2011年12月21日水曜日

日本の電気自動車(PHV)充電用家庭のコンセントはなぜ専用なのか

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 アメリカでは、その辺のコンセントやガレージの普通のコンセントから充電するのでしょうか?
 アメリカの家庭用コンセントは110Vですが全てアース付になっています。
 日本の家庭用コンセントには、アースラインはほとんど付いていません。
 キッチンの一部とランドリー、トイレ、エアコンのコンセントに付いているくらいですね。
 前にも、プリウス充電禁止事項って言うタイトルで書いたのですが、最近ある掲示板にプリウスPHVの注文で、専用コンセントの工事込でないと注文を受け付けて貰えなかってと書かれていたので、再度確認。
  日本での電気自動車の充電コンセントは、専用回路で単独に引っ張らないといけないとなっていますが、調べてみると。
経済産業省 国土交通省の電気自動車充電設備設置のガイドブック
PDFファイルです。
 特に法律や条例で決められているわけではなさそうですが、充電には大電流プリウスPHVで12Aを長時間流しますので、少しは気にしておかないと、火災を起こす可能性はあります。
 200Vでも12Aの電流を流します。
 この電流量は1200Wのホットプレートやヘアードライヤーぐらいですが、電気自動車の充電の場合は使用時間が長い点が問題になります。
 コンセントの接触や経路の抵抗で発熱すますが、1オームくらい抵抗があるとP=I2×Rとして144Wの電力が熱になります。
 まあ、経路の場合は熱は分散されますが、コンセント部分でも接触抵抗が大きいと発熱がけっこうあるかもしれません。
 普通の状態では、コンセントの接触抵抗は小数点以下で、12Aくらいでは問題ないですが、抜け掛けとか、さびているとかの状態で使用すると危ないですね。
 パナソニックなどの電気自動車用コンセントなどは、抜け防止のストッパーが半挿し防止にもなっていて、こう言ったトラブルを防ぐようになっています。
 実際は使う人がきちっと管理すれば、通常のコンセントでも問題ないとは思いますが、世の中色んな人がいますので、クレーム対策に自動車会社などはうるさいのでしょうね。
 とくに、電気自動車の充電は夜寝ているときに行うことが多いので、なにかあっても家人が気が付きにくいと言う面も考えておかないといけません。
  普通の家庭の配線は大本のブレーカー(50Aとか)に漏電ブレーカー、この後に高速瞬断ブレーカー(20A位の物)が付いています。
 高速瞬断ブレーカーが6回路くらい使われていて、この一つ一つが各部屋のコンセントや、電灯に配線されていて使えるようになっています。
 ガイドブックではここに割り込むのではなく、メインのブレーカーから高速瞬断ブレーカーを一回路追加して、それを電気自動車のコンセント単独で使用してくださいと言っているわけですね。
 よくあるのが、キッチンでオーブントースターを使いながら電子レンジを使ったらブレーカーが飛んだと言う話で、他の電気器具と同じ回線で電気自動車の充電を行わないようにと言うことです。
 私の家も、電気自動車用の200Vのコンセントは単独で引っ張ってあります。

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1220()
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