円高だが、これは日本の国際収支が黒字だからと。
これは、当たり前な話ですよね・・・政府がいくら円安へ持っていこうとしても、輸出産業の補助金にしかなりません。
貿易収支が赤字でも、所得収支が黒字でトータル黒字なら、単純に考えて円高になります。
外貨を売って円を買う方が多いわけですから。
しかし、日本の製造業は輸出では儲かりませんし、国内の物や食品は輸入物に値段で勝てません。
日本国内の企業が儲からなければ、国民の所得も減って、購買量が落ちるのでデフレになるのも当たり前ですね。
日本の工場が海外へ出て、輸出が減っても所得収支を含めて国際収支が黒字を達成しているうちは、円高デフレは変わらない。
では、所得収支のお金はどこが儲けているのか?
日本の場合、金融資産を海外に投資して儲けていると思われがちですが、日本の銀行(郵貯も含む)や保険会社は日本の国債を買っています。
一番大きな所得収支とは、「日本企業が外国で儲けた金額-外国企業が日本で儲けた金額」なんですね。
国内へ還流しているのは、内閣府 今週の指標 No.1024 所得収支の動向(http://www5.cao.go.jp/keizai3/shihyo/2012/0227/1024.html)
を見ると、昨年の所得収支のほとんどが”証券投資収益”と”直接投資収益”です。
証券投資収益は一番がオーストラリア、次にアメリカとなっていて、AU$とニューヨーク証券と判りやすいですね。
私もこのおこぼれで収益を上げているよな物です。
直接投資収益は、アメリカに工場作ってトヨタが大儲けしているとか、タイに日本の自動車会社が工場作って世界中に輸出して儲けたお金と言えば良いのでしょか。
このお金が日本に還流して、黒字になっていると見るわけで、日本に還流しない海外投資分も入れると世界をまたにかけているグローバル企業は大儲けしているはずです。
ただ、このお金は会計上乗るだけで、研究や再投資に回って、日本国民の懐にはあまり入りません。
そう考えると、一部だけ還流して国際収支を黒字にしているグローバル企業群は、どれだけ海外に内部保留を積み上げているのか恐ろしくなります。
私が経営者なら国内はそこそこ赤字にして、海外で貯め込みます。国内の企業活動分だけ還流させればよいです。
これらのお金が、日本円に為替されれば、日本として黒字ならいつまでも円高になります。
太陽光発電
発電量6.9KW ピーク1.21KW
5月22日(火)
雨後晴
最高気温(℃)[前日差]22 [ +1 ] 最低気温(℃)[前日差]18 [ -1 ]
降水確率(%)60 80 40 40
時間帯(時) 0-6 6-12 12-18 18-24
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15:30 白川日銀総裁、記者会見
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17:30 英中銀、議事録公表
17:30 英4月小売売上高
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23:00 米3月住宅価格指数
23:00 米1-3月期住宅価格指数
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FX投資
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