2018年11月22日木曜日

セシウムで汚染された福島の山は人が住めない

原発事故 福島の野生ニホンザルに放射性物質の影響か 

(毎日新聞 2018/11/20)
https://mainichi.jp/articles/20181120/k00/00e/040/253000c
■ 二つの研究チームが米科学誌に報告
 福島県内に生息する野生のニホンザルについて、福島第1原発事故後、成獣の骨髄で血液のもとになる成分が減ったり、胎児の成長が遅れたりしたとする研究成果が米科学誌に相次いで報告された。事故で放出された放射性セシウムを木の皮などの食べ物から取り込んだことなどによる被ばくの影響の可能性があるという。
 成獣を調査したのは、福本学・東北大名誉教授(放射線病理学)らの研究チーム。福島第1原発から40キロ圏内にある南相馬市と浪江町で事故後に捕殺されたニホンザルを調べ、成獣18頭で骨髄中の成分を調べ他の地域と比べた。その結果、血小板になる細胞など血液のもとになる複数の成分が減っていた。さらに、一部の成分は、筋肉中の放射性セシウムの量から推定される1日あたりの内部被ばく線量が高い個体ほど、減り方が大きくなっていたという。福本さんは「健康への影響が表れるのかなど、長期的な調査が必要だ」と話す。
 また、羽山伸一・日本獣医生命科学大教授(野生動物学)らの研究チームは、福島市が個体数調整のため2008~16年に捕殺したニホンザルのうち、妊娠していたメスの胎児を調べた。原発事故前後の計62頭のデータを比較したところ、事故後の胎児は事故前に比べ、頭の大きさが小さく体全体の成長にも遅れがみられた。母ザルの栄養状態には変化がなく、チームは事故による母ザルの放射線被ばくが影響した可能性があると結論づけた。
■ 人とサル、異なる被ばく量
 羽山教授は「サルは森で放射性物質に汚染された食べ物を採取していた上、線量が高い地面に近いところで生活していたため、人に比べて被ばく量が桁違いに多いはずだ」としている。
 環境省が実施する野生動植物への放射線影響の調査対象にニホンザルは含まれておらず、日本霊長類学会など5学会は、ニホンザルを対象に含めることなどを求める要望書を同省に提出した。同学会の中道正之会長は「ニホンザルは寿命が20~30年と長く、定住性もある。世界的に見ても、ニホンザルへの長期的な影響を調べることは極めて重要だ」と話した。【須田桃子】


 福島第1原発から40キロ圏内にある南相馬市と浪江町で事故後に捕殺されたニホンザルが、被爆の影響を受けている可能性がある研究結果ですが、「人はサルとは被ばく量が違うので」と言い逃れをしている。
 除染などが全く手つかずの、山岳地帯は通常の放射線被ばくだけでなく内部被ばくも「桁違い」に多いそうです。
 つまり、この山には人は住めないという結論。
 こんな状況で原発事故の放射性物質はコントロールされていると宣言しても意味がありません。
 

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 入水温度   20℃
 温水器      46℃ 温度差26℃

 太陽光発電
 発電量15.7KW ピーク3.17KW

11月21日(水)
晴時々曇
最高気温(℃)[前日差] 17℃[-1]最低気温(℃)[前日差] 6℃[-2]
降水確率(%)  0    0     0  10
時間帯(時) 0-6 6-12 12-18 18-24
   
11/22
  米国 休場 
南アフリカ 南アフリカ準備銀行(中央銀行)政策金利 
8:30 日本 10月全国消費者物価指数(CPI)(前年同月比)
8:30 日本 10月全国消費者物価指数(CPI、生鮮食料品除く)(前年同月比)
8:50 日本 前週分対外対内証券売買契約等の状況(対外中長期債)
8:50 日本 前週分対外対内証券売買契約等の状況(対内株式)
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