文部科学白書2010から抜粋
ちょっと古いでデータですが、平成22年の１５歳から２４歳までの若者の完全失業率日本の失業率は９．４％です。
日本の完全失業率は５％を切ったとの報道はこの国の本当の実態を表していません。
若者以外で、今も失業していない中小企業の人の多くは、雇用調整金によって失業していないだけであって、実際は若者と同じくらい仕事がありません。
今後、若者が仕事ができる社会になっているでしょうか？
過去５年間で製造業は社員を１００万人削減しており、これに従い総務・資材・品証も大幅に減らしています。
最近では企業は海外採用を増やしており、日本人だからと言って採用するということがなくなってきています。
増やしている職場はサービス業でこの中でも介護等の現場です。
介護の職場は若者はあまり居ません、仕事がきつい割には低賃金という職場が介護の現場であり、大学まで出てきた若者にはあわない職場となっているます。
介護職員の年収は残業手当も入れて２００万円から３００万円が多いと言われており、ほとんどが退職したサラリーマンや一般主婦をアルバイト的に雇っています。
今後、国内市場に見切りをつけ日本企業はますます海外に出ていき、高卒や三流大大学（今や一流大学卒でもですが）を卒業した若者が働ける場所が減っていきます。
つまり、ラインコンベアーで働く人は要らない、国内にはそんな仕事は無く、一部の優秀なクリエーターと経営者・優秀な管理職、サービス業の仕事しか無くなっていきます。
まあ、海外の大学生が、日本の大学生の合格インタビューで日本人が「いままで大変だったので、大学入学したら遊びます」と言った話を聞いて絶句したいたのが印象に残るように、日本の大学のシステムがおかしい。
海外の大学生は朝から夜まで遅くまで勉強しないと卒業できません。
今の日本の大学生と海外の大学生を比べればグローバルな企業は海外の大卒を採用します。
製造業がグローバル化した時代、今後、情報産業・サービス業もＩＴの発達により、日本人でなくても良くなって来ると思います。
いや、すでにクレーム処理などの電話応対とかは外人や海外でおこなわれつつあります。
日本人の労働者は海外の労働者より優秀でなければ採用されない時代です。
今、大企業のサラリーマンも一夜にして失業する時代だと言うことを認識して対策を考えておく必要があります。
太陽光発電
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4月29日(日)
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