2011年4月18日月曜日

中国と世界の我慢比べ

 中国の外貨準備が昨年同期に比べ24%増え、外貨準備高が3月末時点で3兆ドルを突破したそうです。
 日本の外貨準備高が11160億ドルですから、もう3倍近い水準になっています。
 一人当たりのGDPでは日本は10倍ほど裕福な生活?なりますが、外貨準備高を比べると、中国は日本の3倍近くも保有している訳ですから、1人当たりの生活水準は、日本は中国の3倍ほどのレベルだと考えた方がいいかもしれません。
 今後、中国が今後も年率10%近くの伸び率で成長を続ければ、後10年もすれば、中国は真の意味で大国になっているかもしれまません。
 しかし、中国は、この1-3月期の貿易収支が7年ぶりで赤字になったと言っています。
 貿易収支が赤字であるということは、貿易によって外貨が増えることはありえないはず。
 しかし、外貨準備高は増えている理由はなんでしょうか?
 外貨準備高が増える理由は、中国が為替介入を行い、ドルの保有高が増えている訳です。
 今でも中国政府が為替介入をしないとけないと言うことは、他方で中国人民元を外貨で買っている人たちがいるわけです。
 貿易収支が赤字でも外貨準備高が増えるのは、貿易以外の要因で外貨が流入していると考えられます。
 まあ、どんなことが原因にせよ、今後の人民元高を見越して、海外からいろんな形で外貨が中国に流入していることではないかと思われます。
 海外の投資家などにすれば、そうやって人民元で運用することによって、将来大きく人民元が上昇したときには、大儲けをすることができるからです。
 かく言うわたしも、中国元を少々買いだめていますし・・・・
 中国は変動制に移行と言いながら、為替介入を行い続ける限り、中国国内でインフレは進むのであって、それを回避するために利上げをやると、今度は世界中の資金が中国に集まっている悪循環?になるわけです。
 つまるところ、、そうやって、資金が中国に流入するから、中国はなお為替介入を行い、そうすると益々市場に資金が放出され、そしてインフレを加速する。
 そして、インフレが加速するから、利上げを行うと‥、また資金が流入してくると。
 この我慢比べ、いつまで続くのでしょう。
 早く、中国人民元切り上げないと、インフレ収集つかなくなりますよ・・・・と個人的期待を書きました(笑)。
 個人的には、もう少し中国人民元買い足そうかなと。

太陽光発電
発電量17.7KW ピーク2.85KW
417()
曇り 
 最高気温(℃)[前日差]20 [ +5 ] 最低気温(℃)[前日差]6 [ -3 ]
降水確率(% 0  0  10  10
時間帯(時) 0-6 6-12 12-18 18-24

18日(月)
NZ消費者物価指数(第1四半期)
フィッシャー・ダラス連銀総裁、講演
ロックハート・アトランタ連銀総裁、講演
ブラード・セントルイス連銀総裁、講演

19日(火)
豪中銀議事録
加消費者物価指数(3月)
米住宅着工・建設許可件数(3月)

20日(水)
MPC議事録
米中古住宅販売件数(3月)
ブラジル中銀政策金利発表

21日(木)
Ifo景況感指数(4月)
英小売売上高(3月)
加小売売上高(2月)
米新規失業保険申請件数(416日までの週)
米景気先行指数(3月)
米フィラデルフィア連銀景況感指数(4月)

22日(金)
英国、ユーロ圏、豪州、加、香港市場休場(グッド・フライデー)
米国は株式市場が休場、債券市場は短縮取引
ギラード豪首相、記者会見(日本記者クラブ)

2 件のコメント:

  1. フィリップ証券から「人民元債券ファンド」の案内が来ています。買っておいたほいいのかな

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  2. TXIさん、こんにちは
    中国人民元は、切り上げまでには、まだ時間はかかると思いますので、10年寝かしておく置くくらいの気持ちでないと、投資した気分が出ないかもしれません。
    手数料、1%、年間管理費が1.2%なので、日本のファンドよりは利益が出そうです。
    私は、中国人民元購入してしまったので、これは、しばらく様子見にします。確認は必要ですが、追加型なので今しか申し込みが出来ないわけではなさそうです。

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