率 
18:30 イギリス 12月失業率(ILO方式)
21:00 米国 MBA住宅ローン申請指数(前週比)
24:00 米国 1月中古住宅販売件数(年率換算件数)
24:00 米国 1月中古住宅販売件数(前月比)
28:00 米国 米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨

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