2011年12月25日日曜日

私たちは年金は貰えるのか?より、親の年金が下がった時

私は年金を貰えるとは思っていません。
 貰えたとしても、それで生活が出来るとは思いません。
 現在払っている、年金掛け金は税金と思っています。
 年金がもらえなくても、老後を何とかするための対策は自分で構築して行かないといけないことは、10年以上前から考えていました。
 最近の日本政府の借金の増大スピードを見るにつけ、ほんの近い将来に社会保障の低下により、物価に対して社会保障の支給が相対的に下がってしまうことは無いでしょうか。
 このブログを見ている人の世代によって、気になる内容は異なると思います。
 自分が年金受給年齢だったり、年金受給年齢間近であれば、自分の受給額が下げられしまうことはないか、年金支給年齢が上がられるのではないかと言う点が不安に感じるでしょう。
 若い人が年金受給年齢に達するのは何十年も先のことです。 そのころには、世の中大きく変わっているはず。(あまり期待は出来ませんが)
 そんな先の自分の心配より、そんなに先ではないような問題を心配する必要があると。
 自分の親の年金が生活できる金額から下がってしまう心配があるのではないでしょうか。
 年金を継続するためと言う理由で、年金の大幅なカットが絶対に起こらないとは言えません。
 ここ10年くらいで若い人が今後直面するであろう問題は自分の年金よりも、まず親が年金をもらえなくなる可能性です。
 さて、自分の親が年金をもらえなくなった場合、あるいは大幅に減額された場合、経済的な問題は生じませんか。
 親が資産家で年金なんて本当は不要って言う場合は心配いりませんが、資産も貯金もない場合は、親の生活を支えるのはその子供たちになります。
 子供は親の生活を支えて行けるのでしょうか。勝手に死ねとは言えませんし、この場合は国が何とかしてくれるわけはありません。
 そうなると、親世代がちゃんと年金を受け取れるようであって欲しいと・・・今払っている年金は自分は受け取れなくても、親を養っていると思えば良い?
 私の場合、親は自営業だったので、基礎年金分しか貰っていませんので、親の年金無くなっても差はほとんどありませんが、社会保障は年金だけではありません。
 健康保険や介護保険で補償されるはずの物も減額または無くなれば、どう親を養うのか考えておく時期に来てしまったのではないかと、少し悩みつつあります。
 以下の、国家予算のニュースを読みながら、近い将来を考えてしまいました。

国債依存、過去最悪の49%に 12年度予算案
2011/12/23 23:28
 政府は24日、2012年度予算案を閣議決定する。一般会計の歳出は90.3兆円とし、借金に当たる新規の国債発行額は44.2兆円とする。当初ベースの予算規模は6年ぶりに前年を下回るが、国債依存度は10年度の48%弱を更新、過去最悪の約49%と歳入の半分に迫る見通し。一方、政府・民主三役会議は23日、八ツ場ダム(群馬県)の建設再開を正式決定した。
 歳出の内訳は社会保障費や公共事業費などで構成される政策経費が約51兆円。八ツ場ダム本体の工事費も計上する。これに「日本再生重点化措置」の特別枠1兆円と16.6兆円の地方交付税、約22兆円の国債費が加わる。
 歳入は税収が42.3兆円。国の借金に当たる新規の国債発行額は44.2兆円とし、わずかながら前年を下回る規模に抑える。それでも足りない分は税外収入などで補う。
 折衝が最も難航した基礎年金の国庫負担分約2.6兆円については一般会計から除外し、必要になったときに現金化できる「年金交付国債」を発行して賄うこととした。
 震災復興に関する経費約3.8兆円を計上する特別会計もつくる。復興債などを財源に充てるため、一般会計とは別枠で管理する。一般会計に復興特会を足すと歳出額は約94兆円に膨らみ、実質的には過去最大の予算となる。
国債発行額、過去最大 12年度、174兆2313億円
 財務省は24日、2012年度の国債発行計画を発表した。過去の国債の返済期限にあわせて別の国債に借り換えるものも含め、発行総額は174兆2313億円。4年連続で増え、当初計画としては、11年度の169兆5943億円を上回って過去最大となる。
 一般会計の新規国債発行は11年度並みの44兆2440億円。特別会計では、震災復興にあてる「復興債」を2兆6823億円発行する。財政投融資に回す「財投債」は前年度比7%増の15兆円。「借り換え債」は0.9%増の112兆3050億円とした。
 国債の発行残高は12年度末で708兆9千億円となる見込み。借入金や政府短期証券などを加えた「国の借金」は、今年9月末で954.4兆円にのぼっていたが、12年度は国債だけで52.4兆円増える見込みのため、12年度末には1千兆円を超えるのが確実だ。

太陽光発電
発電量6.8KW ピーク1.98KW
12月24日(土)
曇り
最高気温(℃)[前日差]7 [ +2 ] 最低気温(℃)[前日差]0 [ -2 ]
降水確率(%)20 30 30 30
時間帯(時) 0-6 6-12 12-18 18-24

2 件のコメント:

  1. 風じ さん、こんにちはPHV爺です。

    年金を貰っていますがこの価値がいつまで続くか心配です。官僚・政治屋の無策、無能ぶりには呆れるばかりです。国債未達でハイパーインフレを期待し、年金支給額・社会保障の支払額をそのままで責任逃れをしようとしているとしか思えません。国民を貧乏にして官僚たちは這い上がれる魔法の杖でも持っているのでしょうか?

    PHV家庭用電源設備について、A Yoshidaさんの下記ブログに大変興味深い記載がありましたのでお知らせします。
    http://www.blogfromamerica.com/wp/?p=5672#more-5672

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  2. PHV爺さん、こんばんは
    日本はどこかでクラッシュするのは間違いありませんが、それがいつかは判りません。
    公務員や年金で食べていける人は今の状態(デフレ)がとっても居心地がいいと思います。
    まあ、投資で食っている私も、このままの状態で構わないのですけど、なにせ日本は社会保障も税金のうちで、払っている税金が高いわりにサービスがひどい状態。
    最悪の時は、海外へ移住したいと思っています。

    ご紹介のあった、PHVのブログ見ました、アメリカの検証実験みたいですね、面白く読ませていただきました。
    家の充電コンセントには電力積算計つけていますが、充電するたびに記録しないといけません、ちょっと面倒です。
    太陽光パネルのコンバーターには電力の使用状況が時間単位で記録されて、家庭内ネット経由でEXECLデータとして拾えますが、他の電気製品の電力も加算されているので、だいたいしか把握できません。
    PHVが来たら、色々やれることが多そうなので楽しみです。

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